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2026年5月上旬



5月1日 金曜日 朝から雨の5月入りで…

 夕べは9時に床に入ったのに、今朝は6時過ぎまで目が覚めなかった。何が好かったのかは判らないけれど、室温が18℃しかなかったから、ぐっすりと眠れたのかも知れない。コーヒーを淹れて新聞を読む。今週の主な仕事は全部終わらせたから、今日はプールに出掛けて泳ぐだけの予定なのです。傘を差しながら燃やせるゴミの袋をぶら下げて、西の小径を集積場まで歩けば、夕べからの雨で、隣のお花畑の花々は皆小さくすぼんでいるのでした。

 駐車場のキンモクセイの新芽が伸びて色鮮やかになっていました。女将が食事の支度を始めたので、亭主もおかずの野菜類をレンジでチーンしたり、小鉢に盛り付けたりしてテーブルまで運ぶのです。今朝は鰯の蒲焼き丼だった。夕べは塩焼きで二人で1匹ずつ食べたから、300円の魚で4人分食べられたことになる。実に経済的な食材なのです。栄養もあるし、血液さらさらになるしで、女将が毎回のように買う理由がわかるのです。

 食事が終わってプールに出掛ける時間までには、1時間近くの隙間時間があるのだけれど、洗面と着替えを済ませて居間の椅子に座ってゆっくりとお茶を飲む亭主。CDでも聴きたいところだけれど、CDを載せる台の開閉が上手くいかない。10年以上経ったものは、皆何処か壊れているのです。外は雨が激しく降っている。「こんな雨じゃプールも空いているんじゃない?」と女将が言うけれど、老人たちの常連さんは毎日の習慣を大切にする。

 果たして、いつものようにロッカールームで着替えれば、ジムを終えた人たちはいつものように風呂の開くのを待ち、プールの開くのを待つ人たちは、階段のところから並んでいるのでした。歩くコースは空いていて、50mを歩いたら隣の初心者コースへ入って100mほど泳ぐのでしたが、4人5人と人が入ってくるので更にとなりのゆっくり泳ぐコースへ移る。ここで10分ほど泳いだら、また人のいないあるコースで50m歩いて今日はもう終わり。

 降りしきる雨の中を家に帰れば、車から玄関まで歩くのにも傘を差す始末。昼はモヤシラーメンを作って、半熟に茹でた卵を入れて、冷凍物の小籠包をチーンして食べました。市販の白湯スープはとても美味しいらしく、珍しく女将がレンゲで汁まで飲んでいた。汗をかきながら昼食を終えてひと休みすれば、今度は土砂降りの雨の中をスポーツクラブまで女将を送って行かなければならなかった。夕べはよく眠ったので、食後も眠くならなかった。

 2時を過ぎたらやっと眠気が襲って来て、ベッドに横になって1時間ほど眠ったのです。玄関の開く音がして目が覚めたら、女将が歩いて帰ってきたのでした。あんなに降っていたのに外は晴れて、道路もすっかり乾いているではありませんか。「今日の天気はまったくどうなっているのか解らないわ」と女将が言うのを聞きながら、亭主は近所の散歩に出掛けるのでした。雨で空気が綺麗になったからか、みずき通りの新緑が実に鮮やかに見えた。

 夕食はホウレン草と豚肉の常夜鍋だと言うから、亭主は市販の冷凍枝豆を解凍して、溶かしておいた白モツとハラミの串焼きを焼いて、晩酌の肴にしたのです。外は晴れた夕景色だったのですが、風がとても強くて向かいの森の木々が大きく揺れているのでした。晴れていると夕刻の6時を過ぎても随分と明るいのです。明日は土曜日、車のナビに付いている電話機能を使って、登録してある番号を読むことが出来ると気づく。明朝、試して見よう。



5月2日 土曜日 眩しい朝の光が部屋中に広がる…

 夕べは9時に床に就いて、今朝は4時に目が覚めました。7時間は眠っているのに、まだ眠たいのは初夏の陽気のせいなのか。コーヒーを淹れてニュースを見ながらまずは一服です。居間のブラインドを開ければ、眩しい朝の光が部屋中に広がる。新聞を取りに玄関を出て、朝顔の双葉がまた少し大きくなっているのを確認するのでした。車の鍵を持って夕べ思いついた電話番号を表示させてみる。家族と親戚の分だけ写し取って、後はすべて削除。

 随分と昔のデータだから、昔の職場の知人たちの番号や釣り宿の番号などは、もう使わないのでした。友人の電話番号も東京の自宅の番号しか登録されていないから、どうしようもない。メールアドレスはそのまま新しい携帯にも表示されるのだけれど、電話はかけないと番号が残らないから、復活させられないのです。コンビにまで煙草を買いに出掛ければ、空は青く木々の新緑が鮮やかなのでした。今日は何をしようか、まだ考えていない。

 朝食を終えてお茶をもらったら、寝室のベッドに横になって9時までひと眠りする。もう一度コーヒーを飲んで一服したら、庭木の様子を見ながら散歩に出掛けるのでした。天気も好いことだし、午前中に少し歩いておかないと、一日4000歩の目標はこなせないのです。9時15分からドジャース対カージナルスの試合が始まったのだけれど、初回に3点も取られたので、またかと玄関を出ると、外は5月の晴れた陽射しで気持ちが好いのでした。

 隣のお花畑には、遠くの方まで一面に黄色の花が咲いて、こんなこともあるのだと驚くのです。今日はどこへ行こうかと西の小径の階段を降りれば、陽の当たる道を東へ向かい、みずき通りに出て坂道を下るのでした。青い空にハナミズキの新緑が鮮やかで土曜日だからか車もまだ走っていないのです。20分ほど歩いて、またドジャース戦を観に家に帰るのでした。相手チームが調子が好いのか、チャンスがあってもなかなかものに出来ない。

 厨房のテレビを点けて、天麩羅を揚げながら観ていたけれど、ドジャースは一向に点を取る気配がない。蕎麦とうどんを茹でて皿に持ってテーブルに運ぶのでした。海老とイカのかき揚げとピーマンの天麩羅は、二人だけなので少しにしておくのです。腹は一杯になったけれど、やはり欲を言えば蕎麦が美味しくない。自分で打っていた頃の蕎麦の方が、何と言っても美味しかったような気がするのです。今はもう幻の手打ち蕎麦になってしまった。

 食後のひと休みが終わったら、今日こそは目標の4000歩を越えようと、靴を履いて玄関を出るのでした。いろいろな花の咲き乱れるお隣のお花畑を通り越して、お袋様の住むマンションの坂を下り、調整池の周りの道を中央通りに沿って歩く。陽射しが強すぎて、途中で日影で休みながら、ぐるりと調整池を回る形で公園のところまで来る。後は登り坂を登り、家の脇の西の小径の階段まで辿り着くのです。これで今日は朝から4000歩を越えた。

 それにしても暑さは最近にしてはこの上なく、家に帰ってすぐに水を飲んだのです。茄子やトマトの支柱を立てて、針金で固定するかどうか考えたまま、もう少し様子を見てみようということになる。これから夏野菜がなり始めるから、庭仕事も次の段階に入るのです。女将は買い物に出掛けると行っていたから、家に帰っても誰もいなかった。室温は25℃を越えていたから、相当な暑さなのです。好い運動になった午後の散歩なのでした。

 土曜日の夕刻は何も面白いテレビ番組がない。伝統の巨人阪神戦も、巨人が勝っていれば観ることもあるけれど、今日は好いところがなく点を取られ放題のようなのでした。知っている選手もほとんどいないから、MLBほどの熱も入らないのです。4時半を過ぎて、今夕はチキンソテーだと知らされて、晩酌の支度を始める亭主。出来上がるまでに菓子類をかじりながら一杯飲み始めるのでしたが、今宵はどうやって過ごそうかと考えてしまう。



5月3日 日曜日 5分もかからない髭剃りが面倒だけれど…

 夕べは11時前に床に就いて、今朝は5時過ぎに目が覚めた。寝しなにGoogleにログインするパスワードを思い出したと思ったら、名前をローマ字で入力してしまい、失敗。「性・名」とあったから漢字で入力しなければいけなかったのか。今朝になったらもうパスワードは忘れていたから、自分が情けなくなる。朝日を浴びた居間の部屋は肌寒く、思わず首をすくめてしまうのでした。FacebookとLINEにはまだアクセス出来ていないのです。

 庭の様子を見て歩けば、西側の庭に蒔いた松葉ボタンも、南の庭に蒔いたインゲンもまだ発芽していない。この間、取った雑草の芽ばかりがもう伸びて来ているから、また草取りをしなければと思うのでした。根から抜いているのに、どうしてまた生えてくるのかと不思議でならない。トマトの枝が伸びて次の花が咲き始めたから、支柱を増やしてやるのでした。髭が伸びたから洗面所で髭剃りをする。5分しかかからないのに何故か面倒に感じる。

 いつものように朝食の支度を手伝って、煮物や漬け物を小鉢に盛り付け、テーブルまで運ぶ。味噌汁を運んでいる間にご飯をチーンして、鯖が焼けたのでこれもテーブルまで運んでいくのでした。味噌汁に入った新玉葱が甘くて美味しいのです。鯖もノルウェー産だったので脂が乗って、塩辛くなくてとても旨かった。お茶をもらってひと休みしたら、今日は女将の朝ドラがない日なので、静かに椅子に座って買い物に出掛ける時間を待つのでした。

 お袋様を迎えにマンションまで行って、隣町のスーパーへ出掛ければ、やはり連休だけあってとても混んでいた。最初に入ったお客が出るから、店の入り口近くの空いた場所を探す。車から降りた女将が例によって外に並んだ花を見ている。手招きして亭主を呼ぶから行ってみると、紫色のクレマチスが安く売っていたので、買うことにしたのです。店の中もかなり混んではいたのですが、女将のメモに従ってすべて買いそろえてレジに並ぶ。

 家に帰ってドジャース戦を観ながら昼食の支度をするのです。買い物に出掛ける前に一回の裏で、もうホームランを打たれて3点も取られていたのが、最後まで響いてまた負けてしまう。佐々木投手が登板すると、何故か打たれることが多いのです。今日の昼は揚げたてのトンカツを買ってきたので、ブロッコリーを茹でて、トマトを切って、スパゲッティー・ミートソースの上にトンカツを載せて食べるのでした。スープも作ったので満腹になる。

 満腹になると朝も早かったから眠くなって、ベットに横になったのですが、今日は2時間近く眠ったのでした。午後の昼寝が長いと一日が短く感じるのです。女将のスポーツクラブの予約を終えて、テレビで「ビーキーパー」という映画を観ていたら、引き込まれて4時まで観てしまった。昨日の夜も同じ映画を観たのに、何故か面白いのでした。散歩に出た女将が帰ってきて、夕食の下ごしらえを始めたので、亭主は晩酌の支度をするのです。

 夜は生姜焼きにするというのに、亭主は串焼きを二本焼いて酒の肴にする。野菜は白菜のキムチ。5時過ぎには夕食になって、今日はテレビも何も面白いものがないからと、窓の外の景色を眺めては酒のグラスを傾けるのでした。新聞のテレビ欄を見ていた女将が「やはり今日は相撲がないのね」と言う。ニュースで相撲のことを取り上げていたから、今週から始まると思い込んでいたらしい。相撲が始まると野球もあるから忙しくなるのです。


5月4日 月曜日 風は強かったけれど朝の雨も暖かく…

 夜明け前からドジャース戦が始まっていたので、今朝は4時前に起き出してテレビを点けたのです。昨日まで負けていたから、今日こそは勝って欲しいと思ったのです。コーヒーを淹れて飲みながら、ピッチャーがどんな球を投げるのかまで、最近は見ているようになったから、気を休める暇がない。ネット裏で楽しそうに話をしながら観ている観客たちを、少しは見習わないと。6時前にドジャースが勝って、寝室で少し眠ったのです。

 7時を過ぎて目が覚めて、「ご免なさい寝過ごした」と厨房に行けば、女将はまだ来たばかりらしく、いつものように亭主が小鉢を盛り付けてテーブルまで運ぶのでした。炊きたてのご飯に鰯の蒲焼きを載せて、キュウリや大根の漬け物を食べながら、とても美味しく戴いた朝食なのです。食事が終わって燃やせるゴミの袋を持って集積場まで運べば、時間が遅かったから今朝は沢山のゴミが捨てられていた。風は強く雲が飛ぶように流れている。

 プールに行くのにも高層マンションの間は、ビル風が立っていられないほどの勢いで吹いているのでした。駐車場もやけに空いていて、ロッカールームもいつもの半分くらいしか使われていないのです。それでも来ている人たちはいつもの常連さんたち。プールも賑やかないつもの小母さんとお爺さん以外には人はいなかったのです。ひとコースに一人二人だからスピードが違ってもあまり気にならない。いつもより長い距離を泳いで帰るのでした。

 帰りには地階のスーパーに寄って、暑いから素麺にしようかと言えば、まだ早すぎると言う顔をしていた女将を思い出して、胡麻だれのざるラーメンを買って、明日の分に蕎麦を買って帰るのでした。冷凍餃子や甘夏も買って帰ったので、家に帰ったら早速鍋に湯を沸かして、フライパンに餃子を並べたら、薬味の葱を刻んで、久し振りに女将と二人でざるラーメンを食べるのでした。亭主は暑くて仕方がなかったので、氷の上に茹でた麺を載せた。

 ドジャース戦を観たために夕べはちょっと寝不足だったので、昼食後はベッドに横になって、ぐっすりと眠ったのでした。あまりにも風が強かったので、散歩に出た女将が途中で帰って来る始末。駐車場のトマトのポットに立てた支柱だけでは、倒れそうだったので、支柱の補強をしてやる。こんなに風があっては、庭仕事どころではないのです。ついでに土が乾いていた西の小径沿いに双葉が出た朝顔や、やっと花を咲かせた芍薬などに水を遣る。

 女将の話では今日は日中28℃になったとか。夕方になっても、今日は動かないからお腹が空かないと行っている女将に、「まだ明るいから散歩に行ってみれば」と亭主が言うのでした。その間に亭主は晩酌の支度をして、鶏手羽のスモークなどで一杯飲み始めていました。今日歩いた距離は2000歩あまりだったけれど、プールで泳いだ分、亭主は動いているのでした。残っていた野菜や肉で夜は野菜炒めを亭主が作る。静かな夕暮れ時なのです。



5月5日 火曜日 風も収まって朝から陽射しが眩しい…

 夕べは9時前に床に就いて、今朝は5時半に目が覚めました。夜が涼しかったので、トイレに立ったけれどよく眠れたのです。居間の部屋に行ってブラインドを上げれば、眩しい朝日が部屋中に広がって、幸せな気分になるのでした。新聞を取りに玄関を出れば、駐車場に置いたポットの野菜たちがまた一回り大きく育っているのです。室温は20℃を越えているのに、何故かひやっとするのは、暖かさに慣れてしまったからなのでしょうか。

 インド映画を観ながら、コーヒーを飲んで一服する。歌や踊りが多いのはお国柄で、言語が多くてストーリーを追うよりも、目で見て楽しめる作りであるかららしい。女将が厨房に現れるよりも前に、小鉢に野菜を盛り付けて箸と一緒にテーブルまで運んでおく。魚を焼くのに10分はかかるから、その間に味噌汁とご飯を用意しておくのです。脂の乗った鰺の開きは小さいけれどとても美味しかった。朝日を浴びて食べる朝食はまた格別なのです。

 今朝はあんなに沢山眠ったのに、満足な食事を終えたらまた眠気が襲って来たのです。何も慌てることはないと1時間ほど横になって眠ったら、庭木の様子を見て買って来たままになっていたクレマチスの植え替えをした。小さな鉢に針金で綺麗に作ってあったのを、全部ほどいて玄関の前のフェンスに誘引しようというのです。細かなことは解らないけれど、蔓の伸びるのに任せて放っておけば好いだろうと、なんともアバウトな植え替えです。

 次にこれも買ってきてそのまま鉢に植えたままだったエニシダを、東の庭の小手毬の脇に植え替えたのです。あまり背が高くならないから、昔のエニシダとは種類が違うのかしらと思ったけれど、陽当たりの良い場所なら育つだろうと水遣りをしておくのでした。女将が玄関から出て来て散歩に行くのかと思ったら、昨日二人でショッピングモールに行こうと言っていたので、どうやら行く気になったらしい。亭主は急いで靴を履いて準備をする。

 ところが慌てて出て来たものだから、着いてすぐにトイレに行きたくなった亭主が、トイレに行っている間に女将がいなくなってしまう。これが失敗の元なのでした。トイレの出口は一つだけれど、大型電気店の前で待っていてと言ったのに、帰って来ても見当たらないのです。スマホに連絡を入れても彼女は持ち歩いていないから繋がらない。30分待っても会えないから、どうしようかと思ったら電話が入って家に帰って来ているというのでした。

 もうとうに11時半を過ぎていた。急いで車で帰宅して昼食の支度をするのでした。ドジャース戦は8対3で勝ったから好かったものの、トイレで行き違いになったとは前代未聞なのでした。急いで作った蕎麦はおろし蕎麦。二人とも口も利かずに食べるのでした。昼は気温も上がって半袖でも十分なのです。食後に一休みしていると、お袋様から電話が入る。家のトイレがピカピカとランプが付いて、ウォシュレットが使えないのだと慌てている。

 様子がわからないから、雪駄を履いたままですぐに訪ねてみれば、トイレを取り替えてから12年経っているから、多分、その警告灯なのだろうと言うことになる。連休が終わったら業者に電話をして見てもらうほかはないのでした。お茶を一杯もらって話をしていると、今度は女将から電話が入って、スポーツクラブの予約の時間が迫っていると言う。まだ10分もあるから大丈夫とお袋様の家を出れば、女将がスマホを持ってお花畑をやって来る。

 結局、家の中に入ってテーブルの椅子に座って、いつものように予約を完了させたのですが、お袋様も女将もどうして皆こうもすぐに焦ってしまうのかと、不思議でならないのでした。今日は西の小径に面した駐車場に蒔いた朝顔が双葉を出していた。亭主の寝室の前に蒔いたインゲンも発芽していたから、植物は正直で待てば育ってくるのです。水遣りを済ませて家に入れば、女将が遅い散歩に出掛けると言う。亭主は晩酌の支度を始めるのです。

 晩酌の肴は枝豆と串焼き。枝豆は流水で解凍して、ハツとハラミと白モツも、溶けていたからそのままグリルで焼くのでした。4分で塩を振って合わせて8分焼いたら、皿に盛ってテーブルに運ぶのです。4時半には間に合って、女将が散歩から帰る前に飲み始めるのでした。外はまだ明るいのだけれど、我が家の夕食は早いから、5時には女将が焼売を蒸かして、茹で上がったジャガイモをおかずに夕食を食べ始めたのです。明日はプールへ行く日だから、今夜も早く休んでおこうと思うのです。


5月6日 水曜日 朝は昨日よりも涼しく曇り空…

 夕べは9時半に床に就いて、今朝は3時過ぎに一度目を覚まして、眠れなかったから起き出してコーヒーを飲む。5時までテレビを見てまた床に入れば、6時半にはすっきりと目が覚めたのです。庭のインゲンが発芽したのに昨日気が付いたから、気になって見に行けば、種を蒔いたところすべてに芽が出ていたから嬉しかったのです。その向こうにあるキュウリも大きくなっていたので、そろそろ支柱を立てなければいけないと思うのでした。

 朝食は鮭のハラミをジャガイモと一緒に女将が焼いて、その間に亭主が小鉢を盛り付けるのです。苺は売っていれば買ってくるけれど、もうあまり美味しくはなかった。大きな鮭をハラミの部分だけに切って売っていたのは、脂が乗って柔らかく、かなり美味しいのでした。味噌汁には家で採れた絹さやを入れて、朝からかなりご馳走なのです。食べ終えてひと休みしたら、ベッドに横になって1時間ほど眠るのでした。ドジャース戦は9時から。

 プールに行く時間までテレビの前で観戦していたけれど、大谷投手がホームランを打たれて、1点取られたところで出掛ける時間になってしまいました。外は曇り空で、半袖を着てちょっと寒いかとも思ったけれど、動いているとそんなでもないのです。みずき通りを下ればハナミズキの綠がとても鮮やかで、やはり5月なのだと思うのでした。いつもより少し遅れてスポーツクラブに着いたけれど、ロッカールームには誰もいないのでした。

 プールも連休のせいか今日も空いていて、初心者コースだけ5人も泳いでいたけれど、後のコースは一人しかいなかったので、今日はゆっくり泳ぐコースに入って、ゆっくりと泳ぎ始めるのでした。それでも20分泳いだら買い物があったので、地階のスーパーに寄って昼のおかずを買って帰る。家に戻れば女将がスポーツクラブが休みなものだから、「お昼は急がなくても好いわよ」と言うので、しばらくドジャース戦の続きを観ていたのです。

 昼は家で採れた長ネギと買って帰った厚手の海鮮かき揚げで、天麩羅うどんにしたのです。二つで400円もする大きなかき揚げは、海老がしっかりと入って野菜も沢山入っていたので、女将が途中でレンゲを取りに厨房に立った。二人とも汁まで飲んで、部屋は暑いのに汗をかいてしまうほどなのでした。ドジャースは2対1で破れてがっかりする亭主。女将は笑っているだけでした。外は曇っていても室温は23℃もあり、涼しい風が心地よい。

 昼食後は1時間ほど昼寝をして、庭や駐車場の植木の手入れを始めました。雨風が来る前に少しは準備をしておかないと、植物の成長は思ったよりも早いのです。まずは駐車場に置いたポットのトマトが大きくなってきたので、支柱に針金で留めて行く。それから、昔使っていた支柱は東の庭の隅に沢山あるので、それを南の庭に運んで柔らかい地面に突き刺して、ネットを張るのですが、これが案外大変で1.8m×3.6mだから広げるのにひと苦労。

 後は針金でネツトをあちこち留めてやっと完成です。中腰で作業をするのが一番辛い。家に入れば、夕方になったというのに、女将が買い物に出掛けるというのでした。亭主はテレビの映画を観て、晩酌の準備をする時間になるのを待っている。4時半になったので、氷や酒と炭酸を準備して、今日はハツと白モツを解凍しておくのです。女将が帰って、雲呑揚げをしてくれると言うので、串焼きを焼き始める。ワイングラス二杯で気持ちよくなる。



5月7日 木曜日 朝のうちは雨が降っていたけれど…

 夕べは10時半に床に就いて、今朝は5時に目が覚めました。6時間半の睡眠ですが、居間の部屋に行ってコーヒーを沸かしている間にブラインドを開け、新聞を取りに玄関を出るのでした。お隣のご主人がプラゴミ袋を持って集積場に行くのが見えたので、亭主も女将に言われていたのを思い出して外に出ると、なんと雨が降っているではありませんか。帰りに西の小径の階段を昇って家の南側の庭を見れば、胡瓜やインゲンが元気に育っている。

 玄関前のポットや植木鉢に植えた野菜や花も、雨で濡れて水遣りの手間が省けた。キュウリやトマトの花が咲いて、これからが楽しみな季節だと思うのでした。クレマチスは茎と花が多すぎるのがちょっと心配です。フェンスに絡めて花を楽しみたいと思うのですが、イメージ通りにはならないのかも知れない。居間に戻って今朝の新聞を読み始める。それでもまだ時間が早いから、テレビを点けて女将が現れるまでインド映画を観るのでした。

 10分ほどかけて小鉢を盛り付け、冷凍室のご飯をチーンして茶碗に移している間に、女将が厨房に入ってベーコンエッグを焼いて、味噌汁を作り、鮭を焼き始めるのでした。昨日の焼売の残りもあったので、今朝のテーブルには、とても沢山のおかずが並びました。苺はもう終わりにしたから、甘夏を剥いてくれたのがあったので、小皿に載せて並べたのです。夕べ女将が作っていた鶏の胸肉の茹でたのとニンジンの和え物もなかなか美味しかった。

 食休みをして寝室の畳の上に横になって、身体を捻ったり柔軟運動を始めようとしたのですが、なかなか運動にまでは辿り着かない。諦めて居間で本日二度目のコーヒーを飲むのでした。女将が散歩に出掛けるからと玄関を出て、亭主も近所を歩こうと外に出たのですが、青空が広がって気持ちが好かったので、写真でも撮ろうとしたところに電話の音楽が鳴る。近くのスバルからで、今日は半年点検の予約をしていたのです。急いで出掛けて行く。

 約束の時間よりも15分ほど遅れてスバルの店に着けば、係の人が出て来て車の鍵を渡す。11時は過ぎてしまいますがと言われて、店の中で待っていたら、30分ほどで車は洗車まで終わって戻って来たのに、なかなか担当者が来ない。11時半を過ぎた頃にやっとやって来て説明をしてくれた。あちこちのオイル漏れがあって、全部なおすと40万円ほどかかると言う。タイヤも替えなくてはいけないし、年末には車検があるから70万円はかかるとか。

 家に帰って12時前だったけれど、大鍋に湯を沸かしている間にモヤシと挽肉とシナチクを炒めて、鶏ガラスープと蕎麦の出汁と砂糖を入れてスープを作り、麺を茹でたらはいでき上がり。午前中の半年点検の話をすれば、女将は困った顔をしているのです。あと何年車に乗れるのかと考えたら、せいぜい10年が好いところだろうから、ディーラーの薦めてくれた中古車という選択肢もある。軽自動車も好いけれどぶつけられたら命も危ないと思う。

 資料を送ってくれると言うから、まずはそれからなのです。午後は女将のスポーツクラブの予約を取り終えたら、夜は何にしようかという話になって、亭主がカレーを作るからジャガイモを買いに行こうと、隣町のスーパーに二人で出掛けるのでした。平日なのに随分と混んでいて、車は店の近くには停められなかった。日曜日もお袋様と一緒に買い物に来るので、今日のところは肉と活きの好い鰯が出ていたから、それを買って帰るのでした。

