2月20日 金曜日 薄陽が差して寒さも和らいできたか…

燃やせるゴミの袋を集積所に運んで、西の小径から駐車場を眺めれば、朝日の昇る時間に東の空は雲に覆われていました。天気予報では氷点下の気温と言っていたけれども、隣の畑には霜は降りていなかった。夕べは9時半に床に就いたのは好かったが、12時半には目が覚めてしまう。居間の部屋はかなり気温が下がっていたので、珍しくストーブを点けて暖まったのです。『スパルタカス』という映画が始まっていたので、最後まで観てからまた床に入ったのです。

再び目が覚めればもう6時過ぎで、女将が厨房に入る前に箸や小鉢をテーブルに運び、朝食の支度を手伝うのでした。夕べの鰤の照り焼きが一つしかなかったので、卵の出汁焼きが出て朝飯の時間となりました。朝は腹が減っているから美味しく戴いて、お茶をもらったら洗面と着替えを済ませてもうひと眠りする。9時前には目が覚めて、プールへ行く準備をして煙草を一服。今週も水木金と三日続けて泳ぐのでした。月曜日も泳いだから今週はもう四日も泳ぐ。

9時半前に「今日は随分と早いわね」と女将に言われて家を出たけれど、立体駐車場の四階まで車で上って、長い廊下を歩き、エレベターとエスカレーターを乗り継いで、スポーツクラブの入り口に辿り着いたのは9時40分なのでした。金曜日はいつもロッカールームは空いているのでしたが、プールはいつも来るメンバーで一杯なのでした。今日も15分ほど泳いでプールサイドに上がるのです。着替えて家に帰れば10時40分なのでした。厨房に入る前に一服です。

郵便物が幾つも届いていたから、よく見てみると先日出したはずのマイナンバーカードの申請書のうち、女将の申請書が送り返されてきていた。顔の写真が大きすぎて余白が少ないと言うのでした。自分で撮るのではなく、お袋様も撮ったというスーパーの証明書写真の撮影機で撮ってくるように女将に言うのでした。その他に請求書の入った封筒以外に、しばらく会っていない画家の従弟から年賀状の返信が届いていた。近々新作を出すという知らせなのでした。

UNICEFから届いた感謝状は”shibata-san Thank you for 20years”と書いた板を子供が持っている写真でした。20年前の自分はやっと管理職になった頃で、我が家の子ども達もそれぞれに所帯を持って暮らし、気持ちにも余裕があったのだろうか。今になって思えば、愛犬ペコや愛猫小次郎がいた時代も、それほど昔のことではないのに何か随分と昔のような気がするのです。パソコンに入力した写真の日付が唯一の記憶の頼りで、記録に撮っておくのは大切だと思う。

4時を過ぎて女将は厨房から自分の部屋に引っ込んでしまう。亭主は晩酌の準備をするにはまだ早すぎると、パソコンに入っている昔の写真を見て懐かしさに浸っている。4時半になったら、もう好いだろうと、今日買ってきたローソンの「こてっちゃん」と昨日ショッピングモールで買った「ごくうま」というキムチを冷蔵庫から取り出して、焼酎の炭酸割りの準備を始めるのでした。皿を使わないから好いのだけれど、何かちょっと風情がないのです。

亭主が最初の一杯を飲み終わる頃に、厨房に戻った女将が大根と人参の鱠を出してくれた。そして今夕のメインディッシュには、亭主の作った焼売とキャベツの蒸したものが出る。キャベツが殊の外甘いのには驚いた。明日の予定を女将と話して、午前中に隣町のスーパーに行くので、プールには行けないのが判った。無理をすれば午後には行けるのかも知れないけれど、無理をして行くようなものではない。とにかく晴れて暖かくなるらしいのが嬉しいのです。