 家に戻れば女将は「今月号の『今日の料理』が好さそうなので買いに行ってくる」と言って、午後の散歩を兼ねて出掛けて行くのでした。昼間に動かないと夜が眠れないと言うので、亭主も何も言わずに見送るだけなのです。往復3kmはあるはずだけれど彼女の日常的に歩く距離だから心配はないのです。亭主は厨房に入って夜のカレーを仕込むのです。ルクルーゼの鍋で、玉葱、人参、ジャガイモを切って水で煮込み、最後にカレー用の肉を入れて、ルーを加えてとろ火で30分。美味しいカレーの出来上がり。


5月8日 金曜日 暑すぎる朝は晴れて青空も覗いたけれど…

 夕べは9時には寝床に入って、またしても3時過ぎに目が覚めてしまう。室温は24℃もあるから、いつになく暑いのです。もう一度寝ようと思うのですが、2時間ほどはテレビを観て、今朝はコーヒーを飲まずに5時になったらまた床に潜る。次に目覚めたらもう7時なのでした。朝食の支度もあまり手伝えずに、とにかく燃やせるゴミだけは集積所に運んで行く。ゴミを捨てた帰りの近所の小母さんや子供を見送るお母さんに会って挨拶をする。

 亭主があまり手伝わないと、朝食は10分ほど遅くなる。昨日買った鰯の蒲焼きは相変わらず美味しいのです。鰯が大きくなっているので、亭主の茶碗には、ご飯を多めに入れてもらうのでした。苺の時が終わったので、朝食にはデザートがなかった。お茶をもらってひと休みしたら、ホースを伸ばして庭木に水遣りをする。水場から一番遠いところにあるキュウリやインゲンの苗のところには、上からシャワーにして水を撒くのでした。

 プールに出掛ける時間になって、少し遅く行った方がロッカールームもプールの入り口も空いているから、今日は駐車場からゆっくりと階段を昇って、スポーツクラブの入り口まで歩くのでした。ツツジの時期が終わって今度はさつきが花を咲かせている。この暖かさでは花もすぐに満開になるだろう。二階から三階へと長い階段を昇れば、広場になっていて左手にプールの建物が見える。ここにもサツキが咲き始めて、それを観ながら四階に昇る。

 連休後だからか、今日はプールも混んでいました。ひとコース5人から6人も人が入って、皆同じスピードでは泳がないから、渋滞が始まってしまうのです。亭主は前を見て渋滞になりそうだったら平泳ぎに替えて、追いつかないように泳ぐのだけれど、それ以上はゆっくりは泳げない。それでもいつもよりも沢山泳いで20分経ったらプールを出るのでした。地階のスーパーに寄って、ざるラーメンや甘夏、魚などを買って家に帰るのです。

 室温は26℃もあるから、昼はざるラーメンを食べて、亭主は氷の上に麺を載せる。餃子を焼くのを忘れたから、女将が人参と鶏の胸肉の和え物を出してくれました。女将がスポーツクラブに出掛けた後は、ベッドに横になって1時間ほど昼寝をしたら、そのまま畳の上に転がって柔軟体操を始める。しかし、なかなか柔らかくならないので、諦めて厨房に行ってアイスコーヒーを作って飲むのでした。煙草が切れたからコンビにまで車で買いに行く。

 現在、書斎の室温は27℃。こんな暑さは今年初めてなのです。夜は昨日作ったカレーが残っているので、カレーライスに違いないから、その前に晩酌をしようとそろそろ準備を始めなければ。焼酎がなくなるので、買いに出掛けるのも億劫だったから、今日はプールの帰りに昔よく飲んだ「酢鯨」の720mlを買って来た。本当は日本酒が一番好きなのだけれど、痛風を心配して毎日焼酎を飲んでいる亭主なのです。和食に合うのはやはり日本酒です。

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2026年4月下旬




4月20日 月曜日 朝からかなり暑い…

 ちょうどドジャース戦の始まる4時に目が覚めて、コーヒーが切れたので紅茶を沸かして飲みながらテレビを観ていたのです。夕べは9時に床に就いたから、さすがにすっきりと目が覚めました。3点を先制して今日は調子が好いと思っていたら、佐々木投手が打たれ始めて、途中交代となるのでした。不安そうな顔つきで投げるのが気になっていたのですが、もっと自信を持って欲しいもの。ゴミ出しに行けば隣のお花畑に新しい花が咲いている。

 今朝は筍ご飯だったから、早めに支度をして魚が焼けるのを待っていました。卵を焼こうかと女将が言ってくれましたが、これだけあればもう十分と食べ始めるのでした。野球は9対6で大負けして、ブログを書きに書斎に入れば、犬の散歩で珍しくこっちの方まで来た弟が姿を見せ、途中で小学校に登校する孫に出会って、一緒に学校まで行ったのでこちらまで来たのだと言う。彼も朝の3時から起きてドジャースを応援していたとか。

 空は青く晴れて陽射しは強く、半袖で靴下も履かずにシューズを履いて車に乗るのでした。プールには少し遅れて着いたらば、今日はウォーキングのスクールがあって小母さん達が大勢来ているのです。午後の方が好かったかと思いながら、二人しか人のいない初心者コースに入って、ゆっくりと泳ぎ始めるのです。ところが、5mで立ち上がるお爺さんとビート板を胸に抱えてキックするお爺さんとで、合間を縫って泳ぐのも結構大変なのでした。

 帰りに地階のスーパーに寄って、イチゴと海老と生ラーメンを買って帰る。ついでにシナチクやチャーシュー、スープまで買いそろえたから、結構お金がかかったのです。家に帰れば昼の支度をする時間だったから、厨房に入って天麩羅鍋に油を注いで、大鍋に水を入れて沸かしておくのでした。「設定温度になりました」とアナウンスが流れるまでに、天ぷら粉を溶いておけば、後は天麩羅を揚げて、蕎麦を茹でるだけなのです。久し振りの蕎麦。

 昼食後はいつもの通り、女将がスポーツクラブに出掛けた後で亭主はベッドに横になって昼寝をする。午前中のプールの疲れが満腹の身体に心地よいのです。目覚めたら、昨日買い忘れた珈琲とチョコレートを買いに、隣町のスーパーまで出掛けて行く。帰って来て珈琲を飲んだら、いよいよ午後のひと仕事です。駐車場の草取りを端からしていくのですが、どこまで出来るかは判らない。30分ほどで入り口の前側だけ草を抜くのでした。

 草取りを終えて家に入れば、もう5時前なのでした。白モツとハラミの串焼きを解凍し、白菜のキムチを小皿に盛って、晩酌の支度をすればちょうど好い時間なのです。女将が厨房に入って、晩のおかずの支度を始める。厚揚げと豚バラ肉とで節約料理を作ると言うけれど、水溶き片栗でとろみを付けるわけでもなく、和風だと言うけれど、美味しいのだろうか。果たして、レシピを作った料理家はどんな舌を持っているのだろうかと疑うのでした。


4月21日 火曜日 昨日よりも涼しく感じる朝…

 身体が暖かさに慣れてきたのか室内は24℃もあるのに、早朝は寒く感じるのです。午前5時、陽は昇っているはずだけれど、森の陰になって見えない。昇る位置も随分と北側に移ってきたのです。夕べは9時前に床に入って、3時半まで眠ったからもうそれからは眠れなかった。ぼうっとした頭でコーヒーを飲みながら、テレビを点けて見ているのです。家の周囲の庭の草取りがやっと終わって、今日は花や野菜の種を蒔こうと思っているのでした。

 女将が厨房に入る前に、亭主は小鉢と苺を盛り付け、筍ご飯をチーンするのです。味噌汁が出来て、ベーコンエッグが焼き上がれば、今日の朝食が始まる。味噌汁には家で採れた絹さやが入っていました。初めて収穫した野菜は美味しいものです。朝顔は4月だとなかなか気温が上がらずに発芽しないと、ネットで調べたら出ていたけれど、今年はもう20℃以上の日が多いから、大丈夫だと思うのです。直まきでも気温が上がれば発芽するのだとか。

 朝食を終えたらひと休みして、奥の部屋でベッドに横になる亭主。6時間ちょっとではやはり眠り足りないのです。1時間ほど眠ったら、コーヒーを淹れて一服する。それから今日の庭仕事である朝顔の種まきを開始するのです。三つの小さな植木鉢に土を盛って、一つの鉢の二箇所に二粒ずつ種を埋め、薄く土を被せておくのです。苗を買ってきて植えるのと違って、姿が見えないのが心細いけれど、毎日水遣りをするのを楽しみにしておこう。

 家に入ってひと休みしたら、今度は西の小径沿いのフェンスに絡ませて、朝顔を育てようと昨日草を取ったばかりのところに、朝顔の種をやはり二粒ずつ蒔いて土を被せておきます。直まきだからどれだけ発芽するのか判らないけれど、後は運を天に任せて成り行きを見守るだけなのです。ドジャース戦が始まるので、家の中に入って椅子に座って観戦体勢。昨日も大差で負けているだけに、今日は何としても勝って欲しいのです。

 ドジャースが4点目を取ったところで、亭主は厨房に入って昼の支度を始める。今日はモヤシラーメンと餃子の予定なので、餃子を先に焼いて、そのフライパンでモヤシを炒めるのでした。汁はいつも白湯スープだからと豚骨の醤油味を買ってきたのでしたが、女将にはあまり評判が好くなかった。シナチクと市販のチャーシューを載せて、テレビでドジャース戦を観ながら食べていたのですが、やはり豚骨スープは味がいま一つなのでした。

 食事が終わってひと休みしたら、女将はお習字を始める。亭主は寝室のベッドでひと眠りです。1時間ほど眠ったら、午後の陽射しを浴びながら、今日は女将の買ってきた松葉ボタンの種を蒔き、亭主の買ってきた隠元の種を蒔くのでした。松葉ボタンは西側の小径に沿って蒔こうと思ったら、二週間前に草取りをしたばかりなのに、もう小さな草が伸びている。これを全部抜いて0.2ミリほどの種を蒔いて水を遣るのでした。隠元は南側の庭に。

 これで買って来た種は紫蘇の種や朝顔の種などすべて播いて水を遣ったから、後は毎日水遣りに精を出さなくてはいけない。気長に発芽するのを待つだけなのです。トマトの苗がまだ小さいのに花が咲いてきたから、短い支柱を立てて風で折れないようにしておくのです。家に戻って手を洗ったら、少しは動かなければと散歩に出る。一番近いコースを歩いただけなのに、暑くてたまらないから困ったのです。足の調子も今ひとつ好くないのでした。

 みずき通りを登れば、空は青くハナミズキの白い花やツツジの赤紫が鮮やかで、時折、歩くのを止めて景色を眺めるのです。突き当たりまで登ればバス通りだから、家はすぐそこなのでした。とうに4時半は過ぎていたから、晩酌の支度をして女将にはチーズ揚げをお願いして、グラスに氷を入れて白菜のキムチを持ってテーブルの椅子に座る。チーズ揚げが出来て二杯目の焼酎を飲んだら、5時過ぎには今日の晩のおかずの酢豚が運ばれてくる。



4月22日 水曜日 放射冷却でとても寒く感じた朝…

 夕べも9時前に床に就いて、午前2時過ぎに目が覚める。とても寒い朝なのです。5時前になってまた床に入ったけれど、1時間ほどしか眠れなかった。朝食の前に少し動いた方が好いだろうと、草履をつっかけて散歩に出たのです。去年まではサツマイモ畑だったところが一面に麦が育っている。朝日に照らされてとても綺麗に見えた。サツマイモを植えないのには、何か理由があるのだろうか。みずき通りへ曲がって少し下ったら家の方に帰る。

 新聞を取って居間のテーブルで読んでいたら、女将が起き出して来て厨房に入ったので、食事の支度を手伝うのでした。冷蔵庫の中には小鉢に盛り付ける野菜類がもうなくなっていたから、最後の鱠を盛って大根の煮物と一緒にテーブルに運ぶ。今朝は卵だと言われて、随分と卵が続くと思ったら、賞味期限が過ぎているのだと言うのです。二人しかいないから、買ってきた食材もなかなか使いきるのが難しいのです。今日の昼は焼きうどんの予定。

 朝食が終わったらお茶をもらってひと休みしたら、寝室の大机に置いてあったミニコンポと沢山のCDを、居間のカウンターに持ってくる。重たい裁断機も細かなものも、みんなカウンターの上に置いて、大机は捨てられるのを待つだけとなったのです。この畳1.5畳分ほどのスペースを有効に使って、亭主のなまった身体をリフレッシュしようと考えているのです。暖かくなっから、柔軟から始めて、なんとか身体をほぐしていきたいのでした。

 9時半になったらプールへ行く支度をして車に乗り込む。空は青く、外は思った以上に暖かかったのです。外の階段を昇って、スポーツクラブの入り口まで歩けば、晴れた陽射しの中でツツジが咲き乱れ、気持ちの好い景色なのでした。ロッカールームに入れば、いつもの老人スイマーが体操をしていたので、「このところ午後に来ることが多いのですよ」と挨拶をすれば「道理で会わないと思いましたよ」と言うから、「午後は空いているのです」

 それでもやっぱり午前中に来てしまうのは、お互いに先に終わらせたいという思いからなのです。今日も前の老人達につっかえながら20分ほど泳いで、帰りは地階のスーパーに寄って冷凍の蕎麦やそばつゆを買って帰るのでした。家に帰れば女将は部屋でストレッチをしていたから、「やっぱり暑いから蕎麦出も好い?」と聞いて蕎麦を茹でる。野菜がないと言われそうなので、キャベツやニンジンを刻んで肉と一緒に炒めて食べたのです。

 MLBのドジャースはサンフランシスコジャイアンツとの試合でしたが、3対1で負けてしまった。連日試合が続いているので、選手も疲れてしまっているのではないだろうか。山本投手は7回までよく頑張って投げたけれど、一回に打たれたのが最後まで響いた。試合が終わって観ている自分も疲れたので、ベッドに横になって昼寝をしたのです。1時間ほど眠っている間に、空は曇って来たのでした。庭木の水遣りとお花畑までの散歩をする。

 今日の歩いた距離は約3000歩。ちょっとまだ少ない気がするけれど、のんびりと構えて夜が睡れれば好いと思っている。4時半になったので晩酌の支度をして、枝豆と白モツとカシラの串焼きを焼いて、一人で飲み始めるのでした。女将がホウレン草を茹でて、高野豆腐の煮物を作ってくれました。最後にししゃもを焼いて、これが夕食のおかずなのです。明日は昼から雨が降りそうだから、午前中に買い物に行こうと女将と話をするのです。


4月23日 木曜日 暗い朝、午後からの雨…

 夕べは9時前に床に就いたのに、今朝は5時まで眠ることが出来た。飲んだ酒の量が多かったわけでもなく、風呂を上がったらもう眠くなっていたから、ごく自然な成り行きだったのです。居間のブラインドを上げて、コーヒーを沸かしたら、新聞を読みながら朝の一服をする。珍しく新聞を詳しく読んだから、何か得をした気になったのです。女将が起き出してくる前に、プラゴミを持って集積場まで歩くのでした。涼しい朝なのです。

 冷蔵庫に残っていた煮物類を全部小鉢に盛り付けたら、苺と一緒にテーブルに運んで、冷凍室のご飯をチーンして鮭の焼けるのを待つ。女将のよそった味噌汁も亭主が運び、最後にメインの鮭の皿が運ばれてきた。さすがにスポーツクラブの帰りに地階のスーパーで買ったものは、高いだけあって身も大きく脂ものって美味しいのでした。それだけでもう嬉しくなるくらいの旨さだったから、ご飯もとても美味しく食べられたのです。

 お茶をもらってひと休みしたところで、女将と隣町のスーパーに買い出しに行く。今日は珍しく駐車場も混んでいて、レジも随分と長い行列が出来ているのでした。いろいろな野菜を買い込んで、家に帰る途中、前に住んでいた家がどうなっているかと寄ってみたのですが、なんと跡形もなく取り壊されて整地されていたので驚きました。50坪ちょっとの広さだったのですが、陽当たりの好いこの場所にどんな家が建つのかが楽しみでもあります。

 家に帰って現在の我が家の庭を見れば、まだ10年ちょつとしか経っていないので、庭木も貧相でみすぼらしい。きちんと手入れをして、草花を育てないと、見てくれの悪い住まいになってしまうと、気持ちを新たにするのでした。今日の昼食は寒いので温かいうどんにすることにしました。冷凍の焼売と掻き揚げをチーンして、市販のそばつゆで冷凍のうどんを茹でて、簡単な昼食を作るのです。ドジャース対ジャイアンツの試合も始まっていた。

 大谷投手が6回まで投げ終えて0点で抑えたにもかかわらず、次のピッチャーがスリーランホームランを打たれて、今日はそのまま最後まで点が取れずに負けてしまいました。雨も降ってきたし、憂鬱な午後なのです。カウンターに運んだ古いミニコンポをセッティングして、CDを聞こうとしたけれどCDの入れ口が開かない。前から調子が悪かったのだけれど、ラジオも聞くことが出来ずに、唯一生きていたのがUSBのジャックだけなのでした。

 それでもスイッチを入れればステレオで音楽が流れ出てくるので、本当に久し振りに音楽を聴いたのでした。少しずつではあるけれど、生活が思うように動いている。4時を過ぎてまだやり残した仕事があるのを思い出し、先日の詐欺事件でクレジットカードを廃棄したのに、変更手続きをしていなかったniftyの支払いにコンビにまで車で出掛ける。ついでに酒の肴の冷凍食品を買い込んで来る。新規のカードの登録もやっと済ませたのです。

 4時半になったので晩酌の支度を始めたのですが、焼酎がグラフ1杯分しかないのに気が付いて、飲み始める前に国道沿いの酒屋まで来るまで買いに行くのでした。帰って来れば今日漬けたばかりの春キャベツとキュウリの浅漬けと大根と人参の鱠を女将が出してくれていた。昼に亭主が煮込んだ豚煮の端っこと合わせて美味しい酒の肴となりました。この後、チーズ揚げが出て来たので、折角のメイン料理は満腹で明日の朝までお預けなのでした。


4月24日 金曜日 スマホの画面に紫の雲がかかったようで…

 小雨の降り続いている朝でした。夕べは9時前に床に就いて、今朝は5時半までぐっすりと眠ったから、心地よい目覚めなのでした。居間のプラインドを上げて新聞を取りに出るのです。コーヒーを飲みながら新聞をざっと読み終え、ドジャース戦はもう終わってしまったかと思ったら、まだ7回の表で何とか見られた。試合時間に左右されずによく眠ったのが嬉しかった。燃やせるゴミの袋を持って小雨の降る中を集積場まで歩いて行く。

 年末に業者に頼んで剪定を終えた家の庭木も、新芽が出て来て初夏らしい装いになってきました。昨日辺りからスマホの画面が紫色に曇って、文字が見えなくなってきたので、写真を撮るにも被写体の輪郭をよく捉えられない。10年以上も使っているけれど、最近の機器は落としても耐ショックだからと安心していた。そろそろ替え時なのかと女将に見せて了解を得るのでした。ドジャース戦はジャイアンツに3対0で勝ったから好かった。

 7時前に朝食の支度を手伝って、小鉢に野菜を盛り付けてテーブルに運ぶのでした。苺は昨日買ったばかりなのにもう傷んでいるから、苺の季節ももう終わりなのかも知れない。冷凍室にあった最後の筍ご飯をチーンして、豆腐とワカメの味噌汁を運んで、後は石川県産の鰯の焼けるのを待つだけなのです。今年は日本海では鰯の豊漁が続いて、丸々と太った鰯は脂も乗ってとても美味しいのでした。空の雲が晴れて陽が差してきてから嬉しい。

 プールへ行く前の隙間時間に近所へ散歩に出たのです。スマホを持って歩いても歩数は画面で読めないし、写真も撮れないかとも思ったけれど、みずき通りの新緑が綺麗だったから、見当を付けてシャッターを切ってみたのです。メールが着信しても音だけは聞こえるけれど、メールのボタンがどこにあるのかが見えないから、開くことも出来ないのでした。今日はスマホを持ち歩かない方が好いのかも知れない。15分だけ散歩して家に戻る。

 いつもの時間にプールへ出掛け、20分泳いで家に帰るのです。古いミニコンポはリモコンの電池は取り替えたけれど、これまた古くなったからかダイヤルのランプが薄くて、今何を選んでいるかが判らない。それでも見当を付けてUSBを選択して、音楽を聴くのでした。聴きたい曲が選べないのはちょっと困ったものだ。11時前になったから、鍋に水を入れてコンロにかけ、餃子を焼くフライパンを取り出して、冷凍餃子を並べるのでした。

 昼食が終わったら、女将はスポーツクラブに出掛け、亭主はベッドに横になって午後の昼寝をするのでした。1時間ほど眠って目が覚めたら、目下の懸案事態であるスマホを買い換えるために、ショッピングモールまで行って大型電気店を訪ねる。まだ金曜日だから空いていて、事情を話して新しいスマホを買いたいのですがと言えば、最新の機器を案内してくれた。使い勝手が解っているから、前と同じ会社のものを選んで購入したのです。

 ところが、古いスマホの画面が見られなくなっているので、データの移動は不可能ということなのでした。Googleのパスワードがわかれば、少しは何とかなりそうだったのですが、急に言われても思い出せない。家に帰って調べて見ても判らないので、結局、今日はそのままなのでした。幸い、同じ会社のスマホだったから、メールだけはデータも生きていたけれど、電話番号などはすべて消えてしまったのです。LINEも復活しないから困った。

 やっと写真を撮ることが出来て、今日のブログの記録には間に合ったのです。これからまた長い作業が続くと思うと、今日はもう考えたくもないので、晩酌の支度をして焼酎を飲むのでした。明日は土曜日だけれど天気は回復するものの、気温はあがないという予報です。前の家から持って来た古い小さなテレビは、リモコンの受信部分が壊れていて、手動でしか見られないのでしたが短いケーブルを電気店で買ってきたので、ベッドの脇に置いて見ることにしました。わざわざ居間に行かなくても、寝ながらニュースでも見られるので、便利なのではないかと思うのです。


4月25日 土曜日 今朝も冷え込んで陽射しも弱かった…

 夕べも9時前に床に就いたけれど、5時間ほどで目が覚めてしまった。朝食の前になって眠気が襲い、1時間ほど爆睡したのでした。起き出せばもう女将は厨房に入っているから、亭主も急いで小鉢の盛り付けやご飯や苺をテーブルに運ぶのでした。いつものように7時半には朝食を終えて、お茶をもらって書斎に入り、ブログを書いている。今日は寝室と居間を掃除しようと考えている。しばらく掃除をしないでいたら、埃が溜まっているのです。

 寝室と廊下は寝室に置いてある掃除機で、居間と厨房は書斎に置いてある掃除機で、それぞれ掃除をするのでした。久し振りに綺麗になって気持ちが好い。石油ストーブも石油を使い切ったので、ビニールをかけておく。小一時間かけて掃除を済ませ、ドジャース戦が始まる前に昼の支度を開始する。玉葱とピーマン、ウインナソーセージを刻んで、大鍋にお湯を沸かしておくのです。11時になる前にスパゲッティーを茹でて、水で洗っておきます。

 久し振りのミートソースはとても美味しく出来上がりました。テレビのグルメ番組などでは、スパゲッティーは前の日に茹でて寝かせた方が好いとか、太い方がケチャップがよく絡むとかいろいろなことを言うけれど、どれも眉唾のような気がするのです。作ってすぐに食べるのが一番なのです。ドジャース戦を観たかったので、寝室のベッドに横になって、昨日設置した小さなテレビで観ていたけれど、ウトウトしている間に3点も取っていた。

 勝手なものでドジャースが勝っているのは嬉しいけれど、得点する瞬間が見られなかったのが残念でならないのです。今度はベッドから居間の椅子に移って続きを見たのですが、なんとカブスに逆転されてしまったからどうしようもないのでした。折角、先発のピッチャーが0点に抑えていたのに、継投が上手くなかったのです。美容院に出掛ける女将を送り出して、亭主も近所の散歩に出掛けるのでした。風は爽やかで新緑の美しい季節なのです。

 古くからある家々には庭木が立派に育っていたけれど、新しく建てた家は駐車場ばかりで、庭などないのが残念なのでした。公園の藤棚を見れば、大きな木に囲まれて陽が当たらないらしく、藤の花がほんの少ししか咲いていない。昔は豚や馬の遊具があって、子ども達が「ブタウマ公園」と呼んでいた。比較的広い公園なのに、木ばかりが大きくなってしまったらしい。みずき通りに出て長い坂道をバス通りまでゆっくりと歩くのでした。

 4時を過ぎていたので、亭主は晩酌の支度を始めるのでした。今宵は鶏手羽の燻製と枝豆をチーンしてまずは一杯飲み始める。4時半を過ぎた頃に、女将がジャガバターを運んでくれて、その後でチーズ揚げを出してくれました。そしてスナップエンドウ。今日の夕食のおかずは、ししゃもとナスとピーマンと肉の味噌炒めで、亭主はもう腹が一杯だからと少しだけにしてもらったのです。二人で今日見た新緑の季節の草木の話題で心和むのでした。


4月26日 日曜日 朝はかなり寒かったけれど…

 夕べも9時前には床に就いて、今朝の6時前までぐっすりと眠ったのです。朝方トイレに起きたけれど、またすぐに眠ったので頭はすっきりと目覚めていました。ブラインドを開けてコーヒーを淹れ、新聞を取りに玄関を出れば、陽射しの眩しい朝なのでした。新しいスマホの画面を使いやすいようにしたいのだけれど、Googleのパスワードが判らないとFacebookやLINEのアプリも復活できそうにない。パソコンの何処かに入っているはずなのに。

 メールはデータで保存されていたけれど、登録してあった電話番号はすべて消えてしまった。400件もの昔のデータは要らないけれど、せめて家族や親戚や友人の番号だけは何とか登録しなおさなければいけない。今日はお袋様と女将とで隣町のスーパーに買い出しに出掛けるのだけれど、お袋様の電話番号も判らないのです。昔なら全部記憶していたけれど、今はスマホ無しでは電話もかけられないのが情けない。慌てずに少しずつ登録し直そう。

 朝食は今日が食材の買い出しの日だから、冷蔵庫にはあまり食べる物が残っていなかった。脂の乗ったほっけだけが冷凍室にあったのが唯一の救い。酒の肴のイカ明太も出して、おかずにするのでした。朝日が眩しいほど天気の好いのが、せめてもの慰めなのです。森の木々の新緑も何時の間にか夏の色に変わって、季節の推移の速さに驚くばかりなのです。庭で採れた絹さやが甘くて美味しいと女将が喜んでいた。今日はもう苺はなかったのです。

 洗面と着替えを済ませて、朝の写真をアップしたら記事を書いておきます。時間になったら女将からお袋様の電話番号を聞いて電話をしておくのです。外は風は冷たかったけれど天気も好く、お袋様のマンションには色とりどりのオオムラサキが綺麗に咲いていました。隣町のスーパーは、日曜日だから駐車場も混んでいて少しは慣れたところに車を停めれば、女将は年老いたお袋を待たずに、さっさと先に歩いて言ってしまうのでした。

 店の脇には新緑の鮮やかな森が広がり、昔ながらの家が並んでいるのです。女将の買い物リストに書いてきたものを先に籠に入れて、亭主はケチャップとタバスコを捜してくる。石川県の鰯を買って、いつも同じ魚だからと今日は銀ダラではなくカレーを買って煮付けることにした。家に帰れば、まだ10時過ぎだったから女将は散歩に出掛け、亭主はドジャース対カブス戦の続きをテレビで観る。11時前には厨房のテレビを点けて昼食の用意です。

 先日煮豚を茹でた汁をスープに使って、古いキャベツをざく切りにしたら、ピーマン、新玉葱、ニンジンを刻んで炒め始める。肉を後から入れてガラス蓋をしたら、キャベツがしんなりするまで炒めて、蒸し麺を入れ、水を加えてまた蓋をして少々待つのです。最後にソースを振りかけてよく混ぜたら出来上がりです。度ジャス戦は4対12と快勝して、今日は気分が好かった。開幕以来調子の悪かった佐々木投手もやっと勝利投手になれたのでした。

 お茶をもらってひと休みした午後は、隣町のスーパーで女将が買ったイングリッシュ・ラベンダーを東側の庭に植え付けた。宿根草だから植えたままにしておいても好いから、楽なのですが、夏の陽射しには弱いから半日影が好いと言うけれど、狭い庭だからなかなかそんな場所はないのです。女将の部屋の窓から見えるのが一番好いと考えて、植える場所を決定しました。その奥に移植した芍薬も蕾が大きくなって、もう直ぐ花を咲かせそう。

 女将がコンビニまで化粧品の支払いに出掛けると言うから、亭主も後から車で追いかけたのです。隣の公園の藤棚がやっと綺麗に咲いてきたので、写真に撮っておきました。今年は暖かいせいか、どこも藤の花が早く咲いていたのですが、ここの藤は大きな木に囲まれて陽が当たらないからか、今ごろになって満開です。お金を下ろして晩酌のつまみを買ったら、帰り道で女将が歩いているのを見つけた。向こうも気付いたけれど邪魔をせずに帰る。

 今日は4時を過ぎたら、早いけれどもう晩酌の支度を始めるのでした。酒の肴はこてっちゃんと白菜のキムチ。陽気なラテン音楽をカウンターに置いたコンポで聴きながら、まだ日の出ている明るさの中で酒を見始めるのです。5時を過ぎたら女将が厨房に入って、夜のおかずを作り始める。今日買ったばかりの春キャベツをキュウリと揉んで押し漬けにしたものや人参と大根と厚揚げを煮たもの、そしてメインの鰯の蒲焼きが出て来たのです。


4月27日 月曜日 朝から激しい雨の降る日で…

 2時半に目が覚めてドジャース戦を観ようと思ったら、なんと5時からなのでもう一度眠ろうとしたけれど、もう眠れなかったのです。コーヒーを淹れて飲みながら新聞を取りに出たのは好かったけれど、朝から酷い雨なのでした。ウトウトしながらテレビを観ていたら何時の間にかドジャースが得点していて、6時になったので眠気に耐えられず寝室に寝に行ったのでした。1時間眠って、ちょうど大谷選手がホームランを打ったところを見た。

 雨はますます酷くなって、朝食の支度を手伝いながら、今日の予定を復唱するのです。ネット詐欺に遭いそうになったので、ネットバンキングを停止したから、まず銀行へ行って先月分の記帳をして来なくてはならない。そのままプールに行って来ようと思っている。建物が一緒だから駅のすぐ傍まで長い距離を歩かなくてはならないけれど、濡れずに行けるから楽なのです。帰って来て昼の支度をするのだけれど、今日は何にしようか。

 降りしきる雨の中を車でいつもの道を走るのでしたが、雨に煙って高層マンションもはっきりと見えない。9時を過ぎたばかりなのに連絡通路のある駐車場は満杯で、4階まで昇らなければならなかった。まずは3階の連絡通路から更に駅前までの連絡通路を通って、銀行のある建物まで行けば、人通りは結構あるのでした。通帳の記載はすぐに終わる。もう一度今来た通路を戻って、スポーツクラブのある4階までエスカレーターに乗っていく。

 ロッカールームは空いていました。プールもウォーキングの小母さん達以外は、それほど混んでいなかったのです。少し歩いたら、隣のコースにはまだ誰もいなかったので、背泳ぎで25m、平泳ぎで25mを2回繰り返して泳ぐのでした。コースに人が入ってきたのでクロールに替えて、邪魔にならないように間隔を取って泳ぐのです。20分ほど泳いだら、歩くコースの人たちが皆ウォーキングの教室の方に移って、残ったコースには人は疎らでした。

 家に帰れば、女将がブロッコリーを使って欲しいと言うので、天麩羅うどんかと思っていたのを、急遽、カルボナーラに替えてスパゲッティーを茹でるのでした。昼飯を食べ終えたら、ひと休みして女将がスポーツクラブに出掛ける。亭主は寝室に入ってひと眠りしようかとベッドに横になれば、20分ごとにメールやメッセージの着信音に起こされて、とうとう眠るのを諦めたのでした。仕方がないから、靴を履いて散歩に行こうと家を出る。

 家の隣のお花畑は、種を蒔いたのではないと判る黄色い花が一面に咲いているのでした。今日は少し遠くまで歩こうと、お袋様の住むマンションの中の道を通って、中央通りまで出て調整池をぐるりと回るコースを歩きました。マンションの敷地には色とりどりのツツジが今が盛りと咲き乱れて綺麗なのでした。青空も少し見えていたけれど、南の空はまた黒い雲が出ているのです。ブタウマ公園まで来て、やはり藤が元気なく咲いているのでした。

 夕方にはまた雨が降って、結局、晴れた午後だけが奇跡のようで、今日は身体を随分と動かした気がするのです。4時半になって鶏の唐揚げをチーンして、晩酌の準備を済ませたら、昔懐かしいP.P.M.のCDを流して一杯飲んでいました。女将が煮豚と新キャベツの漬け物を運んでくれた。高校の文化祭で歌った曲も懐かしかった。女将と二人で高校時代の思い出を語れば、結局、文芸部に行き着くのです。明日は床屋に行かなければいけない。


4月28日 火曜日 朝から眩しい陽の光が…

 夕べは10時まで何とか我慢して起きていたのだけれど、すぐに寝付けて朝の5時まで熟睡したのです。やはりこれが一番理想的な睡眠の形なのかも知れない。ただ、夕食が早いから10時までの時間を待つのが大変なのでした。女将は部屋でストレッチをして寝るまでの時間を潰しているらしい。今日の粗大ゴミに大型のテーブルを出した亭主も、空いたスペースで同じようにストレッチを始めることが出来るだろうか。楽しみではあるのです。

 新聞を取りに玄関を出て、朝顔の双葉が出ているのに気づく。寝室から大きなテーブルを運ぶのには大変な力が要るかと思ったら、案外、簡単に駐車場までは運べたのです。今日はそれからコーヒーを淹れて、ミニコンポで昔懐かしいP.P.M.の音楽を聴くのでした。50年以上も前の録音なのに、しっかりとステレオ録音されているから、ギターと三人の歌声が美しいハーモニーを奏でているのです。女将が厨房に入ったので朝食の用意を手伝う。

 今朝は珍しく洋風の食事で、卵とウインナにブロッコリーが添えられていました。このくらいの脂ならば、老人のお腹にも優しく、さっぱりとした鱠で目を覚ますことが出来るのです。今日は朝一番でひと月振りに床屋へ出掛けるので、食後のお茶をもらったら、洗面と着替えを済ませて、出掛ける準備をするのでした。先月は頑張って一番乗りだと思ったら、時間前にもう最初のお客が来ていて、とても長い時間待たされたのでした。

 外は暖かく、ポロシャツ一枚で車に乗り込んで国道沿いの床屋まで出掛けたのです。店の表には高齢のマスターを送ってきた奥様の車が止まっていたので、店の裏の駐車場に車を入れて歩いて入り口まで行く。奥様が出て来て、ちょうど息子さんがやっている自宅の床屋に帰るところなのでした。マスターが支度を終えるまでに亭主を座らせて、エプロンを掛けたり準備をしてくれたのです。40年以上も通い続けた亭主に、せめてもの親切なのです。

 それでも途中で新しいお客が来て、マスターは電話で奥様を呼ぶのでした。亭主よりもずっと年上なのに、奥様はとても明るく元気ですぐに車でやってきて、髪を刈り終わった亭主の髭を剃ってくれたのです。1時間半ほどで床屋も終わって、家に帰ったらもう10時を過ぎていた。散歩に出掛けていた女将が帰ってきて、汗びっしょりになってしまったと言っていた。今日は久し振りに天麩羅を揚げて、蕎麦を茹でて食べたのです。

 とても美味しく食べ終えて、お茶をもらってのんびり休んでいたら、「今日は野球はお休みなの?」と女将に言われて慌ててテレビを点ける。先頭打者の大谷選手が塁に出て、ちょうどドジャースに点の入ったところなのでした。途中で眠くなったので、ベッドに横になるために寝室に行けば、すぐに眠りに落ちて1時間ほど眠ったのです。居間の部屋に来てテレビを点ければ、なんと逆転されているのでした。最終回で再び逆転して無事に終わる。

 午後のひとときはいつもの退屈さが襲ってくる。することが決まっていれば暇ではなくなるのですが、音楽も読書も今日はノーサンキューだったから、少しでも歩こうと散歩に出るのでした。隣のお花畑まで出れば、広い畑にさまざまな花が咲き乱れて、とても綺麗なのでした。今日は昔からの地区を歩いて、難波の茨の垣根を眺めたり、今年出た竹の成長の速さに見入ったり、自然の中での時の移ろいに驚かされるのでした。もうすぐ5月です。

 いつものコースを歩き終えて、バス通りまで戻れば、あやめの花が畑の隅に賑やかに咲いている。もう少しだけ距離を伸ばそうとバス通りを渡って、家の下の通りに出たら、最後に西の小径の階段を昇って家まで辿り着くのでした。これでも僅か2000歩にしかならない。30分ほどの散歩だけれど、床屋に行ったままで動かなければ何十歩にしかならないから、少しは運動をした気になるのです。今日は風呂上がりの柔軟体操が楽しみなのです。

 家に着いたのはもう4時をとうに過ぎていた。女将が随分と早くから夕食の支度をしていると思ったら、今日は7時から自治会のパトロールがあるのだった。足の悪い亭主に替わって、女将が行ってくれるというので、申し訳ないけれど任せることにしたのです。ブロックの班長たちが集まって、夜の防犯パトロールとはまた別に地域を回るのです。防犯パトロールよりは歩く距離が少ないと聞いているけれど、暗くなる時間帯だから大変です。

 晩酌をしようと酒とグラスを準備していたら、もう夜のおかずが出来上がって出て来たのです。先日買ったなめたガレイが、脂が乗ってとても美味しかった。オニオンスライスも久し振りに食べる。昔、職場の先輩がまだ若いときに、お金がなくて食堂で一番安いご飯を食べようと、オニオンスライスを頼んだと言う。ところがライスが付かないで玉葱のスライスだけ出て来て驚いた。という笑い話は今では懐かしい思い出なのでした。


4月29日 水曜日 今日は「昭和の日」だけれど…

 今日は「昭和の日」「激動から復興への時代を顧み、国の将来を思う日」で大型連休の始まりの日です。夕べは夜に柔軟体操をしてなどと思っていたのですが、風呂から出たらまた一杯飲んでしまったので、体操をするところではなかったのでした。食事を終えてすぐも、体操をするには不向きだから、なかなか難しい。頭の中ではこれとこれをやってなどと、イメージしていたのですが綺麗になった寝室の空いたスペースはそのままなのです。

 幅160cm、長さ200cm以上もの広さがあるから、一人分のストレッチをするには十分の広さなのです。とにかくまずはここに寝転んで身体を伸ばして見ることが必要と、上を向いて寝転んでみたら、横に捻っても手足を広げても自由に動けるのでした。さて、プールへ行く時間まで、柔軟運動のさわりだけやってみて、これから少しずつ肉体の改造をしていくのかと楽しみなのです。プールに行く支度を済ませて、9時半には家を出るのでした。

 祝日だからか駐車場もプールも空いていて、今日はいつもより沢山泳げたのです。帰りに地階のスーパーに寄って、果物は苺はもう終わりで、4個入りの甘夏の袋を買い、活きの好い鰯が出ていたから籠に入れ、蕎麦汁や白モツ、ハラミなどの串焼きの冷凍を買って帰るのでした。曇り空にもかかわらず、通りには随分と人が出ていた。家に帰って昼は暖かいうどんと決めていたので、庭で絹さやを採ってくる。かき揚げの天麩羅は冷凍物なのです。

 最近の冷凍食品は昔と違ってなかなか優れものが多い。蕎麦もうどんも餃子などでも、うまく解凍したりレンチンすれば、美味しく食べられるのです。亭主には少し足りない量だけれど、一番出汁で取る蕎麦汁も、市販のものがとても美味しいのです。昆布と干し椎茸と削り節で自分で作るよりも、値段が安いのが好い。コンビニで売っているたこ焼きやお好み焼きも、家の冷凍室には常備しているのです。冷凍技術の進歩にはまったく驚かされる。

 女将が買い物に出掛けた午後は、ドジャース戦も負けて終わったので元気がなかったけれど、亭主も散歩に出掛けるのでした。西の小径の階段を降りて、公園の前まで長い坂道を下り、みずき通りを横切って昔の家のあったところまで行く。右足の具合は好くなかったけれど、そう言うものだと思えば少しぐらい足を引きずっても、なんとか歩けるのです。隣近所だったお宅のご主人の姿も見たし、お隣だった小母さんの姿も見えた。

 体力のある限り歩けそうだったけれど、今日の歩数が4000歩を越えそうだったので、そのままバス通りに出て家に帰るのでした。いままで3000歩が目標で歩いていたけれど、今度は少し目標を高くして、4000歩を目指すことにしたら愉快だろうと思うのでした。時間に追われなければ暇で元気な老人は歩ける。家に戻って寝室の空いた空間で、ストレッチを始めるのでした。30分やってやっと手の指が足の親指まで届くようになるのでした。

 畳に横になっていると気分も和らいで、ともすると眠くなる。女将がいつも寝ているのかと思う時があるけれど、きっとこれ。4時半をとうに過ぎて、晩酌の支度を始めれば、女将は明日の朝の鰯の蒲焼きの用意をしていた。今夜は新じゃがを茹でて、長葱と豚バラ肉の煮物らしい。亭主は白モツとハラミの串を焼いて、白菜のキムチを小鉢に盛り付ける。テレビのニュースを見ながら今夜も一杯飲み始めるのでした。明日はプラゴミ捨てと病院へ。


4月30日 木曜日 朝から暖かいのだか寒いのだか判らない…

 今朝はドジャース戦を観ようと、3時前から起き出したのは好かったけれど、やはり眠くてもう一度眠った。1時間ほどで再び起きて居間の部屋に行くのですが、椅子の上でまたコックリを繰り返す有様。肝心の場面を見逃してしまうから情けない。プラゴミの袋を抱えて集積場まで行って、帰りに駐車場に並べた植木鉢を見れば、朝顔の双葉か大きくなっているのでした。女将が起き出して来て、一緒に朝食の支度を始めるのでした。

 昨日の夕食で我慢した鰯の蒲焼きがやっと出た。絹さやの味噌汁もこの時期だけのものです。炊いたばかりのご飯を今日は女将が盛り付けたから、少なすぎて鰯が多すぎた。食べ過ぎる傾向にある亭主にはこれでちょうどいいのかも知れないが、だったら鰯は一尾で十分なのです。今朝の変則的な睡眠が禍してか、食べたら急に眠くなってしまうのでした。ドジャースが2戦続けて負けたのも、がっかりしてしまう原因なのかも知れない。

 9時に目覚めたら、女将はもう買い物に行く支度をしていた。亭主は洗面もせずに急いで着替えて車を出すのでした。隣町のスーパーは珍しく混んでいて、駐車場もやっと店の近くに空きを見つけて停めることが出来ました。ここの店ではまだ苺が沢山出ていたので、籠に入れるのでした。ホウレン草を買ってくると言って離れた女将がいつになっても戻らないから、捜してしまう亭主でしたが、彼女はしっかりレジに並んで会計を済ませていた。

 家に帰れば女将はすぐに散歩に出掛けてしまう。残った亭主は昼食の支度を始めるのですが、まずは道具と食材を出して、調理台の上に並べるのです。トマトとピーマン、茄子を切って、小さなボールに入れておきます。ベーコンのブロックを厚切りにして後は生地を作るだけ。強力粉200gにドライイーストを入れ、砂糖とオリーブオイルを加え、最後にぬるま湯100ccで捏ね、40℃で20分。出来上がったら伸し棒で伸ばし、後は女将に任せる。

 1時間ほどかけて上手く焼けたピザ・マルゲリータは、熱いうちに食べたからとても美味しいのでした。午後は医者に行く時間まで昼寝をしようと思ったけれど、朝寝もしたからベッドに横になっても眠れないのです。仕方がないから女将のスポーツクラブの予約を済ませたら、ガソリンを入れて煙草を買いに出る。ついでに国道沿いの酒屋まで行って焼酎を買い、その近くのワークマンで夏用の五本指の靴下を買うのでした。家に帰って3時過ぎ。

 午後の35番が予約の番号だったから、3時半には医者に出掛けたけれど、30分ほど待ったら名前を呼ばれた。先月の検査の結果はコレステロールが少し高いけれど、バランスの問題だから心配ないと言われたのです。後はすべて素晴らしい結果だとか。家に戻って女将に報告をするのでした。夜は女将が今日買った鰯を捌いたら、亭主が厨房に入って肉野菜炒めを作る。とても質素な夕食だけれど、これで二人ともおなかが一杯になるのでした。

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2026年4月中旬



4月10日 金曜日 またもや朝からの雨…

 午前4時半に目が覚めました。夕べは11時に床に就いたから5時間半の睡眠なのです。ニュースを見ながらコーヒーを淹れてひと休みすれば、また眠くなってきて、5時半にはベッドに横になり、7時までまた眠るのでした。やはり8時間近く眠らないと頭がすっきりとしないのです。朝食の準備の前に燃やせるゴミを集積場まで運んで、小鉢や苺の皿をテーブルに持って行くのでした。今朝は亭主の好きな焼き鮭と茄子焼きがメインのおかず。

 朝食を終えたらお茶をもらって、ひと休みしたらブログの写真を取り込んで、寝室に入ってベッドに横になる。すぐに眠くなるからこれも習慣で、1時間以上も朝寝をするのでした。雨は降り続いているから、午後に女将をスポーツクラブに送って行くことになっても、その時についでにプールに行けば好い。9時半に起き出して珈琲を飲みながら今日一日の予定を立てる。玄関先に用意した大型ポットには、ナスとピーマンを植えようかと考える。

 今日はMLBの野球の試合がないから、ゆっくりと出来たのですが、何もしないと逆に時間の経つのを忘れて、すぐに昼の支度をする時間になってしまう。最近はラーメンや焼きそばばかりだったので、久し振りに焼きうどんにしようかと女将に言えば、それで好いというので、材料を冷蔵庫から取り出して準備をするのでした。茹でたうどんを肉と野菜を炒めたフライパンに入れて、とても簡単に出来るひと品なのです。物足りないけれど美味しい。

 昼を過ぎたら女将が部屋から出て来て、外の様子を窺っているから、「送って行こうか?」と言えば素直に「お願いします」と言うので、彼女を乗せてスポーツクラブまで出掛ける。ヨーガ教室が終わる時間から逆算すれば、亭主のプールへ行く時間が決まってくるのです。そうすれば、一緒に帰ってこられる。みずき通り両側には花の開いてきたハナミズキの新芽が綺麗なのでした。あと1時間足らず、のんびりと居間で過ごしていられる。

 女将よりも1時間近く遅れて亭主はプールに出掛ける。金曜日の午後は、プールも相当に空いていた。ひとコース一人でゆっくりと泳いで、女将のヨーガの教室が終わるまでには、まだ時間があったので地階のスーパーへ行って、家の食材を買っておくのでした。女将の終わる時間に電話を入れて、無事に合流して家に戻りました。4時前にはもう待ちきれずに晩酌の支度をしていたら、女将がチーズ揚げを出してくれて、溜まらずに一献です。

 5時を過ぎたらいよいよ本格的に夕食の支度が始まり、テーブルには筍の煮物とホウレン草が運ばれてくる。鶏肉と人参と筍が片栗でとろりと煮込まれて、とても美味しい味なのでした。女将はこれに納豆を出してご飯を食べていたけれど、亭主は腹八部で風呂上がりの一杯に、何を食べようかと考えるのです。今週は三日のプールをすべて午後にしたら、以外と空いていることが判ったので、朝一番で無理していくこともないと思うのでした。



4月11日 土曜日 朝は濃い霧が出て、今日は晴れる…

 7時間以上は眠った朝、居間のブラインドを開ければ、濃い霧が出ていました。霧の朝は晴れる日が多いけれど、今日は相当に暑くなるらしいのです。半袖の着る物はどこに入っているのか、引っ越しをしてから半年近く荷物の整理などしていないので、まずはそこから始めないと。夕べお風呂のスイッチパネルが電気の消えたままになっていたので、今朝はこの取り扱い説明書を捜すことから始まったのです。風呂に入れないのはちょっと辛い。

 7時前になって朝食の用意を始めるのでしたが、今週は週の半ばに女将と買い物に行っていないから、亭主がプールの帰りに気が付いて買って来るだけだったのです。冷蔵庫の中には小鉢に盛り付けるものがなくて、コンロの上の鍋の中に夕べの筍の煮物があるだけなのでした。ベーコンエッグと茄子焼きを加えて、筍ご飯を炊いたからそれで良しとするのでした。今朝は右肩が凝って右手の温度が随分と低いから、少し動かさなければと思う。

 食後のお茶をもらったら、ベッドに横になって1時間ほど眠るのでした。11時過ぎからドジャース戦が始まるので、それまでの1時間ほどで庭仕事を終えたいところです。珈琲を飲んで目を覚ましたら、玄関を出て昨日の続きの作業を開始する。10年以上も使った古い土を半分捨てて、新しい土を入れて行くのです。捨てる土は埋め立てゴミの袋に入れ、来週の木曜日に集積場に持って行かなければならない。10分ほどで新しい土と入れ替える。

 次にピーマンの苗を植えて新しい土を被せるのでしたが、説明書きのプレートを見たら「甘唐辛子」と書いてあった。ピーマンと同じ場所に置いてあったから、取り間違えてしまったらしいのです。若いときなら間違えようもないのに、年を取った証拠なのかも知れない。やっと茄子まで植え替えて、暖かい陽射しが朝から当たる駐車場の端にポットを置いておくのでした。11時前になったので、厨房に入って昼の支度を始める。

 羽根付きの冷凍餃子の袋をよく見たら、「水も油も入れない」と書いてあったので、いつも少し柔らかくなってしまうのは、水を入れるからだと気が付いた。隣の鍋でお湯を沸かして麺を茹でたら、羽根が焦げた頃に餃子を皿に盛り付けて、わずか10分で昼が出来上がる。あまりにも簡単に出来ると、何か作る楽しみがなくなるような気がするから、人間は随分と勝手なものです。ドジャース戦の相手はテキサスレンジャーズなのでした。

 昼を夾んで試合を見続ける亭主。居間のテレビを点けたままで書斎に入り、合間にブログを更新して、なかなかの好試合なのです。女将は厨房に入って小鉢の酢の物などを作っている。亭主は探し出した風呂の説明書を読んだら、電源が切れたらブレイカーの電源を一度落として入れ直せば好いと書いてあったので、やってみると見事に復活したからまずはひと安心なのでした。1時半になってもまだ終わらないドジャース戦は観ていて疲れる。

 9回の表同点に追いつかれて9回の裏にマンシーのこの試合三本目となるホームランで、さよなら勝利を飾ったから好かった。窓を開け放っていても部屋の中はどこも25℃。亭主は箪笥の中から探し出した半袖のTシャツとハーフパンツに着替えて、庭仕事の続きを始めたのです。女将は厨房で夜の春巻きの準備をしていた。ミニトマトの苗を地面とポットに植え付け、キュウリの苗は西日の当たる亭主の部屋の前に植え付けたのでした。

 今日は一日中晴れて暖かく、亭主は午後の昼寝も暑くて出来なかったほどなのです。ほとんど外を歩かなかったけれど、懸案の苗木の植え付けが終わって、後は成長を待つだけ。東の庭ももう草が沢山生えているし、南の庭にも少しずつ草が生えている。これから毎日が雑草との戦いなのです。のんびりと収穫の日を待ちながら暮らすしかない。夜は春巻きと若竹煮で、久し振りの春巻きはとても美味しかった。明日はお袋様と買い物に行きます。



4月12日 日曜日 昨日よりもぐっと気温が下がったけれど…

 今朝は昨日よりも寒くなると言うので、さすがに長袖長ズボンで眠ったのでした。部屋の温度は15℃まで下がっていたから、5時半に目が覚めて薄手のタイツと靴下まで履いたのです。外に出てみたら、夕べの天気予報では朝から晴れると言ったのに、薄雲がかかって陽の光は翳っていました。昨日植え付けた野菜類を見て回り、西側の狭いスペースにも何か植えないと、また雑草が生えてしまうと考える。何を植えたら好いのかが判らない。

 隣のお花畑を見渡せば、菜の花も終わって白爪草が花を咲かせている。西の空は少し青空が覗いているので、これから晴れてくるのかも知れない。新聞受けから新聞を取ったら、コーヒーを淹れて居間の椅子に座って一服する朝。今日はお袋様と隣町のスーパーに買い物に行き、昼は久し振りにピザを焼こうと思っているのです。ドジャース戦は10時からだから、午前中はテレビで野球観戦をする予定なのでした。女将が起き出して厨房に入る。

 亭主が小鉢と苺を盛り付けてテーブルに運ぶ間に、最後のほっけを半分ずつにして女将が皿に載せてくれた。筍ご飯をチーンして、味噌汁とキュウリのお新香を運べば朝ご飯を食べ始める。時間になるまで、自治会の回覧板をExcelで作る作業の仕上げに入るのでした。新しく回覧順序の図を入れて、印刷したら女将に確認してもらうように話しておくのでした。9時15分になったら、お袋様に電話をして迎えに行く。空は晴れて来たのでひと安心。

 駐車場は開店と同時に来店する客が帰る時間帯なので、店の入り口に近い場所が割と空いている。お袋様の後について果物売り場で清見オレンジと苺を買い、大根とキャベツを籠に入れる。女将がその他の野菜を見繕っている間に、亭主は焼きそばとラーメンの単品を持ってくるのです。魚や肉を見て回り、冷凍食品や菓子やチョコレートを籠に入れたら、女将はもうレジに並ぶのでした。お袋様の買い物を少し手伝って、家に帰ったら丁度10時。

 大谷選手の先頭打者ホームランを見ることが出来た。しばらくは居間の椅子に座って観ていたけれど、今日はピザ作りの作業があったので、厨房のテレビを点けて強力粉を捏ねながら観るのでた。発酵に20分かかるので、その間にピザに載せる野菜やベーコンを切って入れ物に入れておきます。発酵が終わったら、生地を二つに分け、短い伸し棒で丸く伸ばしたところで、女将を呼ぶのです。その後の作業は女将任せで、亭主はテレビに見入る。

 1時間ほどかけて作ったピザは、焼き立てで熱々なのでとても美味しいのです。午後は女将のスポーツクラブの予約を終えたら近所の散歩に出掛ける亭主。空は雲一つない青空で、みずき通りのハナミズキはどの枝にも花が咲いているのでした。家に戻って今日初めての昼寝をしたら、もう夕方なのでした。植え付けたキュウリの苗に水を遣り、枝豆を焼売の皮に包んで、女将にチーズ巻きと一緒に揚げてもらう。夜のおかずは鰯の蒲焼きなのです。


4月13日 月曜日 朝は昨日よりも涼しく空は雲に覆われて…

 午前5時の東の空は、雲に覆われていましたが、上空は雲なのか青空なのか、まだ陽が昇らないから判らない。夕べは9時に床に入って、今朝は4時前に目が覚めたのです。暗い寝室の枕元でピーカピーカと光る携帯が気になって、画面を開いてみてもどこに着信があるのか、メール画面で迷惑メールを見れば、随分と沢山のメールがあるのでした。確認しながら削除していけば、中に旧友の名前があるのに気が付いたから、不幸中の幸いでした。

 しみじみとメールを読み返し、元気で暮らしているのだと嬉しく思うのでした。30日で削除されるという迷惑メールになぜ振り分けられてしまうのか、疑問は尽きない。庭に植えた野菜が気になって一回りすれば、元気に根付いている様子。先日草取りをしたばかりなのに、もう新しい草が生えているから驚きです。今日は芍薬が花芽を付けてきたので、東の庭の草取りをしようと思うのでした。6時を過ぎたら薄陽が差してきたので嬉しい。

 今朝も時間になったら朝食の支度の手伝いをして、納豆が付くからと白いご飯をチーンした。新玉葱の味噌汁が甘くて美味しかったのです。テレビを点ければドジャースとメッツの試合が5時からやっていたらしく、佐々木投手がまた打たれて負けていた。結局、9回までまた打たれて、5対2のまま負けてしまうのでした。亭主はふて寝して9時過ぎまで眠る。今日もプールは午後の予定だから、午前中に庭の草取りでもしておこうと思う。

 座る台とビニール袋を持って東の庭に出れば、先月、取ったばかりの草が思ったよりも延びているのでした。片っ端から素手で根から引き抜いてゴミ袋に入れて行く。12年前に敷いた白い砂利はもう薄汚れて、その間から次々と雑草の目が出て来るのでした。5mほど進んで綺麗になったと思ったら、後ろを振り向けばまだ随分と残っている。30分ほど頑張ったら、南の庭では女将が草取りを始めてくれたらしい。後の作業は午後にしよう。

 風呂場から和室の前は小さな砂利を敷いてあるのですが、これも年月を経る間に雑草が生えてくるようになりました。こちらも先月、草取りをしたばかりなのに、もう次の草が生えているのです。もうじき芍薬の花も開いてくるだろうから、それまでには周りを綺麗にしておきたい。今は紫色の釣鐘水仙が可愛らしい花を付けている。三つ残った大型ポットも、何かを植えて駐車場の方に移動しようと思っている。暖かくなる季節は結構忙しい。

 昼は焼きそばを作って女将と食べる。キャベツやニンジン、ナスに長ネギの青い部分、シメジに肉を入れ、水を入れて少し蒸すような形で、蒸し麺を入れて水気のなくなるまで蒸すのです。鶏ガラのスープの素と塩に醤油、砂糖少々を加えて炒めれば完成。キャベツの芯まで柔らかく食べられるので簡単な調理なのです。午後は女将がスポーツクラブに出掛け、亭主は奥の寝室で1時間ほど昼寝をする。珈琲を飲んで目を覚ましたらいよいよプール。

 4階のスポーツクラブの入り口から、ストレッチをする場所に行けば、女将がストレッチを終えて教室に入るところでした。手を振り合って別れる。やはり、午後のプールは空いていました。人はいても隅に固まっておしゃべりをしているから、コースには一人二人だけなのです。皆さんの泳ぐ様子を見て、速く泳ぐコースに入って女性の後を泳いだのは好いけれど、最近はあまり距離を泳いでいないから、途中で息が切れるのでした。

 家に帰って紅茶を入れていたら、女将が帰ってきて暑かったと言う。外はすっかり曇っているのに部屋の中は、窓を開け放っていても24℃もあるのでした。隙間時間には『ギリシア悲劇』を読んで、ヨーグルトを食べる女将の話を聞くのです。4時半になったら解凍したモツ焼きを焼いて、一杯飲み始める亭主。午後のプールは空いているけれど、後が疲れるので善し悪しなのです。夜は先日の春巻きが残っているから、揚げ終わるのを待つのです。


4月14日 火曜日 朝は曇りがちでも薄陽が差して…

 暖かかったからか4時過ぎに目が覚めてしまい、もう一度眠ろうとしたけれど眠れなかったのです。イラン情勢や京都の行方不明少年のその後について、何か進展があったかとテレビを点けるのでした。コーヒーを淹れて飲みながら、新聞を取りに玄関まで出れば、空は曇り空で時折薄陽が差す程度だけれど、気温は相変わらず高く、今日も暑くなりそうな様子なのでした。7時前に朝食の支度をしに厨房に入った女将に合わせて、亭主も動き出す。

 庭の草木の様子を見て回れば、駐車場に置いた大きなポットに植えた野菜類は、元気に根付いたらしく、まだ土は乾いていなかった。昨日草取りをしたところはさすがに綺麗になっているし、今日の草取りの予定にしてある奥の部分も、何とか終わるだろうと思うのでした。前の家から持って来て植えた芍薬も、すっかり根付いて花芽が付いている。祖母からもらった釣鐘水仙も紫色の花が咲いて可愛らしい。南の庭の十二単も花が咲いている。

 陽が出て来たので近所へ散歩に出掛ければ、お花畑のネモフィラが今日は綺麗に花が開いて、他の様々な花の中でも取り分け目立って綺麗なのでした。古い集落の方に道を曲がって森の手前まで歩いて行けば、澄んだ鴬の声が聞こえてくる。竹林のある近くを通れば、あちらこちらに筍が出ているからその数の多さに驚いたのです。これでは少し採っても採りきれないと思うのでした。家の傍まで戻って来れば、女将が百合農家に出掛けていく。

 母の日のカサブランカを予約してきた女将は、百合の花をもらって帰って来ました。それから昼のポークステーキを焼いてくれたのです。亭主は皿を用意してご飯を温め、お澄ましを作る。肉は軟らかくてとても美味しかったから、腹も凭れなかった。午後は亭主が昼寝を決め込み、女将はお習字を始めるのでした。1時間ほどして目覚めた亭主は、観られなかったドジャース戦の結果をネットで確認する。4対0でドジャースが勝ったのです。

 時間のある午後は、懸案の東の庭の草取りを始めたけれど、思ったよりも奥行きがあって、なかなか先に進まないのです。残り2mを残して、20cmも根っこのある小さな草々を引き抜いたら、芍薬の周りもすっきりと綺麗になりました。ビニール袋も一杯になったので、ここで今日は終わりにすることにしました。踏み台に座って作業をしていても、屈んで草を取るから、腰が痛くて堪らないのです。肥料をやったり支柱を立てたりはまた今度です。

 家に入ればもう4時前で、女将は午後に書いた書を郵便局へ出しに出掛けた。亭主は冷蔵庫に切ってあった清見オレンジをひと房食べて、疲れを癒やすのでした。午後は曇りだと言っていたけれど、結局、夕方まで青空が出て好い天気なのでした。女将の飾った百合の花が好い香りを放っている。そろそろ晩酌の支度をしなければと、氷を製氷皿から取り出して、また水を入れておく。焼酎と強炭酸は今夜の分ぐらいはまた残っているのでした。

 4時半を過ぎたら冷凍の唐揚げをチーンして、枝豆を流水で溶かします。今日は午後の庭仕事で疲れたから、隙間時間の読書はなし。厨房に入った女将のかけているテレビのニュースに聞きながら、一杯飲み始めるのでした。明日は混んでいても午前中にプールへ行こうか。それとも庭仕事の残りを午前中に済ませて、午後にプールへ行こうか。そんなことを考えながら、女将がししゃもを焼いて、キュウリとワカメの酢ものとホウレン草をテーブルに持って来たので、つまみにしながらまた酒を飲むのです。


4月15日 水曜日 十分に眠った朝は気持ちが好い…

 夕べは9時には眠くなったので床に就いたのですが、1時過ぎに一度目覚めて居間の部屋で煙草を吸おうと椅子に座ったのは好いのですけれど、すぐに眠気が襲って来たのでまた床に入るのでした。次に目覚めたのは朝の5時半で、なんと8時間以上眠ったことになる。新聞を取ろうと玄関を出れば、やり残した庭仕事がまだ沢山あるのに驚いて、家の周囲を歩いて庭の様子を見るのでした。南の庭が一番草が生えていて、手入れが必要なのです。

 駐車場のある北側の庭も雑草を取っていないので、そろそろ手入れをしなければならない。あまり気長に構えていると、作業にかける時間が昔ほど短くはないので、次々と伸びてくる草の勢いには追いつかなくなる。楽隠居の生活も春先が一番忙しいのだとやっと解ったような気がするのです。毎日、今日はこれをやると決めて、少しずつこなして行かなければいかないのでしょう。今日は昨日の続きで、東側の庭の草取りの仕上げから始めよう。

 女将が厨房に入る前に、小鉢を並べてテーブルに置き、魚焼き器を温めておくけれど「先に水を入れとかなくちゃ駄目なのよ」と言われて「はいご免なさい」と応える亭主。7時には朝食を食べ始めることが出来たので、ますまずの出来なのです。百合農家を継いだ息子の小学校の同級生のところからもらって来たピンクの百合が、今日になってから香しい匂いが漂うようになった。球根はオランダから輸入しているのだと女将が聞いてきたらしい。 

 午前中にプールに行くと決めたから、9時に家を出てまずは薬局に行ってペーパータオルと歯間ブラシを買うのでした。それからスポーツクラブのある立体駐車場に車を停めて、ロッカーのある場所まで移動したのですが、ちょっと着くのが早すぎた。着替えて準備体操をして待つのです。プールはやはり朝一番混んでいたので、15分ほどでプールを出て、近いのスーパーに行ってブロッコリーとトマトを買って家に帰るのでした。

 家に帰って昼の支度を始めれば、買ってきたブロッコリーを茹でて、トマトと付け合わせでスパゲッティーのミートソースだから、簡単なのでした。食事が終わって女将がスポーツクラブに出掛ける時間には、亭主はまだ眠くならなかった。ドジャース対メッツの試合を最後まで観て、やっと眠くなったので横になるのです。1時間ほどで目が覚めて紅茶を入れていたら、女将が帰ってきた。「京都の事件の進展があったらしい」と言うのでした。

 「夜はカレーにするの?」と女将に言われて、庭仕事の続きをしようと思っていた亭主は、急遽、カレーの支度を始めるのでした。30分ほどでカレーを作り、庭仕事は諦めて酒屋に酒を買いに出掛ける。今週は少し早く酒がなくなった気がするのです。酒屋から帰って、4時半になったので、鶏手羽の燻製を肴に一杯飲み始めようと準備をすれば、ニュースで例の少年の事件をやっていた。夜はカレーライスで無事に我が家の夕食を終えた。


4月16日 木曜日 夜のうちの雨は上がって…

 7時間近く眠ったのに、何故か眠気の覚めない朝なのでした。コーヒーを沸かす前に、今日はプラゴミと埋め立てゴミを出す肥立ったから、集積場まで一回目の荷物運びをするのです。プラゴミは軽いけれど、土の入ったゴミはひと袋5㎏以上はあるから、一度では運べなかった。朝食の前になんとか二回は往復したけれど、残りのひと袋は食事の後で運ぶことにしました。近所の男の子が、プラゴミの袋を幾つも抱えて家の前を往復していました。

 女将が厨房に入る前にと、酢の物や大根の煮物をテーブルに運び、テレビを点けて京都の事件の速報を聞いていたのです。味噌汁が出て、ご飯が出たので、後は魚の焼けるのを待つだけ。少し塩辛くなった鯖は臭くて、やはり美味しくなかったけれど、頑張って完食する亭主。食事を終えてお茶をもらったら、もう一度埋め立てゴミの袋を集積場まで運ぶ。帰りに庭の様子を見れば、随分と草が生えている。ツツジもやっと咲き出してきたのです。

 食事が終わって洗面と着替えを済ませたら、9時を過ぎたので昨日の東側の庭の草取りの続きを始めました。残り2mほどだからと、小さなコンビニの袋を持って椅子に座りながら草を抜いて行く。30分ほどで作業は終わり、随分と綺麗になったのです。あちらこちらに抜いた草を入れたゴミ袋が散らかっているので、大きな燃えるゴミの袋にまとめて入れておきます。女将が「駐車場の草が大変なことになっている」と言うけれどそこまでは無理。

 西の小径に面した庭の様子を見れば、もう小さな草が生えてきているから、自然の勢いは筍のように止まらないのです。悪い事ばかりではなく、剪定してもらった木槿の新芽が出て来ていたから、やはり春の勢いはそこいら中なのだと思うのでした。アスファルトデ固められた小径に生えた草は、除草剤を使うことにしているけれど、これも費用が馬鹿にならないのです。一升瓶の焼酎と比べて1.5倍ほどの値段だから、めったに買えないのでした。

 亭主の予定では、南側の庭を二回目の草取りを終えたら、東側の駐車場の草取りを始めようと考えています。ついでに放ったらかしの絹さやの支柱も、紐でしっかりと誘引しなければならないから、まだまだやることは多いのです。10時を過ぎて、ここまでブログを書いたらば、昼の支度を始めるまでが休憩時間です。楽隠居の生活も何かと忙しいから楽しくなるのです。今日のドジャース戦は11時からだけれど、昼食後に眠くなりそうなのです。

 11時前にカレーを温めて久し振りに蕎麦を茹で、カレー蕎麦を作って女将を呼ぶのでした。今朝方目が回って気持ちが悪かったと言う彼女は、蕎麦を少し減らしてくれと言うのでしたが、無事にカレー蕎麦を食べ終えたのでひと安心なのです。ドジャース戦を観ながら、ソファーに寝転んでいたら、途中、少し眠ってしまうのかと思ったけれど、何とか2対1まで大谷選手が投げて、6回目に入るところで見るのに疲れてひと休みです。

 何とか無事に8対2でドジャースが勝って、大谷選手は勝利投手になったので好かった。風の強い午後の退屈なひとときは、昼寝をしようにも眠くならないし、外で作業をすることも出来ずにいたので、気分転換に煙草を買いにコンビニまで車を走らせる。家に帰れば今度は女将が、夜が眠れないからと買い物に歩いて出掛けるのでした。新緑の鮮やかな季節になったのは、居間の窓から見れば十分に味わえるのです。向かいの森の綠が眩しい。

 夕方になってやっと1時間ほど眠ることが出来ました。4時半になったら晩酌の準備を始めて、枝豆を解凍してカシラとハラミの串焼きをグリルに入れて焼くのです。ワイングラスに氷を入れて、焼酎を強炭酸で割って飲むのですが、習慣で口を付けるけれど、グラス一杯でもう腹が一杯になってしまうのでした。女将は納豆と煮物でご飯を食べて、これが二人の夕食。たまには、こんな質素な食事もいいのかも知れない。今夜は冷えそうなのです。


4月17日 金曜日 朝からひんやりとした空気で…

 朝から青空が広がって気持ちが好いのです。ひんやりと空気は冷たいけれど、今日は一日晴れると言うから、それだけでも好しとしなければ。天気予報で千葉の気温が出るけれど、佐倉はそれよりも3℃ほど低いのが常なのです。だから東京よりは5℃も低い計算になる。内陸だからなのだろうか。コーヒーを淹れて飲んだら、燃やせるゴミの袋を集積場まで運ぶのが亭主の仕事。テレビのニュースを聞きながら、朝食の支度を始めるのです。

 今日は豆を昆布との煮物と、大根と人参の鱠を盛り付け、テーブルまで運んだら、苺を皿に載せ、女将がやりやすいようにと、味噌汁の椀と焼いた魚を載せる皿を出して調理台に置いておくのです。7時前に女将が起き出して、味噌汁を作り始めるから、亭主は最後の筍ご飯をレンジでチーンして、味噌汁と一緒にテーブルに運ぶ。鮭が焼けたらやはり亭主が皿に載せて、テーブルまで運んだら、一人で先に戴きますをして食べ始めるのでした。

 テーブルの上の百合は、つぼみが開いてより強い香りを放っている。居間の部屋中がカサブランカの香りで満ち溢れるのです。食後は洗面だけ済ませて、居間の部屋でひと眠り。1時間ほど眠って居間に行けば、聞き覚えのある音楽が流れている。厨房でテレビを観ていた女将が「小野リサよ」と言うので、画面を見れば昔懐かしいボサノバの歌手が、朝の番組にゲストで出ていたのです。珈琲を一杯飲んでプールへ行く支度をするのでした。

 いつもより時間は少し遅かったけれど、駐車場の端に車を停めて、まだ開店前のディスカウントショップの間を通ってスポーツクラブへ向かう。ロッカールームに着いたらまだ10時前で、やっとプールへの通路が開くところでした。いつもの賑やかな小母さん達ももうシャワーを浴び終えていたので、ゆっくりと混んだプールに入って、前の泳ぎ手につっかえながら泳ぐのです。それぞれスピードの違う5人の間を泳ぎながら20分間の我慢です。

 帰りは地階のスーパーに寄って、昼のラーメンに入れるモヤシやチャーシュー、味付きのゆで卵や白モツやカシラの串焼き、冷凍の餃子などを買って、最後に総菜コーナーで卵サンドを籠に入れてレジに並ぶのでした。信号待ちで卵サンドを頬張りながら、家に帰ればもう11時前なので、急いで昼の支度を始めるのです。今日は陽射しがあるけれど北風なので、ラーメンには丁度良かった。女将も亭主も汁まで綺麗に飲んで暖まるのでした。

 昼から1時間ほどの昼寝をして、スポーツクラブに出掛けて女将のいない家にぽつんと亭主は一人。午後は南側の庭の草取りをすると決めていたから、ゴミ袋と椅子にする踏み台を持ってにわに出るのです。ちょうど西日が差して風は少し冷たいけれど、端の方から小さな草を抜いて行けば、地面に出ているよりもずっと多くの根っこが取れて、ビニール袋の中に入れていくのでした。絹さやも針金で支柱に立てかけ、3mほど進んだらもう終わり。

 屈む作業を小一時間やったら腰が痛くなって、居間の部屋で紅茶を沸かして飲んでいたら、女将が帰ってきたのでした。一休みしていたらもう4時を過たので、そろそろ晩酌の支度をしないとと、厨房で白菜のキムチを小鉢に盛って、昼前に買って帰った白モツとカシラをグリルに入れて焼き始める。女将が葱の串焼き用を作ってくれたから、それも一緒に焼いて酒を飲み始める。やはり、混んでいても午前中にプールに行った方が午後が楽なのでした。明日は今日の残りの草取りをして、後は何をしようか…。


4月18日 土曜日 曇り空で寒い朝だけれど…

 夜は10℃を下回る寒さで、今朝も暖房を入れないといられないのでした。今日は午後からは晴れるという予報だけれど、まだ陽が差さないから暗い朝なのです。6時間半の睡眠で目覚めた亭主は、居間のブラインドを上げて玄関を出て新聞を取ってくる。ザーッとページをめくって見出しだけ見たら、スマホを持って外に出るのでした。昨日の庭仕事の成果を確認しようと、南側の庭を見に行くのです。あと2mを残して綺麗になっていた。

 帰りに庭木の様子を見たら、モミジもキンモクセイも新芽が伸びて来ている。木々の根元には草が伸びて、お隣との境の土の部分にもレンゲや名も知らぬ雑草が生えているのでした。玄関前のテラスに持って来た大型のポットの土も、次の回収日までには袋に詰めて捨てる準備をしなければならない。女将がディスカウントストアで朝顔の種を売っているのを見たと言うから、今日は出掛けて行って買ってこようと思うのでした。

 女将が厨房に入る前に、亭主は小鉢に野菜を盛り付けて、テーブルに運んでおきます。今朝は銀ダラの煮付けだったので、味噌汁と共に亭主がテーブルまで持っていく。昨日、ラーメンに使った半熟の味つけ卵も、沢山残しても仕方がないからと出しておくのでした。冷蔵庫の中には、もうあまり食材がなくなっているので、明日の買い出しの前にして丁度好い具合なのです。ここまでブログを記入して、やっと食後のひと眠りが出来る。

 でも30分も眠ったらもう目が覚めて、女将が「野球やっているわよ」と言うのでドジャース戦を観たら、まだ始まって直ぐなのでした。「先に買い物に行こうよ」と、今朝ほどショッピングモールで安くジーンズを売っていると言っていた女将の言葉に従って、ついでに野菜や花の種を買おうと出掛けて行くのでした。開店前に駐車場に着けば、土曜日でも空いているだろうと考えたのです。ところが食料品売り場は9時からで結局混んでいた。

 やっと空いた場所を探して一階に停められたので、二人で入り口から入ったら花屋のところに花や野菜の種を見つけた、ついでにこの間買い忘れたピーマンの苗も買って、二階の用品売り場に行くのでした。女将の目的のストレッチジーンズを手に入れ、亭主もどさくさに紛れて、新しいジーンズを一本買ってもらう事が出来たのです。帰りしなに「夕方に歯医者がある」という女将のために、刺身を買って晩のおかずにしようと言うことになる。

 例によって女将は歩いて帰るので、亭主は先に家に帰って昼食の支度をしながら、厨房のテレビでドジャース戦の続きを観るのでした。今日は残りの肉と野菜で塩焼きそばを作り、ちょうど帰って来た女将と一緒に昼食を食べるのでした。一緒に焼いた羽根付きの餃子は、小さなフライパンだったからか、黒く羽根が焦げてしまうのでした。ドジャース戦は7対1で勝ったけれど、ロッキーズのスタジアムは標高が高く、選手の吐く息も白かった。

 1時間ほど昼寝をしたら、女将が紅茶を入れてくれて、亭主はいよいよ庭仕事の続きを開始する。まずは大きなポットの土を半分ほど捨てて、新しい土を入れたら買ってきたピーマンの苗を植え付ける。二つあればちょっとした時にも使えるので十分なのです。それから南の庭に出て、昨日の仕事の続きを始める。草を取りながら絹さやの伸びた蔦を支柱に針金で止めて行くのです。昔植えた茗荷の芽が出てきている。これで水遣りをすれば終わり。

 女将は歯医者の定期検診に出掛け、4時半になってやっと玄関に戻った亭主は、昨日の夜に作っておいた挽肉を包んだ雲呑を、揚げて晩酌の肴にしようと考えている。まずはひと休みで一服してから動きだそう。嬉しかったのは駄目になったと思っていた絹さやが、みんな蔓を伸ばしていたことでした。もう沢山の実がなっていて、4月5月の収穫というのは嘘でなかったこと。野菜も花も説明書通りに育てれば、上手くいくのでしょう。

 女将が帰ってくる前に、まずはコンビニへ行って煙草と酒のつまみを買ってくる。5時を過ぎていたので、昨日作っておいた雲呑揚げを油で揚げて塩を振る。そして、買ってきたばかりのイカの明太子和えを小皿に盛って、焼酎の炭酸割りを飲み始めるのでした。やっと女将が帰ってくれば、フッ素を塗ったから1時間はたべないでと言われたと言うのです。6時前になってメインの刺身を出して二人で夕食を食べ始める。美味しい刺身なのでした。


4月19日 日曜日 朝から陽が差して心地よい天気でしたが…

 夕べは9時過ぎに床に就いて、1時半には目が覚めてしまいました。いつもならまたすぐに眠れるのに、寒かったからか身体が冷えて、居間の部屋で暖房を入れて暖まっても、すぐには眠れなかったのです。結局、明け方まで映画を観て、朝方の2時間ぐらいしか睡眠が取れなかった。起き出せば女将がもう食事の支度を調えてくれて、新聞を取るのも忘れて食卓に着くのでした。どうも週末はいつも調子が狂ってしまうようなのです。

 食後のお茶をもらったら、ひと休みして玄関を出るのです。昨日の庭仕事の結果を確認するかのように、野菜の苗を植えた駐車場のポットを見てから、南の庭の様子を見に行くのでした。お隣の若いご主人がやはり駐車場で家の境目にある雑草を取っているのです。挨拶をすれば「草が伸びるのが早いんですよね」と、笑って言うのです。「うちも午後からやりますよ」と応えて、南側の庭を見に行けば、さすがに綺麗になっているのでした。

 9時過ぎにお袋様に電話をして、女将と一緒に車で迎えに行けば「今日は暖かいね」と言って乗り込んでくるのでした。隣町のスーパーの駐車場もいつもより混んでいて、店の入り口の近くには停められなかった。入り口の果物を見て甘夏と苺を籠に入れたら、大根を買うからと女将が言うので、うずたかく積まれた中から取ってやるのです。1本60円ほどだから安いのです。女将が魚を見ている間に、亭主はスパゲッティーとソースを持ってくる。

 家に帰ればドジャース対ロッキーズの試合が始まっていて、昼食を夾んで観ていたけれど、今日は逆転されてドジャースが負けてしまうのでした。明日は朝の4時から試合が始まると言うけれど、上手く起きられるのだろうか。昼から地区のブロック長さんが来て、班長の回す回覧や仕事の説明などをしていった。女将が出て対応していたけれど、結構大変なようなのです。年を取ったらあまりやりたくない仕事ではあるのです。

 今日の昼食はスパゲッティーのカルボナーラを作るのでした。ブロッコリーを茹でてトマトを切り、茹でたスパゲッティーにカルボナーラのソースをかけるだけだから、とても簡単なのです。それでも美味しく食べられたから、とても嬉しいのです。食後のお茶をもらったら、ひと休みして亭主はベッドに横になり昼寝の時間です。女将は夜が眠れないからと、買い物に出掛けて往復3kmを歩いて来るのでした。目覚めたらもう3時なのでした。

 今日初めての珈琲を淹れて飲んだら、3時半になったので駐車場に出て隣の家との境の雑草を取るのでした。小さな砂利を敷き詰めてあったのだけれど、その間から草は生えてくるのです。30分ほど格闘して綺麗になったら、ぐらついていたフェンスを直して、小さな植木鉢に朝顔の種を蒔く。昨日から取った草の袋を大きなゴミ袋に入れて、明日の朝のゴミ出しに備える。4時半になったら晩酌の支度をして女将が雲呑揚げを揚げてくれたのです。

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2026年4月上旬



4月1日 水曜日 暖かい朝でしたが霧が濃かった…

 「昨日は何時に寝たのかなぁ」と呟いていたら「10時にはもう寝ていましたよ」と厨房に入った女将が言うのです。夜は風が強くなると言うので、久し振りに雨戸を閉めて寝たら、朝の6時までまったく目が覚めなかったのでした。覚束ない足取りで居間の部屋に行って、コーヒーの湯を沸かしながらブラインドを上げ、セキュリティーを解除して新聞を取りに玄関を出れば、今朝は随分と霧が出ていた。湿度は62%、室温は22℃もあるのです。

 寝ぼけ眼で椅子に座って自分の写真を撮ろうと思って、シャッターを押すけれど、やはり寝起きの顔つきは好くないのでした。女将が調理を始めたので、亭主も箸や小鉢をテーブルに運び、煮魚を載せる皿や味噌汁の椀を調理台に置いてやり、自分は焚けたばかりの釜からご飯を茶碗に盛り付けるのです。朝刊の広告に、いつも行く隣町のスーパーの広告が出ていたので、見れば我が家で使うカレーのルーが2割引なのでした。月初めの安売りです。

 女将に話して、午前中はプールに行くので、午後から隣町まで行ってスーパーで買い物をしてくることにしたのです。一日の予定が立てば、後は動くだけだから楽ちん。洗面と着替えを済ませて、コーヒーをもう一杯飲んだら『イオーン』の続きを読んで、出掛ける時間までのひとときを楽しめば好い。最近はプールの開く30分以上も前から出掛けて行くのが常で、今日も早めに出掛けて連絡通路のある3階の駐車場にやっと車を停められた。

 ロッカールームにはまだ人が来ておらず、椅子に座ってゆっくりと着替えを済ませる。プールの常連の親父様が来て、いつも綺麗なフォームで泳ぎますねと言えば、話をすれば若いときから随分と泳いできたらしい。78歳だと言うから亭主よりも年上で頑張っているので、頭が下がるのでした。今日はプールで泳いでいたら、15分したら緊急警報が鳴り出して、プールから出るように言われる。地震なのだという。丁度好いからプールを出る。

 時間が早かったので帰りにショッピングモールへ寄って、いつもの酒を買って帰るのでした。家に帰れば、女将が地震でスマホが鳴ったという話をするのです。一服したら厨房に入って、昼の支度をし始める亭主。今日はラーメン・餃子の予定だったから、先日作った煮豚の最後をチャーシューにして、葱と小松菜を入れて餃子を焼くだけなのでした。最近は冷凍餃子も美味く焼けるようになったのです。あっさりとしたスープで美味しかった。

 大谷選手の登板でドジャース戦が始まったので、テレビに釘付けになったのだけれど、午後は隣町のスーパーに行く予定だったから、30分ほど昼寝をするのでした。すぐに起き出してまたテレビを観る。1対0でドジャースが勝っている。大谷はまだまだ投げられそうな勢いなのです。隣町のスーパーまで行って、女将のメモ通りに買い物をして、帰って来てもまだ試合は続いていたのです。4対1でドジャースが勝って、今日は気分が好かった。

 国道に出るバス通りには、古い桜の木が沢山植えられていて、みんな立派な花を咲かせていました。夕方になって雨が酷くなってきた時間に、女将は傘を差して歩いて帰ってきたのです。スマホも持ち歩かないから、亭主は迎えにも行けなかったのです。散歩にも出られないから、テレビで何度も観た映画を観るしかなかった。ストーリーは知っているから、ジョン・ウェインの映画とデンゼル・ワシントンの映画とを交互に観るのがまた楽しみ。

 4時半を過ぎて、亭主は鶏の唐揚げとポテトフライで一杯飲み始めるのでした。ワイングラスで二杯目を飲み始める頃に、カツ煮が出て来て、二人で夕食を食べ始めるのです。カツは柔らかくて、太い葱はとても甘かった。トンカツ二つ分はさすがに二人では食べきれずに、明日の朝に回すことにするのでした。明日もずっと雨の天気だけれど、女将は美容院の予約をしていると言う。亭主は古い友達の誕生日に、メッセージを送るのが楽しみです。


4月2日 木曜日 朝から冷たい雨が降って桜も散り始める…

 雨降りの朝は暗い朝。家の隣の菜の花畑も何処か寂しそう。プラゴミを集積場まで持って行けば、道に桜の花びらが随分と散っているのでした。折角咲いたのに雨の日が多くて、先日、小学校の桜を観に行ったのが唯一の晴れ間。西の小径の階段を昇って、自宅の南のミニ菜園を見れば、ブロッコリーもホウレン草もだいぶ大きくなっている。雨が降り続くから地面もすっかり濡れて、元気になっているのでした。雪柳もすっかり根付いたのか。

 今朝の食事は夕べ女将が亭主の買って帰った鰯を開いて、蒲焼きの準備をしてくれたのだけれど、前日のトンカツが残っていたので再びカツ煮にして食卓に出したのです。卵と長ネギを加えてボリュウムもあったから、これで今朝の食事は十分なのでした。食事を終えてお茶をもらったら、亭主は寝室に入ってひと眠りする。夕べは珍しく11時過ぎまでテレビの洋画『キングコング』を観ていたので、少し寝不足だったのです。

 30分ほどで目が覚めたけれど、まだ眠り足りないと床の中で目を閉じていれば、再び眠ることが出来たのです。10時前にやっと目が覚めて、昨日の寝不足を挽回したら、昼飯の用意をするにはまだ時間があったので、古い友達にメールでお誕生日祝いのメッセージを送ろうと、小さなタッチパネルを太い指で四苦八苦しながら、やっと書き終えて、書斎で撮った自撮りの写真を添えて、送ったのですが、不思議なことに送れないのでした。

 また後でやってみようと昼食の支度に厨房に立って、女将に断ってスパゲッティーボロネーズを作る。作るとは言っても、スパゲッティーを茹でて、一緒の鍋で温めた市販のスープをかけるだけの簡単なものなのです。野菜がないからと、トマトと茹でたブロッコリーを添えて、二人で美味しく戴くのでした。テレビではMLBのドジャース戦をやっていたのですが、今日はまた負けているのでした。相手チームのピッチャーはかなり出来が好い。

 食事が終わって午後の昼寝もしないうちに、亭主は駅前の銀行へ出掛けて行くのでした。先日のなりすまし詐欺でネットバンキングをストップさせたので、銀行の出納状況がパソコンで見られないから、しばらく使うことのなかった通帳を持って記帳に行ったのです。いつも使っている立体駐車場に車を停めて、そこから歩いて駅の近くまで約1000歩、半年ほど記帳していなかったので、途中で通帳がなくなり、機械で新しい通帳に記帳する。

 帰りにいつもの地階のスーパーに寄って買い物をして、駐車券をもらうのでしたが、雨の日だというのに随分と混んでいた。家に帰れば、女将が待っていましたとばかりスマホを渡して、スポーツクラブの予約5分前なのでした。すっかり頭から抜けていたから、驚いて椅子に座って無事に予約を終えるのです。毎月の金銭出納の記録は亭主野仕事だから、それからパソコンに向かって3月分の記録を作るのでした。支出はだいぶ減っているのです。

 昔からの友人に送ったメールが届かないので、メッセージの機能を使って、何かあったのか心配していると言えば、すぐに返信が来て「スマホを替えた」と言うのです。2月には新しいアドレスを送ったと言うのでしたが、沢山くる不要なメールとともに削除してしまったに違いない。ともあれ、元気でいるというので安心しました。美容院に行っていた女将も帰ってきたので、今日もまた夕食の時間が迫ってくる。4時半になったら支度をしよう。

 亭主は白菜のキムチを出したら、ハラミの串焼きをグリルに入れて、ワイングラスに氷を入れ、強炭酸と焼酎を用意する。外は陽が差して眩しく青空が広がり、あんなに空が暗かった日中の雨は嘘のようなのでした。まるで今日一日のメール騒ぎのようで、終わり好ければすべて良しという結末なのです。明日は一日中晴れると言うから、プールに出掛けてまたひと泳ぎ。女将が南側のミニ菜園からホウレン草を採ってきたと嬉しそうに見せる。


4月3日 金曜日 今日は朝から陽が差して青空が広がる…

 今朝は燃やせるゴミを集積場まで運んで、帰りに調整池の畔まで坂を下って朝日を浴びた桜を眺めたのです。青空に映える桜の花がとても綺麗なのでした。道の奥にあるヒガンザクラはだいぶ散っていたけれど、その手前の何本かのソメイヨシノはまだ散り始めていなかった。明日からはまた雨が降ると言うから、桜も今日が見納めだと思うと、春の短さを痛感するのでした。階段を昇って家に帰る途中、隣のお花畑の菜の花もそろそろ終わる時期。

 朝食の支度を終えて女将と食べ始めたら、「今日は本当に気持ちが好いわね」と女将が言う。窓から菜の花畑が見えるのは有り難い事だと言うのです。昨日の届けられないメールの一件を話せば、「新しいアドレスが判って好かったじゃない」と結果オーライの話しぶり。「折角の誕生日を悪いことをしたね」とは亭主の言葉なのでしたが、そんな心中は解られるはずもない。食事が済んだら、洗面と着替えを済ませてプールの用意をするのでした。

 今日のプールは50mのウォーキングをパスして、誰も泳いでいない隣のコースで、背泳ぎで25mを泳ぐことが出来ました。たまには背泳ぎもやっておかないと、使う筋肉が違うから全身の運動にならないのです。後は空いているときにはクロールで、渋滞してきたら平泳ぎという具合に泳ぎ分けている。15分ほど泳いだら、人が増えて1コース5人になってきたので、プールを出る。地階のスーパーに寄って、昼のラーメンやスープを買って帰る。

 4月からは地区の班長がお隣の家に替わるから、女将に言いに行ってと言えば重い腰を上げて玄関を出るのです。帰って来て話を聞けば、回覧板も来なかったのは回覧の名簿に名前がなかったからと判った。自治会費だけ取られて、情報が何も回覧されなかったと判って二人とも唖然とするのでした。息子と同級生だったお隣の奥さんは、気の利いた人だから今度は上手くいくだろう。麺より高い白湯スープを買ったので、今日の昼は美味かった。

 午後からは昼寝をしようと思ったけれど、ベッドに横になっても眠れそうになかった。女将にも言われていた夜のカレーを作っておかなければと、厨房に入ってまな板を用意する。タマネギ、ジャガイモ、ニンジンの他に冷蔵庫にあった黒マイタケとシメジを入れて、中華鍋で炒めてからルクルーゼの鍋で煮込むのです。ニンニクとカレーのルーを入れて弱火で更に少し煮込んだら、火を止めて後は鍋任せ。30分ほどでカレーの出来上がりなのです。

 1時からはBSで昔懐かしい西部劇の映画をやっていたから、コーヒーを飲みながら見るのでした。女将がスポーツクラブから帰ってきて、「カレーをありがとう」と言ってヨーグルトを食べ始める。亭主はまだ時間が早いので近所に散歩に出るのでした。隣の菜の花畑ももう終わりらしいから、その前列に植えられたネモフィラのブルーが素敵だと、高層マンションも入れて写真に撮っておきました。それから少し先に行って陽の当たる桜を観る。

 すぐ近くなので家に帰ってもまだ早かったから、東の庭に並べて置いてある大きなプラスティックのポットを、取りあえず二つだけ持って玄関前に移動した。全部で6つもあるけれど、季節が来たら夏の野菜をこのポットに植えて育てようと思っていたのです。以前も茄子やピーマンを植えて育てた。使っていない駐車場のスペースを使えば陽も当たるのです。晩酌にもまだ早いから、『ギリシア悲劇』の『イオーン』を読み終えるのでした。

 少し早かったけれど、4時を過ぎたら亭主は晩酌の支度を始めて、女将が厨房に来たので雲呑揚げを揚げてもらうのでした。昼の支度の折に、亭主が挽肉を少し余らせて、ワンタンの皮で包んでおいたものです。これが軽くてとても美味しい。5時を過ぎたら、女将が南の庭からブロッコリーを採ってきたので、これを茹でて、亭主のチーンした枝豆と共に、夜のカレーのおかずにしたのです。黒舞茸とニンニクが微妙に味の奥行きを作ったか。



4月4日 土曜日 朝は少し日も差したがその後は雨で…

 夕べは夕飯の後に猛烈に眠くなったのですが、風呂を沸かすのは亭主の仕事だから、それまでは眠れないと頑張って風呂に入るのでした。風呂に入れば目が覚めるのでしたが、『アクアマン』の続編の途中で床に入るのでした。何度も見ている映画なのですが、ちょっと最後まで観たかった。6時間ぐっすりと眠って、朝の4時半には目が覚める。テレビを点ければMLBのドジャース戦をやっていて、13対7でドジャースの勝ちなのでした。

 居間のブラインドを開けて、セキュリティーのスイッチを切ったら、やっと玄関を開けて新聞を取りに行ける。郵便受けには新聞の他に、昨日のうちに固定資産税の書類が送られてきていた。自分の土地に自分の家を建てて住んでいるのに、税金が取られるのは仕方がないとは言え、年金生活者には痛いのです。それでも、今年から今まで住んでいた家の分がなくなるので、少なくなるから助かるのでした。それでも年間15万円以上だから高い。

 6時になったらまた寝床に戻って1時間ほど眠って、起き出せばもう朝食の時間でした。女将が厨房に入って忙しく働いているから、亭主も箸や小鉢を運んで手伝うのです、焼き鮭はいつもよりも薄いけれど大きくて脂が乗っている。これが100円とはやはり安いのです。お客がこぞって買いに来る理由が解るのです。食事の終わる頃には、薄陽が差していたと思ったら外も雨に変わっていたのです。今日はプールに行くのか、まだ決めていない。

 ブログを書いていたらプールに行く時間になったので、女将に声をかけて車に乗り込むのでした。「私は平日会員だから行けないけれど、お父さんはいつでもいいのだから、暇をもてあますなら言って来れば」と女将に言われて家を出たのです。雨で庭仕事も出来ないし、確かに暇をもてあましているのかも知れない。プールで泳げば運動にもなるし、スポーツクラブまでの歩きも良い運動なのでした。いつもより空いていたから尚更好かった。

 帰りに地階のスーパーに寄って、先日、レジで前にいた若者が冷凍の串焼きを沢山買っているのを見たので、捜したのでした。小分けに串に刺してあるし、カシラやハラミなどいろいろな種類があって4本で300円程度だから、夕食時の酒の肴には丁度好いと、5袋も買って帰ったのです。雨が上がったようだと女将に言えば、散歩に行きたそうだったので、女将が帰ってからラーメンを茹でるよと言って、昼の支度を始めるのでした。

 この間、美味しかった麺のスープを今度は魚介スープと思い、買って帰れば作る時になって「つけ麺用」と書いてあるのに気が付いた。通りで湯を130ccと書いてあったわけだ。後で女将に言えば「小さな文字で書いてあるのを買うときに一度に把握できないのよ」と、年を取っての買い物の苦労を聞かされる。毎日何通も届く宣伝用のメールもよく見ないで削除してしまうと、先日のようなことが起きるのだと思った。食後の昼寝は1時間だけ。

 煙草が切れたのでコンビにまで車を走らせ、ついでに隣の公園の桜を観て行こうと坂を上ったけれど、もう随分と散っていた。家に帰って女将に話せば、調整池の桜は少し遅いのだとか。夕食の時間まで、久し振りに『マッドマックス』の映画を観る。メルギブソンも随分と若かった。夕食の時間が迫って、今日は串焼きを食べようと楽しみにしていた。下町育ちの亭主は親父に好く焼き鳥屋に連れて行ってもらったものです。満足な夕食でした。


4月5日 日曜日 曇っていてもとても暖かい朝です

 7時間も眠った朝は身体の調子もいい。コーヒーを沸かして飲んでいたら、もう女将が厨房に入ってくる時間なので、亭主も小鉢を盛りつけたり朝食の支度を手伝うのでした。テレビではMLBのドジャース戦をやっていたけれど、今日も10対3と大差でドジャースが勝っている。もう8回の表だから負けるはずがない。不思議なもので勝敗が決まっているとあまり面白くないのです。それでもツーランホームランを打たれて10対5になった。

 今朝はベーコンエッグだったから、食事の支度も早く終えて、「こんな朝からもう野球やってるの ? 」と女将に聞かれるのでした。「ドジャースはロサンゼルスのチームでナショナルズはワシントンのチームだから、今日は時差が3時間もあるワシントンで試合をしているから、時間が早いんだよ。」とユニフォームの色がいつもと違うことの意味を説明する亭主なのでした。考えたら週に一度の休みで移動して戦う選手たちは大変なのですね。

 お袋様に電話をして今日も三人で隣町のスーパーに行く。開店の時間帯に入ったお客が帰るから、一杯の駐車場も店の入り口の場所が空いているのでした。今日の安売りは何と何だと頭に入っているので、必要なものを籠に入れていく。女将がレジに並んだら、今度はお袋様のお手伝いで、とんかつを持ってきたり、線香を選んだり、無事に買い物を終えて10時には家に帰るのでした。帰り道の沿道には散る桜が陽を浴びてとても奇麗なのです。

 姫の支度を始めようとしていたら、近所に住む昔の蕎麦屋のスタッフから電話が入って、タケノコを取ったから持っていくと言うのです。散歩に出ていた女将も帰ってきて、スタッフが来たら久しぶりの会話。二袋も煮てくれたので、女将はすぐにお袋様に届けてくると言ってひと袋を持って出かける。亭主はカレーとご飯を温めてカツカレーの準備をする。キノコや野菜をたくさん入れて作ったので、とても美味しいカレーなのでした。

 実はその前に冷蔵庫からキャベツとニンジンと焼きそばを出して、テーブルからソースまで持ってきていたのです。女将に「今日はカレーと言っていたわよ。とんかつまで買ったじゃない」と言われて、ハッと我に返ったのです。最近、似たようなことがたまにあるから、ボケの始まりではないかと心配してしまう。スコップを持って東の庭に出れば、シャクヤクの芽が出て、昔、田舎の祖母にもらった釣り鐘水仙が咲いているではありませんか。

 周りに生えた雑草を取り除けたら、金柑の木の脇に花の咲いた小手鞠の木を移植するのでした。エニシダは植木鉢を大きなものに変えたばかりだから、もう少し経ってからこの脇に植えようと思っているのです。女将もしょっちゅう草取りをしているらしいけれど、春先はよほどまめに草を抜かないとすぐに雑草だらけになってしまうのです。金柑の木に白いしみができているのに気づいて、何か病気でなければいいけれどと心配するのです。

 午後のひとときは夕方までテレビの映画を観て過ごしました。昨日もやっていたマッドマックスの第四編「マッドマックス・フュリオサ」は観たことがなかったので、昨日途中まで観たけれどそのあとがどうなるのか知りたかったのです。果たして、映画の二作目以降が最初の作品を越えられないという言葉通り、刺激的ではあるけれど面白くないのでした。夕方の5時を過ぎて、女将がタケノコの梅煮と雲吞揚げを作ってくれたので晩酌を始める。

 タケノコは梅とおかかと木の芽をまぶしてあるので、香りがよく、春のこの時期ならではのご馳走なのでした。二人で持ってきてくれた元のスタッフに感謝する。そして、最後に今日買ってきたばかりのイワシを蒲焼にして出してくれた。女将は蒲焼丼にして、亭主はそのまま酒の肴にするのでした。思ったよりも天気になった一日はとても暖かく、さすがに暖房は使わなかった。明日はもっと晴れると言う。西の空に真っ赤に燃えるような夕焼け。



4月6日 月曜日 今日は寝坊してプールは午後から…

 午前2時過ぎに目覚めて、コーヒーを飲みながらドジャース対ナショナルズの三連戦最後の試合を観ようと、テレビを点けたのは好いけれど、現地は雨で2時間以上開始が遅れたのです。佐々木投手の投げるのを一目見てからと2回の裏まで観たら、もう5時を回っていたので、続きは朝食の折に観ようと床に入ったのでした。その後、朝食の時間にもう一度テレビを点けたら、なんと6点もとられて、6対3だったからがっかりなのです。

 朝食の支度を手伝いながら、皿や小鉢をテーブルに運んで、合間にテレビを観ていたら、ドジャースの打撃陣が奮起して、大谷の犠牲フライでやっと逆転にこぎ着けたから、亭主は大騒ぎなのでした。最後はテオスカー・フェルナンデス選手のホームランで8対6で試合終了。三連戦は無事に連勝で乗り越えたのです。女将に言われていた燃えるゴミを集積場まで運んで、ついでに調整池の桜を観にいったら、まだ散らずに綺麗に咲いていました。

 夕べの寝不足のままではプールで泳げないと、また床に入って眠ったら、なんと9時過ぎまで寝てしまい、午前中にプールに出掛けるのは無理だと判断して、コーヒーを淹れてブログを書き始めたのです。昼食の支度があるから、10時半には戻らなければいけないので、遅くても9時半には家を出ないと残り時間がなくなるのです。女将のスポーツクラブの時間があるから急ぐのです。青空が出て、天気が好いので女将は散歩に出掛けたました。

 女将が散歩から帰って、亭主は煙草を買いにコンビニまで車を走らせる。外気温は22℃もあるから初夏の暖かさなのでした。青空が覗いて陽が差しているから、とても気持ちが好いのです。昨日、途中まで用意しておいたキャベツとニンジンを使って、青葱と卵をあしらい、ソース焼きそばを作るのでした。野菜が多いので、随分とおなかが一杯になってしまった。食後はお茶をもらって、亭主は寝室へ女将はスポーツクラブに出掛けるのでした。

 1時間ほど眠ったら、珈琲を飲んで目を覚まし、亭主もプールに行く支度をする。空は曇り空になっていたけれど、空気は暖かく、車の窓を開けて走るのです。月曜日の午後は来たことがなかったけれど、プールはかなり空いていました。固まって話をしている小母さん達をよそ目に、亭主は何度も背泳ぎで泳ぐのです。それでも空いているから、20分ほど泳いだら随分と距離が伸びた。どこにも寄らずに家に帰って冷蔵庫の甘夏を食べる。

 女将がスポーツクラブから帰って、ヨーグルトと甘夏を食べながら今日は暖かかったと言う話をしていた。プールも空いていたと言えば、夜は何を食べようかと言う話になる。亭主は酒の肴にモツ焼きを食べるからと言えば、夜は筍ご飯を炊くのだと言う。4時前だったから、亭主は『ギリシア悲劇』の次の一篇『トロイアの女たち』を読み始めながら、串焼きを焼いて焼酎を飲み始めるのでした。筍ご飯は一年ぶりだからとても美味しく感じた。




4月7日 火曜日 再び曇り空の朝で…

 今朝は南の風だったからまだ暖かかった。書斎の室温も22℃もあるので、暖房は入れていないのです。地域の自治会の班長が順番で回って来たから、どこの家までが自分の属する班なのか、雨の降らないうちにと見て回った。西の小径の階段を降りて、調整池の桜までの両側の家9軒ともう一本隣の通りの片側4軒、そして自宅の並びの4軒とその下の4軒が班の家々なのでした。自宅の裏の1軒はどうも自治会に入っていないようなのです。

 道路には桜の花びらが散り敷かれて、空は曇りだから、今日はあまり景色も好くない。春の天気もこのところ気まぐれで、その度にこちらは一喜一憂するのでした。MLBの試合が8時から始まるというのに、テレビのチャンネルガイドを見てもどこにも書いていないから、またネット配信なのかとテレビでCSの番組案内を捜していたら、Jスポーツというチャンネルで見られることが判った。これはCSの料金を支払っているから見られるのです。

 朝食の支度は小鉢に野菜を盛り付け、温めるものはレンジでチーンして、女将が味噌汁を作る間に亭主がテーブルに運ぶのでした。銀ダラの煮付けも昨日の夕食で一緒に煮付けたものだから、冷蔵庫から出してレンジにかけるだけなのです。筍ご飯も木の芽の香りが好くて、今朝も美味しい食事を戴いたのでした。食事を終えてひと休みしたら、女将が自治会の班の家々を点検しに行きたいというので、朝に亭主が回った家を連れて歩くのでした。

 なんだかんだとやっているうちに、昼の支度の時間になったので、今日は先日間違えて買ってしまったつけ麺のタレを使って、温かい汁のつけラーメンにしようと、残っていた野菜と肉とを入れてタレを作り、麺を茹でて水で洗い皿に盛り付ける。餃子も冷凍室に残っていたので、焼いて一緒に出すのでした。魚介のスープはさっぱりと濃い味で、なかなか美味しいのです。外は雨が降っていたので、女将も散歩に出られなかったらしい。

 昼食後は1時間ほど昼寝をして、女将のスポーツクラブの予約をしてやるのでした。テレビでジャッキー・チェンの古い映画をやっていたので漫然と見ていたら、女将が習字を終えて郵便局にレターパックを買いに行くと言う。亭主は遠くまでは出掛けられないので、隣のお花畑の写真を撮りに出る。菜の花もそろそろ終わりかと思ったら、次に名も知らない花々が咲き始めているではありませんか。これだけ広い土地を耕して大変な努力なのです。

 ネモフィラの咲いている場所まで歩いて、清々しい青の花を見て心が洗われるようなのです。雨は上がったけれど、陽の出て来る気配はない。今日は着替えもしないで寝間着のジャージ姿のままなのでした。回覧板の表紙になる用紙を作らなければと、パソコンに向かったけれど、これが案外と難しいのです。家々の並びの図面を入れようとすると更に難しくて、Excelで作るのは諦めたのです。最新のソフトはまだ使いこなせないから大変。

 4時半になったので晩酌の支度を始める。夕食は亭主の作った焼売を冷凍してあるから、それを野菜と一緒に蒸かして食べるのだそうな。焼売が出来るまでに時間があるから、亭主はコンビニで買ってきた冷凍の鶏手羽の燻製を温めて、トマトと一緒に皿に盛ったのです。ワイングラスに氷を入れて、焼酎と強炭酸を注いでいけば、今日も終わりの合図なのです。何もしない一日だったけれど、明日は晴れると言うからまた元気で頑張ろうと思う。



4月8日 水曜日 朝から眩しい陽射しと青空が…

 夕べは風呂へ入って夜の9時過ぎに、ブログを終えていないことに気が付いた。ノートパソコンを併用して地域の回覧板の表紙を作っていたので、ディスクトップでのブログの作業を忘れていたのでした。6時間ほど眠って回覧板の表紙の続きを始めたのですが、どうしても使い慣れないWordでは思うように出来ないのでした。仕方がないから、またExcelに戻って作業を進める。煙草が切れたので、コンビにまで車で行けば車外温度は6℃。

 朝の陽射しの眩しさは、昨日の暗い曇り空の後だから尚更に嬉しいのでした。朝食のおかずは、春キャベツとキュウリのお新香と大根と人参の鱠、そして筍とワカメの若竹煮、最後に大きな鮭の切り身を焼いて、炊きたてのご飯と味噌汁でとても美味しく食べられました。新年度予算の成立やイラン情勢のニュースをテレビで観ながら、夫婦はいろいろな事を話ながら朝食を食べる。そして最後に今朝の陽射しを愛でることを忘れないのです。

 今日もドジャース戦が8時からだったので、プールには午後から行くことにした。食事を終えてお茶をもらったら、ベッドに横になってひと眠りなのです。やはり、7時間以上は眠らないと身体の調子が上がらないのです。玄関を出て昨日と同じ場所で花の写真を撮ったけれど、今日は少し涼しいので菜の花も萎んで見える。ただ、空が青いのが何と言っても気持ちが好いのでした。10時前にテレビを点ければ、ドジャースがリードしていました。

 女将は散歩に出掛けていくし、残った亭主はテレビから離れられずに、昼の支度のシュミレーションをしているのです。相手チームのブルージェイズは、ピッチャーが何人も怪我や故障で欠けているから、なかなか上手く試合を運べない。11時前まで試合を観て、厨房に入ったら昼の支度を始める亭主。今日は天麩羅うどんの予定だけれど、天麩羅は冷凍のイカとちくわで、油揚げや葱やワカメを入れて、蕎麦汁には少し砂糖を加えて甘くする。

 散歩から帰った女将が、「外は陽射しは暖かいけれど、北風だから風が冷たいわ」と言っていた。少し早めにうどんを茹でて、二人で天麩羅うどんを食べる。温かい汁がとても美味しく、冷凍の天麩羅も十分に食べられる味わいなのでした。食後は昼寝もせずに女将がスポーツクラブに出掛けた後に、亭主も午後のプールに出掛けるのでした。やはり平日の午後のプールは空いていた。一人ひとコースで背泳ぎから平泳ぎクロールで泳ぐのでした。

 プールガ空いていたから少し泳ぎすぎたのか、家に帰ってぐったりと疲れてしまうのでした。午後は南の庭の草取りをしようと思っていたけれど、それも敵わぬうちに女将がスポーツクラブから帰って来る。まだまだ練習が足りないと、気を取り直して夕方の晩酌の酒を買いに、国道沿いの酒屋まで車を走らせるのです。バス通り沿いの桜はもうみんな花が散ってしまい、見る影もなくなっていたのでした。家に着いても身体がだるいから困った。

 夕方になってまた元のスタッフから電話が入り、筍を持って行くとい言う。有り難い事だけれど、まだ全部は前の筍が食べ終わっていないのです。女将が出てお返しに清美オレンジのパックを上げていた。すぐにお袋様に電話をして女将がお裾分けに持って行くのでした。その間に亭主は晩酌の支度をして、串焼きを焼いて一献。草取りと回覧板の表紙は出来なかったけれど、これで今日も無事に終えたのです。明日は朝の4時からMLBが始まる。



4月9日 木曜日 今日はドジャースが最後で負けた…

 夕べは10時半に床に入ったけれど、頭が冴えているようで眠れないから、また起き出して居間の部屋に行く。しばらくテレビを観ていたら、すぐにでも眠れそうなほど眠気が襲ってきたので、また寝室に行ってベッドに横になったのです。ストンと眠りに入って、目覚めれば5時半なのでした。MLBのドジャース戦は、とっくに始まっていて1対1の好勝負なのです。大谷選手が6回まで投げて、3対1で1失点だったからなかなかの好投。

 対するブルージェイズは、大谷から替わったピッチャーから得点を重ねて行くのでした。途中、またピッチャーが替わる時間を見計らって、プラゴミを集積場まで持って行く亭主。モミジの新芽が赤く日に映えて、成長が楽しみなのでした。結局、後攻のブルージェーズが1点リードして勝利。三連戦でドジャースは2勝1敗となったのです。それで良しとしなければならないのは、勝負の世界の厳しさを思えば仕方のないことなのです。

 朝食はホッケを焼いて、漬け物や煮物を小鉢に盛り付け、亭主は最後の筍ご飯を食べるのでした。お茶をもらってひと休みしたら、女将が洗濯物を干している間に、寝室に入って寝たりない分を取り返そうとひと眠りするのです。1時間半ほど眠って、珈琲を飲んで目を覚ます。10時からは東側の庭の草取りをする予定だったから、家にあった古い踏み台を持ち出して、端から順番に草を抜いて行く。土が軟らかいから、根からすっと抜けるのです。

 屈む姿勢が少しつらいけれど、踏み台を椅子にして座りながら出来るので、和室の脇まで進むのでした。草の小さなうちに抜いてしまえば、随分と楽なのです。途中で煙草休憩を一度したけれど、東側の庭の草取りは小一時間で終わるのでした。散歩に出た女将が西の小径を通って「随分と綺麗になったわね」と嬉しそうに言うのです。寒さに強いからと植えたスノーランドの花が開いて、もっと植えておけば好かったと思うのでした。

 家に入ればもう11時10分前で、昼の支度を始めなければなりませんでした。今日は白湯スープでラーメンと餃子を食べようと思って、チャーシューも出来合いのものを買って、シナチクも用意してあったので、葱とホウレン草、モヤシを入れて餃子を焼きながらラーメンを茹でる。暖かい日なのに熱々のラーメン・餃子を食べるものだから、額から汗が垂れてくるのでした。女将も文句を言わずに食べているから、美味しいのかも知れない。

 お茶をもらってひと休みしたら、女将と二人で西の町の園芸店に出かけていく。久し振りに通る公園の桜はもう散り終えて、葉桜になりかけていたのです。駐車場には沢山の車が止まっていたけれど、広い店の敷地にはお客の数が疎らなのでした。色とりどりに植木鉢の花々が並んで、女将と観て歩きながら野菜のコーナーへ行って、キュウリとナスとピーマンとミニトマトの苗を買って、25㍑入りの培養土を二袋買って帰るのです。

 培養土の袋が随分と重く感じるのは、やはり年を取ったからなのでしょうか。ひと休みしてから、植え付けに入ろうと玄関脇に置いておくのでした。二人で紅茶を飲みながらチョコレートを食べる。テレビを見る気にもなれずに、ひと眠りするのでした。1時間ほど眠ったらすっきりとして、珈琲を飲んで眠気を覚ましたら、いよいよ作業に取りかかるのです。まずは大きなポットの土を埋め立てゴミの袋に入れて、次のゴミの日に出す準備をする。

 ついでだからと東側の庭に置いてあるもう重い二つのポットを持って来て、空になったポット前に置くのでしたが、来週の木曜日までに終わらせれば好いからと、そのままにして家に入る。もう4時を過ぎているのでした。女将は今晩は酢豚を作ると言って早くから準備を始めている。亭主はその脇で晩酌の支度を始めるのです。冷凍の串焼きを解凍して、グリルで焼くのですが、その間にワイングラスに氷を入れて、焼酎と強炭酸を用意する。

 串焼きが焼けて七味を振ったら、4時半を過ぎていたので晩酌を始めるのでした。そのうちに女将の作った酢豚が出来上がり、食卓が賑やかになるのです。片栗粉を付けて揚げたもも肉が思ったよりも随分と柔らかくて美味しいのでした。何年ぶりだろうねと二人で言って、美味しく食べたのです。筍は少ししか使っていないと言うから、また明日からは筍の料理が出るのだろう。明日は朝から雨だと言うから、玄関の軒下で今日の作業を続けよう。

 

 

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2026年3月下旬



3月20日 金曜日 朝から雨が降っていたけれど…

 久しぶりに夜更かしをした翌朝は、さすがに眠かったのです。テーブルに箸や小鉢を運んで、ご飯をレンジでチーンしている間に、女将が味噌汁をよそって焼いた魚を皿に載せてくれた。今日の魚はほっけ。冷蔵庫に入れておくと少し塩辛くなるのです。美味しくいただいて食後のお茶をもらったら、亭主はもう眠くなって寝室に行くのでした。1時間ほど眠ったらもうプールに行く時間になったので、慌ててコーヒーを飲み干して車に乗り込むのです。

 スポーツクラブの更衣室はいつもより空いていて、プールもひとコースに二人ほどしか泳いでいないのでした。ゆっくりと背泳ぎだけを泳いでいる小母さんの後から、距離を置いてこちらもゆっくりと泳ぎ始める。今朝は顔も洗う暇がなかったので、ここで初めて目が覚めるのです。すぐに追いついてしまうから、25m泳いだらしばらく休んで今度は平泳ぎでゆっくりと泳ぐ。それでも他に人がいないのですぐに200mも進んでしまうから、15分ほどでプールを出る。 

 もう少し泳ぎたかったけれど、程々にしておいたほうが好いと、更衣室に戻って着替えたら、地階のスーパーに寄って冷凍餃子を三種類、冷凍のたこ焼きを二つも買って家に帰るのでした。コンビニで買う冷凍食品はやはり割高だからです。昼は寒いのでサンマー麺と餃子にした。大きな鍋に麺を茹でる湯を沸かし、中華鍋とフライパンを用意して、前と後ろのコンロを使うのでした。同時に三種類の調理をして10分ほどで美味しい昼飯が出来上がるのです。

 昼食後は昼寝をしようとベッドに横になったけれど眠ることができない。仕方がないから書斎に入ってブログの続きを打ち込むのでした。ところが途中から買ったばかりのパソコンの具合が悪くなったから慌てました。どうもネットに繋がらなくなってしまったらしいのです。配線をやり直しても直らないので、ルーターを調べてみたけれど起動しているし、それ以上のことは自分ではどうしようもないのです。夕方になって大相撲を観ているだけなのでした。

 4時半を回ったので、晩酌の支度をしてウインナーソーセージを2本、冷凍のたこ焼きを三つレンジでチーンして酒の肴にする。中入り後になって厨房の女将もテレビを観ている。古いテレビよりも画面が大きくなったので、文字まではっきりと見えると喜んでいたのです。ピーマンとじゃこの炒め物が出て、茶わん蒸しが出たら、今日はあとは納豆だけ。それでも腹はいっぱいになるから、取り敢えず十分なのでした。パソコンは明日にでも業者に連絡しよう。


3月21日 土曜日 朝から業者が来て色々調べてくれたけれど…

 昨夜は9時前に床について、今朝は6時まで眠ったから十分過ぎるほどの睡眠時間なのでした。何がよかったのかわからないのが面白い。パソコンがネットに繋がらずに心配だったにもかかわらず、自分ではどうにも仕方がないと思っていたから、ぐっすりと眠れたのだろうか。朝方は涼しくなると言っていたけれど、薄着で寝たのが好かったのか判らないのです。新聞を取りに玄関を出れば、日の出前の北寄りの空が赤く燃えるようなのでした。

 朝食を終えて、さっそくセキュリティーの会社に電話をすれば、10時前には係員が来て、ルーターの様子を見てくれました。「うちの機器は何でもないのですけれど、ネット回線の会社に聞いてもらうしかありません」と言うので、今度はネット回線の会社に電話をすれば、折り返し係員から電話が入る。電話でルーターの状態を話せば、切り替えのスイッチが下に降りているのが判って、上にあげて再起動したらすべて繋がったのでひと安心なのでした。

 パソコンもタブレットもすべて復旧して、無事にブログも書けるようになったので亭主は大喜びなのです。年を取ると年々進化する機械のことは何もわからないから困る。業者の来ている間にピザの生地を捏ねて、オーブンで発酵させていたのですが、取り出してみたら焦げていたので、散歩から帰ってきた女将に言えば、「何度で発酵させたの ? 40度なんですよ」「220度で20分」と答えれば烈火のごとく叱られたのでした。レシピを見ながらやっていたのに大失敗。

 仕方ないから昼はピザではなく、ソース焼きそばを10分で作るのでした。耐熱のボールもラップが焦げて使えなくなったから、午後からもう一度買いに行くことになる。慣れていないことは、片手間では出来ないのだと痛感するのでした。仕方がないので午後一番でショッピングモールに出掛け、耐熱ボールを買い求める。今度は生地を捏ねやすくするために、一回り大きなボールを買うことにしました。ついでに西館の魚屋で今夜のおかずに刺身を買って帰える。

 帰りは女将は2km近い距離を歩いて帰るのでした。来る時は、中学校の彼岸桜を観て歩いたし、庚申塚の脇にある桜並木も見て通ったから、女将も満足だったでしょう。亭主は駐車場から裏道を抜けて、こぶしの花が今は盛りと咲いているのを写真に撮っておきました。広いショッピングモールを東館から西館まで歩いたから、スマホの万歩計は1600歩になっていました。最低目標の3000歩にはまだ少し足りないから、夕刻までに少し散歩をしないといけない。

 ブログの打ち込みが一段落したところで、女将が紅茶を入れてくれました。二人で甘夏を食べてチョコレートをかじり、紅茶を飲むのです。それから亭主は靴を履いて西の道の階段を降り、調整池に向かったのですが、午前中に散歩した女将が言っていたように桜並木にはまったく花が咲いていなかった。公園の近くで水木通に出てから、直進して早く咲くはずのどんぐり公園の桜も見に行ったけれど、葉は出ているもののまだ花は咲いていないのでした。

 今日は暖かかったので、夕食はショッピングモールの魚屋で買った刺身の盛り合わせで、その前の酒の肴はたこ焼きと枝豆。女将がテーブルに着いた時には、刺身の他に冷凍の鶏のから揚げをチーンして、ゆでたてのホウレン草が付いたのです。テレビの大相撲は優勝のかかる一番があって、期待したのだけれど大関に負けた。しかし、結びの一番で横綱が負けたので優勝が決定するのでした。今日も朝から一度も眠らずに一日が過ぎたから、明日が心配です。


3月22日 日曜日 今日も朝から晴れて暖かくなりそう…

 昨夜は10時半に床について3時半に目覚める。しばらくコーヒーを飲んでテレビを見ていたら、5時半にはまた眠くなって7時前に再び目が覚めた。今日はお袋様と女将とを車に乗せて、隣町のスーパーまで買い物に出かける日なのです。朝食の準備も小鉢や果物をテーブルに運び、女将がベーコンエッグを作るのを待って、朝食を始めるでした。薄い日差しが出たけれど、雲がかかっているようで、すっきりとは晴れないのです。

 連休の最終日だからか、スーパーも空いていて、駐車場も一番店の近くに止めることができたのです。野菜と果物に魚や肉をみつくろって、30分ほどで店を出ることができました。お袋様を家まで送り、家に帰って買ってきた食材を、女将と手分けして冷蔵庫に収納する。女将はすぐに午前中の散歩に出掛け、亭主はしばらく休んだら、昨日失敗したピザの生地を捏ね始める。捏ねあがったころに女将が帰ってきて、今日は40℃で発酵させる。

 20分発酵させたら、よく中の空気を出して、生地を二つに分けて、伸し棒で丸い形に伸していく。だいたいの形が整ったら、オーブンの天板に二つ並べて載せ、ケチャップを塗ったら具材を並べて最後にモッツァレラチーズを一杯に振りかけて、今度はいよいよ220℃で20分焼くのです。オーブンは自動のタイマーでオフになるので、焼きあがるまでは他のことをしていられる。女将はナイフとフォークをテーブルに並べ、亭主は一服している。

 ピザが焼きあがると厨房に香ばしい香りが漂う。出来上がりまで約1時間かかるけれど、途中のオーブンを使う20分ずつは、他のことをしていられるから、暇な老人にはもってこいの調理なのです。子供が小さなころは、女将もパンを作ったりいろいろなオーブン料理をやったものだけれど、二人だけでは買って食べたほうが安上がりなのです。でも、あれほどパンの好きだった女将ももっぱらご飯を食べるようになり、オーブンを使わなくなった。

 満足な昼飯を食べたら、亭主は寝室に入ってベッドに横になるのでした。すぐに眠りに落ちて、1時間ほど眠ったらもう1時半になっていた。女将は厨房でニンジンや大根を刻んで、なますを作っていたのです。スポーツクラブの予約の時間が迫って、無事に予約を済ませたら、女将が甘夏と紅茶を出してくれました。亭主はしばらくテレビで、スターウォーズの映画を見ていたのですが、少し散歩に行こうと思って女将を誘ったのです。

 珍しく二人で小竹の部落の中を歩いていけば、途中、雪柳が真っ白に咲いているお宅があったので写真に撮っておいたのです。あまり行ったことのない山の中の道を歩いたりして、見覚えのある家の前の道に出るまで、1時間近く歩いたのでした。家に戻ればスマホの万歩計は4600歩になっていました。4時をとうに過ぎていたからテレビで相撲の中継を見る。女将も厨房のテレビで相撲を見ている。今夜はポークステーキとポテトサラダで一献。



3月23日 月曜日 7時間以上も眠った朝は…

 雨がぽつりぽつりと降ってきた朝でした。燃やせるゴミを集積場まで運んで行く亭主は、寝起きのジャージ姿でも寒くなかったのです。女将が少し大きな植木鉢に植え替えたエニシダやボロニアが、元気に花を咲かせているます。ボロニアは紫の可愛らしく綺麗な花だけれど、遠目には小さくてあまり目立たない。新聞を郵便受けから取り出して、居間のテーブルに広げて読み始めるけれど、あまり変わった記事はない。朝食の支度を手伝うのです。

 女将が起き出して来て厨房に入ったので、亭主は小鉢に大根と人参の鱠や鶏肉と大根の煮物を盛り付けて、苺を小皿に載せてテーブルに運ぶ。茄子焼きが焼き上がるまでに、ご飯を茶碗によそって茄子焼きの醤油皿を用意するのです。味噌汁を女将が椀に盛り付けたところで、鰺の開きが焼き上がったので、席に着いて女将の座るのを待つ。今日の朝食もおかずが多いのです。鰺は賞味期限が近づいているので、やはり少し塩辛くなっていた。

 食後のお茶をもらったら、先日パソコンのサポート詐欺にあった後始末をしなければならなかったのです。銀行のネットバンキングは停めてもらったから、次にカード会社に電話をして、使っているカードを使えなくしてもらわなければいけない。幸い、もう一枚カードがあるので、そちらに切り替えれば好い。カードの番号を教えるなんて、考えたら詐欺だと解るのに、馬鹿をやったものだ。カードセンターに電話をしてカードを停めてもらう。

 プールに出掛ける時間になったので、プールの支度をして車に乗り込む。雨の降っている冷たい朝だから、スポーツクラブも空いているかも知れない。連絡通路のある三階の駐車場は満車だったから、もう一度地階に降りて上りなおさなければならなかったのです。ロッカールームはいつもの風呂待ちの人たちで一杯。水着に着替え終えたらプールに降りて、一番乗りで水に入るのでした。今日は空いているかと思ったけれど、常連さんが多かった。

 月曜日の10時20分からは2コース分のスペースを使って、インストラクターの付いた水中ウォーキングがあるらしい。陸上ではあまり動けない人でも、跳んだりはねたり出来るのだそうな。いつも通り20分ほど泳いでロッカールームに戻る。家に帰って昼飯の準備を始める。今日は少し寒いからサンマー麺にさせてもらった。野菜と海老やイカを入れて水溶き片栗で仕上げるだけ。食べ終えたらお茶をもらって、午前中の続きに取りかかるのでした。

 エネオスの引き落としは、カードが変わればカード会社で処理してくれると言われ、アットニフティやアマゾンのプライム会員の会費は変更の手続きをする画面に辿り着いた。このブログのサーバーだけが、「ドメイン名が違います」と表示されてしまうのです。慌てず焦らず、明日にでもまたトライしてみようと思う。来月分の引き落としについては、もう少し時間があるのだろうから、また後で手続きをすれば好いと思っているのです。

 夕食は先日作ったポテトサラダが残っていたので、ショッピングモールで買った豚のバラを、作ったタレで焼いて出してくれたのです。女将が「このバラ肉は100g300円もするのね」と言うので、亭主も驚いたのです。確かに肉は軟らかく、美味しかったけれど、今までにこんな高い豚バラ肉は買ったことがなかった。年を取ると沢山は食べられないないから、高くても美味しい方が好いという人もいるのだろうか。いつもはこうはいかない。


3月24日 火曜日 今日は朝から青空が広がつて太陽も輝く…

 昨夜は8時半にはもう眠くなって、9時前には床に入って眠りだす始末。日中はプールで泳いだだけで、午後はパソコンに向き合っていただけだから、そんなに疲れていたわけでもない。最近は風呂で10分も温まると途端に眠くなるから不思議なのです。風呂から上がって、晩酌の3杯目を飲みながらテレビを見るのですが、それでも9時前にはもう眠くなってしまうのです。浴槽で10分も眠ってしまったり、今の椅子で寝込んでしまうこともある。

 今朝は青空が広がって菜の花畑や玄関の馬酔木がとてもきれいなのでした。今日は女将とちょっと遠くまで歩いて買い物に行く予定だから、朝から緊張している亭主なのでした。家から1.5kmはあるので、まだ最近は歩いたことのない距離なのです。コンビニまでが1.2km ほどだから、先日歩いて煙草を買いに出かけて、これが限界かと思っていたのです。足の具合が良ければ、大丈夫なのです。天気もいいし暖かいから散歩がてら出かけてみよう。

 朝食を食べ終えて、女将の観る朝ドラも終わって、亭主は洗面と着替えを済ませ、この記事を書いているのです。我が家からは西のコンビニも南のコンビニもどちらも1.2kmの距離があるのです。歩数に直すと一歩60cmに換算しても往復約4000歩もあるから、亭主の一日の歩く距離なのです。元気なころは一歩70cm でしたが、足を痛めてからは少し踏み出せなくなった。それを今日は、コンビニの先のスーパーまで行くのだから大変なのです。

 途中で休憩しなければ、到底たどり着くこと出来ないからと、女将よりも30分も早く家を出て、みずき通りを下って陽の当たる道を歩くのでした。中央通りまでそのまま行くと少し遠回りになるので、途中で左に折れて住宅の中の道を歩く。中央通りの一本内側の道を歩いていたら、昔、防犯パトロールでお世話になった老人に出会い、パトロールをやめてからの近況を報告するのでした。今日は天気がいいから初めて遠くまで歩くのだと話した。

 やっとコンビニの看板が見えてきて、中へ入って女将に渡す来月分のお金をATMでおろし、少し先の公園の前に置かれている椅子に座って日向ぼっこをしていました。亭主が家を出て30分もかかってコンビニについたのに、後から出た女将は20分もかからずに公園の前までやって来たのでした。そこから二人で信号を渡って、いつも車を止める立体駐車所を越えれば、地階のスーパーの入り口があるのです。冷凍の蕎麦やイチゴなどの食材を買った。

 帰りは亭主が休み休みでないと帰れなさそうだったので、女将には先に帰ってもらい、歩く老人の休憩用に置かれている椅子に腰かけながら、ゆっくりと歩いて帰るのでした。さすがに今日は歩き疲れて、家に帰って時計を見ればもう10時半を過ぎていました。万歩計は7000歩を越えていたのです。それでも少し休んでから、亭主は厨房に入って蕎麦を茹で天ぷらを揚げる準備をして、野菜を刻み始める。久しぶりに美味しい蕎麦が食べられました。

 満足な昼食で腹を満たしたら、すぐに眠くなってベッドに横になる亭主。午前中に随分と歩いたから、その疲れも出てきているのでしょう。ぐっすりと1時間ほど眠って、女将がお習字を始めている間に厨房に入り、「ドリップが出てきちゃうわよ」と言われていた冷凍されたハラミが柔らくなっていたので、生もの用のまな板を出して、切り分けたら竹串にさしていく。竹串10本分ほどの量で600円だから、蕎麦屋で使っただけに安上がりです。

 しばらくテレビで映画を観て、今夜の酒がないのに気が付いたから、車を出して国道沿いの酒屋まで行く。途中、幼稚園の桜が枝先が花開いて、淡いピンクの懐かしい色になっていたのが印象的なのでした。やっと佐倉でも桜が咲いてきたかと、まだ肌寒いけれど春らしさを感じるのでした。今日の夕べはハラミの串焼きとキムチで一献、夕食のおかずはまだ決まっていなさそうだけれど、亭主はもうそれだけで腹がいっぱいになってしまいそう。

 

3月25日 水曜日 桜が咲き始めたらもう花曇り ? …


 昨夜も9時前にはもう眠くなって床に入りました。7,000歩の散歩は堪えて風呂に入っても足の筋肉が痛かったのです。ぐっすりと眠っても3時前には目が覚めてしまい、コーヒーを飲みながら洋画を一本観るのでした。明け方にもう一度床に入って1時間あまり眠って、起きだしたらプラごみをもって集積場に行くのでした。ところが集積場には生ゴミだけしか出ていなかったので、よく考えたら今日は水曜日だから亭主の間違いなのでした。

 家にゴミ袋を持ち帰って、朝食の支度を手伝うのです。箸をテーブルに置いたら、小鉢に野菜の煮物を盛りつけて運ぶ。小皿にイチゴを載せてやはりテーブルへ。女将が起きだして来て、「今日は卵でも焼きましょうかね」と言う。魚がシシャモだけだから少しおかずが足りないと思ったのでしょう。亭主は今朝炊いたご飯を盛りつけて、卵とシシャモもテーブルに運んだら、女将のよそってくれた味噌汁をカウンター越しに受け取るのです。

 今日はプールへ行く日だったから、支度をして車に乗れば、車外温度は14℃と結構暖かいのです。それでも風が冷たく感じるから、春先の天気はわからない。暗い空が広がっているのでした。早めに出たから、駐車場も連絡通路のある三階に止められて、ロッカールームにもまだ人がいなかったのです。一番乗りでプールに入って50mを歩いていたら、もう泳ぐコースには人が入って来た。初心者コースは7人も入っていたので、隣のコースで泳ぐ。

 こちらは泳げる女性と遅い男性二人がいて、つっかえつっかえ進んだけれど、15分も泳いだら気を使うのに疲れてしまい、プールを出るのでした。同じペースで泳ぐのは難しいのです。家に戻って昼食の支度を始めたら、女将が奥の部屋から出てきて「今日は混んでいましたか ? 」と亭主に尋ねる。女将がストレッチをする場所も最近混んでいるので、新しく入った人たちが増えているのだとか。プールでも見慣れない人たちが泳いでいた。

 厨房に入って昼はあんかけ焼きそばを作る予定だったのです。白菜やもやし、ネギ、ニンジン、きくらげ、肉を用意したら、中華鍋と大型のフライパンをコンロにかけて、野菜と肉を痛めたら水を入れて、隣のフライパンに油をひいて焼きそばを焼き始めるのです。中華鍋には塩と砂糖と醤油を入れて、今日は鶏がらスープを切らしていたから、どうだろうと思ったら、やはり味が少し足りないのでした。それでも美味しく昼飯を食べられた。

 昼を食べ終えたら、女将が珍しく早く家を出る。ストレッチの場所がなくなるからというのでした。亭主はしばらくブログを書いたら、寝室に入って1時間ほど昼寝をする。雨が降って来たので、調整池の桜を見に傘をさして階段を下りていく。暗い空らだから、ソメイヨシノも薄暗くしか映らないけれど、枝先にしっかりと花を咲かせているのでした。そろそろ4時半になるから晩酌の用意をしなければ、夜は焼売にすると女将が言っている。


3月26日 木曜日 朝から雨の一日でした…


 今朝は9時間近くも眠って5時半過ぎに目が覚めました。どうしてそんなに眠れたのか、薄手のジャージで眠ったからか、あまりお酒も沢山飲んでいないのに、夜中に目が覚めることもなかったのです。コーヒーを淹れて居間の部屋でテレビを見ながら、朝食の支度の時間まで過ごすのでした。7時前になったら小鉢に食材を盛り付け、温めるものはレンジでチーンして、食卓の準備をするのです。女将も起き出して来て鯖を焼き、味噌汁を作る。

 食事を終えたら、昨日失敗したブラゴミを集積場まで持って行くのでした。西の小径の階段は、最近はすっかり昇り降りになれて、上下10段ずつあることも覚えたほどなのです。暗いのでカメラの露出を少し開いて撮したら明るすぎる。スマホのカメラは微調整が難しいようです。家の南側の庭に植えた野菜や花が、元気に葉を伸ばして、雪柳の花が開いていました。女将が先に見つけて根付いたのを喜んでいたから、春らしくて好いのです。

 8時半前に車に乗って家を出て、雨でお客も酢来ないだろうから、今日は床屋に出掛けようと思って国道まで出て走れば、なんとこの早い時間にもう車が止まっている。裏の駐車場に車を入れて、雨に濡れながら玄関に行けば、別のところでやはり理髪店をやっている長男が出て来て、先にお客が来たので10時過ぎまでは出来ないでしょうと言われたのです。マスターが出て来て「俺がやるから中にはいんなよ」と言うけれど、息子が止めるのです。

 何の事情があるのかはわからないけれど、「また来ますよ」と言って家に戻るのでした。あまりにも早く家に帰ったので、女将が驚いていました。事情を話して昼飯を食べてからまた出直すことにしたのですが、昼の支度をするにもまだ早すぎる。雨が降っているから、女将も家から出られないので困った様子なのです。やっと11時前になって、昼は肉うどんを作ることになり、亭主は厨房に入って食材を冷蔵庫から出して、暖かいうどんを作る。

 ひと休みしたら12時になったので、もう一度床屋まで車を走らせたのです。驚いたことに、朝のお客がまだ終わっていなくて、聞けばニグロパーマをかけているのだとか。亭主が終わる頃にはもう1時半を過ぎて、女将のスポーツクラブの予約をして上げられなかった。女将から電話が入ったけれど時既に遅し。自分で予約を終えたらしく、家に帰ったらテーブルの椅子に座ってヨーグルトを食べていました。やれば出来るじゃないかと安堵する。

 雨が止んだ頃合いを見て女将は買い物に出掛けた。亭主は午後の映画を観てからブログを書き始める。空はどんよりと曇っていつ降り始めるか判らないのです。今日はスマホと折りたたみ傘を持って出たから、何かあれば電話が入るのだと、亭主は安心していられるのでした。4時半になったら、いつものように晩酌の支度を始めようと思うのです。今夜は茶碗蒸しを作ると言っていたから、夕飯は少し遅くなりそうなのでした。

 4時半過ぎには小雨の中を女将が帰ってきました。亭主は冷凍の鶏の唐揚げをチーンして、白菜のキムチを小皿に盛って、焼酎の炭酸割りで一杯飲み始めているのです。それだけでは足りなくなって、冷凍の枝豆を解凍してつまんでいたら、5時半近くになってやっとポークソテーが運ばれてくる。茶碗蒸しも出来てこれで夕食のおかずは完成です。とても軟らかい肉で美味しかった。茶碗蒸しも出汁が効いているから最高の味わいなのでした。


3月27日 金曜日 日の出が見られて空は青かったけれど…

 夕べは居間のソファーで寝込んでしまって、10時に目が覚めてこれではいけないと床に入ったのでした。朝に目覚めればもう6時過ぎなのでした。浅い明け方の眠りの中で、女将ともう一人の女性が登場する夢を見て、三人で何か食事をしようと思うのだけれど、どこに行くのか電車に乗ってそのうち目が覚めたのです。暖かい朝なのでした。生ゴミの袋に他のゴミ箱のゴミを入れて、集積場まで運んだら、調整池の畔に咲く桜の花を観に行った。

 家々の影になって枝先にまだ陽が当たらないから、青い空を背景に写真は撮ったけれど、鮮やかではなかった。7時前には家に戻って、朝食の支度の手伝いをする亭主。イチゴや煮物や鱠やホウレン草を小鉢に盛り付けて、ご飯をよそってテーブルに運んでいるうちに、女将が現れて味噌汁とベーコンエッグを作ってくれる。今日は納豆まで出て来たから、少しおかずが多いのでした。食べ終えたら唾液腺が詰まって右耳の根元が腫れて痛いのです。

 以前にも同じことが起きて心配になったから、耳鼻科に行ったら、鉗子で頬の奥にある唾液の出口を広げて、唾液を出してもらったことがある。何かの拍子で唾液が詰まると、耳の下辺りが腫れて痛くなってくるのです。今日は自分で指を入れて唾液腺を揉んだら、唾液が出たらしく腫れが引いて痛みも和らいできたのでした。医者に行けば好いのだろうけれど、今日はプールに行く日だから、出来ることならこのまま出掛けて行きたいと思った。

 果たして痛みも消えて耳の下に若干違和感はあるものの、運動が出来ない程の痛みはなくなったから、そのままプールに出掛けたのです。今日はいつもよりも150mほど余分に泳いで、20分近くプールにいたのでした。帰りに女将が30㍑のゴミ袋がないと言っていたので、2階のディスカウントストアに寄って袋を捜すのです。やっと見つけてレジに行き、次に地階のスーパーに寄って今日と明日の食料品で足りないものを買って帰るのでした。

 家に着いたのは11時で、午後からスポーツクラブのある女将が、心配そうに待っていました。急いで鍋に湯を沸かして、ブロッコリーを茹でて、買ってきたトマトを切り皿に盛り付けるのです。大鍋にはスパゲッティーを入れて、ミートソースの袋を一緒に温め、11時15分にはテーブルに運んで昼を食べられました。するとまた右の耳の下が腫れて痛くなったから、指を口に入れて唾液を絞り出す。腫れは少し引いて痛みもなくなったのです。

 それでも明日はもう土曜日だから、医者が休みの時に何かあってはいけないと、耳鼻咽喉科に電話をして予約を取るのでした。運良く3時15分に予約が取れたので、女将がスポーツクラブに出掛けた後で出掛けて行ったのです。女医さんも亭主を覚えていてくれて、「膿は出ていないようだから、炎症が起きているわけではないですね」「唾液が粘っこいから出にくくなるのね」と薬も出さずに唾液腺の出口を鉗子で広げ、耳のしたを揉むだけ。

 水分を好く取ってと言われたけれど、亭主は飲むのが好きだから、しょっちゅう水分は取っているつもりです。食べる度に痛くなるのでは、食べることの好きな亭主には苦痛だから困るのです。薬も出ないから、すぐに駐車場に戻って家に帰る。女将がもう帰っていて、「病院に行ったのね」と心配そうに尋ねた。事情を話せば、唾液を増やすために顔や舌の運動でもしたら好いのよ。ネットで調べたら唾液をさらさらにするにはやはり水分。

 毎日いろいろな事があるから、最近は『ギリシア悲劇』もあまり読み進んでいなかったけれど、今日は隙間時間に『ヒケティデス』を読み終えました。やはり悲劇だから戦争の悲惨さや人間の哀しさみたいなものが、全体を包んでいるような感じなのです。夕食はまた豚肉のすき焼きで、あの甘ったるい味つけだから、亭主は少しだけ食べたのです。明日は午後から晴れて気温もかなり上がりそう。桜の花もやっと次々と開くのではないでしょうか。


3月28日 土曜日 気温は高くなっているのに肌寒く感じる…

 朝から雲の多い日なのでした。それでも隣の菜の花畑は黄色く空の蒼に映えていました。夕べも夜の9時には床に就いて、今朝は4時過ぎには目覚めたから、7時間以上は眠ったことになる。唾液腺の詰まりも治って、今朝はすっきりと元気を取り戻した亭主は、女将が厨房に入ると小鉢に煮物を盛り付け、苺を皿に載せてテーブルに運びます。煮魚を運んだら、味噌汁とご飯を持ってテーブルに着く。今日は土曜日だからプールもお休みです。

 明るくなって調整池の桜がどのくらい開いているか、気になったので西の階段を降りて観に行った。昨日よりも沢山の花が開いて綺麗なのですが、写真を撮るのはなかなか難しい。強いストロボでもないと、空の明るさに花びらが暗くなってしまうのです。上を向いて写真を撮るからそうなってしまうのです。残念ながらここの桜は背丈が大きく、下から見上げてしか見られない。小学校の脇の坂道あたりでは、もっと上手く撮れるかも知れない。

 昼飯を食べ終えてひと眠りしたら、しばらくはMLBのドジャース戦を観ていたけれど、このままどこにも出掛けないと、今日は歩かなくなってしまうと、女将と近所の桜を観にでかけるのでした。馬酔木の咲く玄関を出て、ネモフィラと菜の花の咲くお花畑を越え、小学校の坂道まで歩けば、陽の当たるとこにはもう沢山花が咲いていました。晴れてきたので花の色も綺麗に写真に撮れたのです。でも近くから撮るとやはりあまりパッとしない。

 それはやはりスマホのカメラのせいだろうと、安くて便利なものの限界を知るのでした。ミラーレスのカメラモあるのですが、引っ越しの際に充填のための線を捨ててしまったらしく、今は使えないのです。型番を調べて線だけ買うことは出来るのだろうけれど、そこまでまだ余裕がないのです。小学校の坂道の桜は南側の斜面に植えられているので、みんな綺麗に咲いていました。校門に植えた春の花々と共に青空に生えてとても素敵なのでした。

 校舎の裏には大きな枝垂れ桜が咲いて、これは圧巻なのです。家を出て小学校をぐるりと回る散歩だったのですが、長い坂道を下ったりしたからか足の具合が宜しくない。3000歩ほどなのに女将は「足が上がっていないわよ」と言うのです。お袋様の住むマンションの坂を、先に女将は帰ってもらい、ゆっくりと亭主は昇って行くのでした。やっと自宅の見えるお花畑に戻って、家に着けばセーターもジャンバーも脱いで涼しくなるのでした。

 女将と二人で紅茶を飲んだら、「買い物に行ってこようかしら」と言うから、「肉は昼に食べたからもう要らないよ」と亭主が言う。明日はお袋様と隣町のスーパーに行くので、今日の夜だけが食べる物がないのだと言う。ショッピングモールの魚屋に行って刺身でも買ってこようかと、一週間ぶりに二人で出掛けるのでした。屋上の駐車場まで車が一杯でしたが、何とか停められて東館から連絡通路を通って西館に行く。一階まで降りれば魚屋です。

 美味そうな寿司や刺身がいろいろ並ぶ中、やはり二人が選んだのは、先週と同じ刺身なのでした。鮪の大トロと鯛とサーモン、そしてイカの入ったサクなのです。今日はそれだけで足りないからと蒸し蛸まで買って、肉は半額セールの豚ロースのブロックを買って帰る。一階なので女将はそこから歩いて帰ると言う。亭主は屋上まで戻って、車で家に戻るのでした。途中、コンビニを過ぎたあたりで女将の姿を見つけたけれど、車で先に家に戻る。

 4時半を過ぎたら今日の晩酌の支度を始める亭主。冷凍してあったハラミの串焼きを一本だけ解凍して、グリルに入れて焼き始めるのです。テレビでは『ジマンジ』という娯楽冒険映画をやっていたので、懐かしく観ながら枝豆を解凍して、ちびりちびりと酒を飲む。女将が鱠と蒸し蛸の小鉢を揃えて出してくれた。最後に刺身の盛り合わせが出て、女将のご飯が出来上がったら、二人で夕食を始めるのでした。桜も観られていい一日だったのです。


3月29日 日曜日 朝から陽が差してとても暖かい…

 夕べも9時前に床に入って、今朝は4時に目が覚めました。このところ7時間睡眠がずっと取れているから、身体には良いこと間違いないのです。ただ、4時に目が覚めてもコーヒーを飲んでテレビを観るだけだから、あまり生産的ではないと思える。もう少し眠っていたいとまた床に入れば1時間ほどで目が冴えてくるのでした。女将が厨房に入れば、亭主も起き出して例によって小鉢を盛り付け、テーブルに運ぶのです。今日の鮭は美味しそう。

 9時を過ぎたらお袋様に電話をして、隣町のスーパーまで買い物に出掛けるのでした。道路脇の桜はもうすっかり花が開いて、急にあたりは春めいているのです。日曜日なのに普段は混んでいるスーパーの駐車場も空いていた。安売りの日には100円だった鮭も140円に値上がりしている。事前に広告をよく見ている女将も、値上がりした食材には手を出さないのでした。野菜や果物は値段が安いので、家にないものは買って帰るのでした。

 昼は久し振りに蕎麦を食べたのですが、冷凍の蕎麦は石臼引きとは言っても、やはりあまり美味しくないと感じるようになったのです。まずは残っている蕎麦粉で打ってみて、二八蕎麦の乾麺の乾麺を買ってみるのがこれからの蕎麦との付き合いなのだろうか。最後は外の蕎麦屋に食べに行くという手もあるけれど、自分で打った方が美味いと思ったから、蕎麦屋を始めたことを考えると、元の木阿弥か。そろそろ夕食のおかずの仕込みをしようか。

 ルクルーゼの鍋に昆布と豚ロースのブロックを入れて、塩味だけで水で煮ていく。蓋を少し開けたままで30分ほど弱火で煮るのです。女将はこれにキャベツとニンジンを蒸かして、付け合わせにすると言うのでした。晩酌の準備をして白菜のキムチを出してつまんでいたら、女将が蒸し蛸を切ってきてくれる。菜の花のお浸しが出て、いよいよ煮豚が出たのですが、キャベツとニンジンはなかった。ご飯を食べ終えてから忘れたことに気づく女将。

 隣町のスーパーの店先で、小手毬の白い花が可愛くて綺麗だと言うので買って帰ったのを、どこに植えようかと言うことになった。寒さには強いけれど陽当たりの好い場所が好いのだという。先日買った黄色い花の咲いているエニシダも、まだ植木鉢のままだから、一緒に植えたら好いでしょうと言えば、草取りをしながらゆっくり考えると言うことになった。明日も暖かい日で、プールへ行く日だから、今夜も早く寝よう。今日は23℃になった。


3月30日 月曜日 暖かな朝だけれど空は曇って…

 生ゴミの袋を持って西の階段を降りれば、調整池の桜が随分と綺麗に花を咲かせていました。曇り空に七分咲きの桜の花が、華やかに見えるのです。夕べは9時前に床に就いて、今朝の6時間で眠ったから、睡眠は十分。どうしてこんなに眠れるのか、不思議で仕様がないけれど、室温が18℃もあったから暖かいのが熟睡出来た原因かも知れない。陽の当たらない場所の桜の花は、それでもまだ十分には開いていないのでした。

 新聞を郵便受けから取って玄関を入れば、女将はまだ起きてこない。ざっと新聞を広げて見れば、牛のげっぷが地球温暖化の原因の一つになっているという記事に目を惹かれたのでした。女将が現れて、亭主も朝食の支度を手伝い始める。苺や小鉢を食卓に並べている間に、女将の焼いた茄子が大皿に並べられる。醤油皿とともにテーブルまで運んでから、冷凍室のご飯を解凍するのでした。今朝は昨日買ってきた生の鰺を焼いてくれたのです。

 朝食の終わる頃には薄陽も差して、窓の外には菜の花畑が広がる。女将の朝ドラが始まる頃には、亭主は洗面と着替えを済ませて、書斎に入りブログを書き始める。向かいのサツマイモ農園の営業が月曜日までなので、若旦那が軽トラックでやって来て忙しそうに動き出す。近所の老夫婦がゴミを持って集積場に歩いて行く。お隣の奥さんが仕事に出掛ける前に、やはりゴミを持って集積場に行くのが見えた。世間では一週間の始まりなのです。

 薄陽の差す中をプールに出掛ければ、連絡通路のある3階は一番隅の一箇所だけ空いていました。ラッキーと心の中で叫びながら、プールまで歩くのです。一番乗りでプールに入り、50mを歩けば、気の早いお年寄りたちがもう泳いでいる。しっかり準備運動をしているのだろうか。月曜日は混むのが早くて、初心者コースが一杯になったので、速く泳ぐコースに移って泳ぎ続けるけれど、いつもの親父様がマイペースで前を泳いでいるのです。

 それでも20分は我慢して泳ぎ続け、ますます混んでくるプールを出るのでした。家に戻れば水を一杯飲んで一服すれば、丁度、昼の支度を始める時間になるのでした。今日は五目あんかけ焼きそばと決めていたから、食材を調理台の上に並べてフライパンを二つ用意する。女将が奥の部屋から出て来て、「ニンジンも小松菜もあるわよ」と、冷蔵庫から出してくれたのです。塩と砂糖と醤油と鶏ガラスープの素だけの素朴な味付けで昼を食べる。

 午後は奥の部屋に入って亭主はひと眠り。女将はその間にスポーツクラブに出掛ける。室温は20℃を越えて暖かく、一時間ほどで目覚めたらコーヒーを沸かして飲むのでした。1時からはBSで昔何度も観た『アルマゲドン』をテレビで観るのです。楽しみにしていた出発の別れの時に流れるPPMの「悲しみのジェットプレーン」が、吹き替えなので声優達の替え歌になっていたのがとても残念なのでした。これから少し散歩に出ようかと思う。

 薄陽の差した中を西の小径の階段を降りて、本日二度目の調整池の桜の写真を撮りに出掛けた。丁度、階段を降りようとしたら女将が向こうから帰って来たのです。調整池の桜は、まだ満開ではなかったけれど、桜の風情は十分に感じられるのでした。少し先にある駐車場になっている空き地には、黄色いタンポポが沢山咲いていました。飛んできた種が一斉に花開いたというところでしょうか。ぐるりといつものコースを回って家に戻るのでした。

 4時半になったので、亭主は晩酌の支度を始める。まずは氷を製氷室から取り出して、氷のストック室に入れるのです。自動の製氷装置が壊れてしまったので、今は手動なのですが、あまり手間はかからない。こてっちゃんとジャガイモの揚げたものを温めて、『ギリシア悲劇』の第七巻、エウリピデスの『イオーン』を読みながら一杯飲み始めるのです。5時前に女将が現れて、「今日は煮豚で好いでしょ」と、ポークと蒸したキャベツとトマト。

 亭主は十分に腹が一杯になっけれど、「それだけじゃ足りないんじゃない?」と言えば、朝の豚汁に豆腐を入れて飲むから好いと言って、ご飯を温めていたのでした。スポーツクラブで仕入れた桜の綺麗な場所をいくつか言うので、この辺でも十分綺麗なんじゃないのと応える。歩いて行くにはちょっと遠すぎるのです。明日は昼飯を抜いて、医者に行って血液検査を受ける日だから、それまでに腹が減らないかと今から心配になるのでした。


3月31日 火曜日 空は曇って朝からやけに涼しい…

 昨日も9時過ぎには床に入ったのに、11時半にはもう目覚めてしまい、どうにも寝付かれないのでした。仕方がないから居間の部屋でコーヒーを沸かして飲んで、『イオーン』の続きを読むのでした。いろいろと出て来る神々の名前や人物の関係は、登場人物の説明を見ながらでないと判らないのが大変なのです。年を取ってカタカナの名前に抵抗感があるのだろうか。4時まで起きていて、もう一度床に就いたらやっと朝まで眠ることが出来た。

 女将が起き出して厨房に入ったので、亭主も小鉢に煮物や鱠を盛り付け、苺を皿に載せてテーブルまで運ぶ。今日はししゃもと茄子焼きが出たので、美味しく朝食を戴いた。今日は医者に薬をもらいに行って採血をするので、昼飯は食べられないから、ちょっと物足りない食事のような気がしてならなかった。外は雨が降っているから散歩にも行けずに、3時まで何もする事がないのはちょっと辛いのです。食後のひと眠りをして煙草を買いに行く。

 昼前からはMLBのドジャース戦が始まって、テレビを観ているのですが、どうもあまりパッとしないから面白くないのです。女将が一人で昼飯を食べて、亭主はコーヒーを飲んで空腹を誤魔化している。雨は流れる霧のように降り続けているのです。向かいの森の木々が大きく揺れているから、風もだいぶある様子なのでした。散歩に出掛けたいらしい女将も、「霧雨だよ」と言う亭主の言葉を確かめるように、玄関から外に出て見るのでした。

 ドジャース戦も負けて終わり、空腹に耐えながらも病院の時間を待つ亭主。少し早めに病院の駐車場に車を入れて、受付の開くまで車の中で待てば、早い順番の患者が次々とやって来るのでした。それでも自分の番号よりも早く名前を呼ばれて、血圧を測定し、無事に採血を終えて30分ほどで開放される。近くの薬局まで雨の中を傘を差して歩き、いつもの薬をもらうのです。帰りにコンビニに寄ってパンと牛乳を買い、駐車場で腹に入れるのです。

 家に帰ればもう夕食の支度をする時間なのでした。女将は自分の食べる常夜鍋を一人前だけ作り、茶碗蒸しを二人分作るのでした。亭主はハラミの串焼きを一本だけ焼いて、高野豆腐の煮物をを温め、白菜のキムチを少しだけ皿に盛り付けて、晩酌の支度をするのです。恐らくは今シーズン最後の茶碗蒸しは、入れるものがなかったらしく、椎茸とむき海老の大きいのが二つも入っていた。夕方パンを食べたばかりだから、これで十分なのでした。

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2026年3月中旬



3月10日 火曜日 朝からとても冷たい風が吹いていました…

 夕べも9時には床に就いて、例によって1時には目を覚まし、コーヒーを飲んで4時過ぎにまた床に入る。例年と同じように、確定申告の書類の記入が上手くいかず、気になって仕方がないのです。国税局の入力フォームが上手く理解できないというか、白色申告の入力フォームがないのです。一通り入力して印刷するけれど、例年それでは駄目で、もう一度作り直しているのです。一年前の事だから、もう忘れてしまっているから始末に負えないのです。

 朝食を終えて添付する書類を用意したところで、昼の支度を始めたから、今日もまた午後に続きをやってみようと思うのですが、先が見えないので参ってしまう。冷蔵庫に残った食料は、麺類はもううどんしかなかったので、油揚げと蒲鉾、肉とシメジ、白菜と餅と小松菜を入れて、力うどんを作るつもりでした。蕎麦汁が残っていたから、削り節で出汁を取って蕎麦汁を薄め、砂糖を加えて食べやすくする。コンビニで買った小籠包を添えて簡単な昼飯です。

 昼飯を終える頃には外は雨で散歩にも出られない。何とかもう一度、確定申告の申請書を作り直してみようと、昼寝も出来ずに机に向かうのでした。去年の日記を読み直してみたら、やはり作成コーナーの最初の選択が間違っていたと書いてある。今年はその部分はクリアしたけれど、印刷しても青色申告決算書しか出て来ないのでまだ問題があるのです。コーヒーを淹れてもう一度ゆっくりと挑戦してみたい。年を取ると読み間違えもあったりするから…。

 青色申告用の決算書と支出内訳書とを印刷したら、添付書類を張り付けて、取りあえずは提出に行ってこようと、市の中央公民館まで行ってみることにしました。空いていたので並ばずに書類を提出したら、確定申告書の表紙がないと言われて受け取ってもらえなかったのです。すぐに家に戻って調べなおしたら、税金の明細が乗っている確定申告書の入力が出来て、印刷して次の機会を待つことにする。後は青色申告の決算書をどうするのかが問題なのです。

 大相撲も中入り後が始まってしまったので、取りあえず今日のところはこれでお終いにして、明日もう一度国税専用のダイヤルへ電話してみようと思うのです。酒の肴は鳥の手羽先のスモークで、今日は鍋だと女将が言うから、先に焼酎と炭酸と氷を入れたグラスを用意して、テレビで相撲を見ながら一杯飲んでいた。グラスに二杯ほど飲んだらもう酔いが回って好い気持ちになる。今日も早めに床に就くのだろうかと、妙な心配をすることになったのです。



3月11日 水曜日 今朝は一番冷えたのでは…

 午前5時半の東の空は、もう明るくなっていました。随分と夜明けが早くなったのです。隣のお花畑には真っ白に霜が降りて、駐車場の車のフロントガラスも凍っていたから、今朝は相当な寒さだったのです。夕べはパソコンで確定申告の書類を、長いこと作っていたので、頭が冴えて眠れなかった。夜の12時まで煙草を沢山吸って起きていたから、朝は5時半までぐっすりと眠ったのです。煙草が切れたので、窓の氷を溶かした車でコンビにまで出掛けて行く。

 空は青く澄んでいる。しばらく振りの晴天なのでした。家に帰ればじき7時で、電気炊飯器のタイマーが切れてご飯が炊きあがる。女将はまだ起き出して来ないけれど、亭主は野菜を盛り漬けた小鉢をテーブルに並べ、苺を洗って蔕を取るのです。魚焼き器をタイマーで温めておけば、女将が起き出してきて味噌汁を作り始める。亭主は炊飯器の蓋を開けてご飯を盛り付けるのでした。鮭が焼き上がって二人で揃ってテーブルにつき、朝ご飯の時間なのです。

 夕べはちょっと寝不足なので、食後は1時間ほど横になってひと眠り。洗面と着替えを済ませたら、プールに行く用意をしてテーブルに座る。夕べ眠れずに『ギリシア悲劇』第6巻の『アンドロマケー』を読み終えたから、出掛ける時間までその解説を読んでいた。解説を読んでも判りづらい人物構成なのでした。少し早めに家を出たら、スポーツクラブにも早く着いてロッカールームで着替える。一番のりでプールに入り、50mを歩いてから泳ぎ始めるのでした。

 水曜日はスポーツクラブの休み明けだからか、ひとコースに6人も入って泳げたものではない。隣のコースに移って4人で泳いでも、すぐに前の親父様に追いついてしまうから、10時20分になったらプールを出て、帰りは地階のスーパーに寄って買い物をするのです。今日の昼と夕食と明日の朝の分の食料がないからと、女将に言われたように肉と魚を買って帰るのでした。昼食はモヤシラーメンと餃子にしたので、時間もかからずに簡単に作れるのです。

 昼食を終えたら、やはり確定申告のことが気になっていたので、国税専用ダイヤルに電話をして、疑問点を尋ねてみるのでした。すると、ネットの説明がないから解らなかったけれど、白色申告の場合は、確定申告書と収支内訳表だけ提出すれば好いのだと言うことが解ってほっとした。昼寝もせずに、早速、提出場所の中央公民館まで出掛けて行くのでした。「確かに、お預かりしました」と言われて、晴れて帰宅するのでした。家に帰ってやっと昼寝が出来た。

 3時半には女将が帰るからと思って、2時半になったらベッドに横になって昼寝を始めたのです。ところが女将は3時20分には家に戻って来たので、コンコンと寝室の窓を叩く音がしたと思ったら、「お父さん、玄関が開かないんだけど」と女将の声がする。違う場所の鍵を閉めてしまったらしい。急いで起き出して玄関を開けるのでした。懸案の確定申告が終わって亭主もほっとして油断をしたらしい。女将はヨーグルトを食べ、亭主も一緒に甘夏を食べた。

 夜は亭主がプールの帰りに買ってきた厚手のポークだったから、酒の肴には枝豆と白菜のキムチを用意しました。ワイングラスに氷を入れて炭酸と焼酎を用意して、テレビで大相撲を観ながら一杯飲み始めるのです。今月は最大の懸案事項が確定申告だったので、これが終われば、後は墓参りと床屋と病院に薬をもらいに行くだけ。月水金とプールに通い、庭の草取りをして、『ギリシア神話』を読み続けるばかりなのです。少し暖かくなれば身体も自然と動くかな。


3月12日 木曜日 朝から晴れたりくもったりで…

 夕べは9時に床に就いて、今朝は4時に目が覚めました。7時間の睡眠だから理想的です。酒を沢山飲んだわけでもなく、やはり、確定申告を終えて、胸の中に心配事がなくなったのが一番の原因だと思うのです。6時まで『アンドロマケー』り解説を読んだり、新聞を読んだり、コーヒーを飲んだりしていたのですが、急に眠くなってまた少しの時間眠ったら、頭もすっきりしました。7時から小鉢を盛り付け、ご飯をよそって、女将が味噌汁を作るのを待つ。

 洗面と着替えを済ませて玄関を出れば、太陽はもう随分と高く昇っていました。先ほどまで青空が広がっていたと思ったら、もう雲が出ているから、「今日は晴れ」という天気予報が信じられない。冬の頃とは違って、太陽が東の空の地平線近くを動くのではなく、真上に昇っているのがよく判るのです。朝はまだ寒いけれども、確実に暖かな春が来ると思えるのでした。今日は女将が食器洗いと洗濯物干しを終えたら、隣町のスーパーに買い物に行く予定です。

 9時15分になったら女将の手も空いたので、二人で隣町のスーパーに出掛けて行く。途中、最近完成した特別養護老人ホームが立派な姿を見せていた。団地の近所にも幾つかあるけれど、そんなに需要があるのだろうか。まだ亭主たちの年齢ではあまり必要を感じないけれど、年を取っても人の手を借りないで暮らしたいものです。いつも行くスーパーは比較的空いていた。一番乗りで入ったお客が出ていくから、店舗の近くの駐車場も空きが出て停められた。

 店の前に出ているエニシダやホロニア・ぴなータという花を、女将が「綺麗だわ」と眺めているので「買って帰れば」と亭主が言うのです。店の中に入って、まずは果物、野菜を、次に肉や魚を見て歩くのです。女将がメモした食料を手分けして買ったら、花の鉢と一緒に車に運んで、家に帰るのでした。まだ10時過ぎだったので、亭主は厨房に入って買ってきた挽肉と焼売の皮と、冷蔵庫から出した玉葱を刻んで、調味料と片栗を入れ、焼売の皮で包んでいく。

 女将は「散歩に出掛けてくる」と言って外に出た。亭主はそのまま厨房で昼の支度を始めるのでした。今日はスパゲッティー・ミートソースにトンカツを載せて、野菜が足りないといつも言われるので、ブロッコリーを茹でて、茄子とトマトを大蒜で炒めて付け合わせにしたのです。亭主は松茸のお吸い物にとろろ昆布を入れて、スープにして飲むのでした。午後は風がなければ庭の草取りをしようと女将に入ってあるけれど、まずはスポーツクラブの予約がある。

 昼を食べ終えたら少しゆっくりと休んで、寝室でベッドに横になっていたら、もう女将が亭主を起こしに来た。2時5分だとばかり思っていたら、1時30分が予約の時間なのでした。30分しか眠れなかった。紅茶を入れて二人で飲んだら、いよいよ南側の庭の草取りにかかるのでした。風はないはずなのに家と家との間を吹き抜けるものだから結構寒いのです。女将には陽の当たる東側の庭の草取りをしてもらう。30分ほどやって2mほど進み、寒くて終わりにする。

 女将のマイナンバーカードの申込書がやっと届いたので、亭主の分と合わせて二人で申込書を記入する。更にネットでアクセスして受け取りの日にちを予約しなければならないから面倒なのでした。4時を過ぎたから、亭主は厨房に入って挽肉の残りを焼売の皮の残りで包んでいく。晩酌の肴となる雲呑揚げなのです。大相撲を観ながら、グラスに氷を入れて焼酎と炭酸を用意する。雲呑揚げを食べ終える頃には、茶碗蒸しが出て鰯の蒲焼きが出来上がるのでした。



3月13日 金曜日 久し振りに居間の掃除機をかけた朝…

 夕べも9時前に床に就いて3時前に目が覚めた。それ以上眠れそうになかったので、起き出して居間の部屋でコーヒーを淹れるのでした。2時間ほどテレビを見ていたけれど、やはり眠り足りなくてまた床に入るのでしたが、今度は1時間ほどで目覚めてしまう。燃やせるゴミを集積場に運んで、新聞を取ったらテーブルでさっと読み始める。朝食の用意をし始めたら女将が起き出して来て厨房に入るのでした。箸や小鉢をテーブルに運んで二人の朝食が始まる。

 朝食を終えたら洗面と着替えを済ませて、今日は久し振りに居間の掃除機がけに精を出す亭主。広さもさることながら、二人しか暮らしていないのに、随分と埃が溜まるものなのです。女将にカウンターを拭いてもらって、少しは綺麗になったのだろうとひと休み。今日はプールへ行く日だったから、出掛ける用意をしてテーブルの椅子に座って一服しているのでした。車外温度は8℃だったから、それほど寒くはないのかと思って車を走らせました。

 プールは金曜日が割と空いている日だったけれど、今日は後から随分と沢山人が入ってきました。初心者コースが6人になったので隣のゆっくり泳ぐコースへ移って泳いでいたら、こちらも前の親父様が渋滞を引き起こしている。亭主は少し休んで前との距離が出来たらまた泳ぎ出すのです。10時20分になったらプールを出て、今日はどこにも寄らずに家に帰るのでした。昼は五目あんかけの焼きそばで、肉を使わずに野菜たっぷり、イカとエビと卵がタンパク質。

 午後は亭主が昼寝をしている間に、女将はスポーツクラブに出掛けて行きました。1時間ほどで目が覚めて、インターホーンのお知らせを見れば、誰か尋ねてきたらしい。玄関を出て郵便受けを覗いたら、去年、庭の手入れや移植をしてもらった地元の業者から、庭の年間管理の案内が入っていた。こちらで頼んでおいたものだったので、早速、記入して明日にでも投函しておくことにしよう。女将の帰ってくる前に、亭主も散歩に出掛けて行くのでした。

 外は思ったよりも寒く、風が冷たいのでした。このところ車で出掛けることが多く、散歩にも出ない日が続いたので、昨日は体重が2kgも増えていたから、要注意なのです。やはりプールも月水金の週三日では足りないのかも知れない。折角、火木土日と女将と一緒に行動が出来るから好かったと思っていたけれど、少し考えた方が好いかも知れない。今日はお袋様の住むマンションを通り抜けて、調整池の周りを巡るように、家々の間を通って2000歩ほど歩いた。

 ちょうど小学生達が下校する時間で、中央通りの歩道は子ども達で溢れていました。立ち止まったり、話し込んだり、子供の移動には随分と時間がかかるのです。それでも、停止の歩く速さよりも早く彼等は何処かへ消えていく。やっと家の見える坂道に辿り着いて西の小径の階段を昇れば、もう我が家はすぐそこなのです。玄関を開ければ女将が帰って来ていて、甘夏の入れ物を開いてヨーグルトを食べていました。亭主は甘夏を一房もらって書斎に入る。

 暖房を入れたままで出掛けたから、居間の部屋から続く書斎も暖かかった。ブログの写真をパソコンに取り込んだら、夕食前の時間までの記事を書いていくのです。4時半になったら、ワイングラスに氷を入れて、タンサンと焼酎を用意し、コンビニで買って来たつまみの「鳥の炭火焼き」をレンジでチーンしして、一杯飲み始めるのでした。女将は厨房で昨日の雲呑揚げの残りを揚げてくれた。鶏肉が思ったよりも量があって、常夜鍋が出る前に満腹になる。


3月14日 土曜日 馬酔木の花も膨らんできました… 

 夕べも9時前に床に就いて、昨日と同じように3時過ぎには目が覚めました。良い習慣が付いたとは思うのだけれど、もう少し眠ってから目覚めたい。コーヒーを飲んで一服するのですが、6時前にはまた眠くなって床に入り、7時前にもう一度目覚めて朝食の用意をする。女将が起き出して来て、煮魚と味噌汁を用意するから、亭主は小鉢と苺を盛り付けて、出来上がった料理をテーブルに運ぶ。最後に茄子焼きが仕上がって、今日の朝食が始まるのでした。

 朝日が昇っているけれど、天気予報ほど晴れてはいない。薄陽が差して風もあるから、まだ春の陽射しとはいかないようなのです。今日は昨日来た植栽管理の申し込みを、あらかじめ料金を払って完了しなければならないから、朝のうちにコンビニに行って振り込んでこようと思っている。剪定、芝刈、除草、草刈、ゴミ処理を含めて38,500円だから、女将も頼んでいいと言うので、申し込みに行こうと思う。夏を過ぎると老いた自分の手には負えなくなるのです。

 問題はコンビニに行くのに歩いて行こうか、車で行って帰りにガソリンを入れてこようかと迷っていることなのです。今日は他に何もないから、歩くのが一番健康には好いと思うのだけれど、往復すると2km以上あるから、ちょっと躊躇われるのです。昨日はプールにも行ったし、散歩にも出たからか、夜の計量では1kg近く減っていたのです。ちょっと寒いのを我慢して歩いて行かなくてはならないと、自分に思い込ませておこうと考えている。

 果たして、歩いてコンビにまで出掛けて行けば、風は冷たくてセーターを着込んでくれば好かったと後悔する。みずき通りを下っていくと遙か彼方に中央通りが見える。車で来ればすぐなのにやはり歩いてではかなり時間がかかるのです。30分ほどかかってやっとコンビニに辿り着いて、用を済ませたらまた来た道を戻るのでした。みずき通り二本ほど左の道を通れば、家まで近いのに気が付いて、公園の前の道を歩けば、少しからだが暖まったのか汗ばんできた。

 家に帰ればスマホの万歩計は4600歩を表示していた。往復約1時間かかった計算なのです。向かいのサツマイモ農園はカレー屋のキッチンカーが出て美味しそうだったので、女将に昼はあそこで買って来ようと言えば「自分で作るのが面倒になったの?」と言われて自尊心が傷ついたから、昼はカレーを作って食べることにした。肉は使わずに海老やイカにウインナソーセージまで入れて、残り物はすべて使うという徹底ぶりで、結構、美味しいカレーが出来た。

 食後は身体が暖まって眠くなったので1時間ほど昼寝をする。起きたらもう女将が美容院に出掛ける時間なのでした。冷蔵に女将が剥いてくれた甘夏が入っていたので少しだけ食べる。後はチョコレートを食べて、テレビでやっていた『コーストバスターズ』の映画を観るのでした。女将が美容院から帰って来て、二人で紅茶を飲みながらチョコレートを食べる。女将はこの時間にヨーグルトを食べるのが習慣だ。まだ3時半だからブログを書いて時間を潰す。

 時計が4時を回って大相撲が始まったら、亭主はワイングラスに氷を入れて、焼酎や炭酸を用意する。コンビニで買ってきた「こてっちゃん」をレンジで温め、女将にモヤシを塩コショウで炒めてもらうのです。今日のメインは白菜とツナの煮物だったけれど、亭主の分は少しにしてもらい、女将が納豆を食べると言うので、亭主も同じく納豆で酒を飲むのでした。明日はお袋様と女将と一緒に買い物に行く日だから、今夜も早く眠ることにしよう。


3月15日 日曜日 暖かな晴れた朝でした…

 夕べも9時半には床に就いてすぐに眠ることが出来ました。しかし、やはり6時間近く眠ると目が覚めてしまい、3時には居間の部屋でコーヒーを淹れて飲んでいる。また眠くなったら寝れば好い、朝ご飯の時間には間に合うだろうと、テレビを点けてぼうっとしているのです。5時になったら玄関から外に出て新聞を取りに行く。さあっと読み終えたらもう眠くなるので、また床に入るのでした。目覚めれば6時半で、起き出して朝飯の用意をするのです。

 朝食を食べ終えたら、買い物に出掛けるまでの時間また『ギリシア神話』を読み始める。『ヘカベー』もトロイア戦争でギリシア軍に負けたトロイアの王妃で、奴隷としてギリシアに連れて行かれる話なのですが、戦乱の絶えない時代に高貴な女性たちが被った悲劇は『トロイアの女(たち)』として、日本でも何度も上演されている。亭主も確か学生時代に観に行って白石加代子という俳優を知った。その元がエウリピデスの悲劇だったのだとやっと腑に落ちた。

 昼食は昨日の残りでカツを買って帰ってカレーにしたのです。昼の用意は簡単。今日は暖かかったから、午後から女将と代わる代わる庭に出て、草取りをした。ところが、亭主の座って草取りをしていたキャンプ用の椅子が、古くて壊れていまい、庭に腰をついたまま動けなくなり、部屋の中にいた女将を呼ぶ始末。身体が硬くなって一人では起き上がれなかったのです。やはり、寝室の大きな机を廃棄して柔軟をする場所を確保した方が好さそうなのでした。

 今日はWBCの日本とベネズエラの試合をやっているはずなのに、どのチャンネルを回しても放映していない。女将が言うにはネット配信だけしかしないとかで、意味のよくわからない亭主は、金儲けの道具にスポーツイベントが使われているのだろうと思って、そのままにしておいたのです。後で結果だけをネットで見たら、日本が負けていたのでがっかりした。時間が有効に使えたから好いと考えるのでした。女将が買い物に出掛けて、亭主も近所を散歩する。

 小さなイヌノフグリが枯れ草の中から花を広げて気持ちよさそうなのでした。向かいの畑には菜の花が咲き乱れて、もう春だという気分になるのです。家に帰れば女将が帰っていて、ヨーグルトを食べていました。4時を過ぎたので、そろそろ晩酌の支度をしなければと思うのですが、今週は酒が随分と残っている。酒の肴は何にしようかと考えるのも楽しみで、冷凍のお好み焼きでも解凍して食べようか。夜のテレビは日曜日だからあまり面白いものがない。唯一大相撲だけが、楽しみにして観られる番組なのです。


3月16日 月曜日 プールから帰ったら暑すぎて…

 夕べは10時半に床に就いたら、今朝は5時前に目が覚めました。このくらいの睡眠時間が一番いいのかも知れないと、コーヒーを沸かして飲むのです。しかし、5時半になったらまた眠くなって、ベッドに横になればすぐに眠りに落ちたから、もう少し続けて寝ていれば好かったと思う。7時前に起き出して、朝食の用意を手伝う。小鉢に盛り付けるものが少し足りなかったから、亭主が肉とモヤシを炒めて小皿に盛って、苺の皿と一緒にテーブルに運ぶのでした。

 食事が終わって燃やせるゴミを集積場に運んだ帰りに、昨日、女将と二人で草取りを終えた南の庭を見れば、綺麗になっていて気持ちが好いのです。葉を虫だか鳥だかに食われたブロッコリーも新しい目が出て、ブロッコリーの形をした小さな芽が出ているのです。ホウレン草だか小松菜だか忘れたけれど、小さな葉物が元気に育っているから嬉しい。前の家から移植して、枯れてしまったかと思っていた雪柳にも、新芽が伸びて春の勢いが感じられるのでした。

 プールに向かって中央通りを走って、立体駐車場に着けば今日は連絡通路のある三階の駐車場はもう満車と表示が出ていた。二階は中央通りからは入れない。四階まで車で昇ってエレベーターで三階に出る。ロッカールームでいつも来ている老人と挨拶を交わして、「毎日来ているんですか?」尋ねれば「月水金だけですよ」と亭主と同じなので二人で笑う。「1600m、1マイルを泳いでいるんですけれど、やはり三日でも疲れますね」と言うのでした。

 プールの老人に話したように、亭主は20分でプールを出てどこにも寄らずに家に帰る。今日は気温も高いのか、身体が熱くて仕様がなかった。女将はじっとしていると寒いと言うから、昼はサンマー麺と餃子にしたのだけれど、亭主は汗をかきながら食べるのです。40円ほどのちぢれ麺を二つ買って、鶏ガラスープの素と塩と醤油と砂糖で味付けをして食べれば、炒めた肉と野菜の味も出て、とても美味しいから安上がりなのです。既製の袋麺は三つ入りなのです。

 午後は亭主が昼寝をしている間に女将はスポーツクラブに行き、昼寝から目覚めた亭主がテレビの映画を観ていたら、女将が帰ってきました。夕飯は何にするのかと女将に聞けば、まだ考えていないというものだから、亭主はショッピングモールに酒を買いに出掛けながら、夕飯のおかずを見て歩いたのです。暖かいから刺身にしようかとも思ったけれど、魚屋で刺身を見たら生きが良く、値段が高いものばかりで、寿司にした方が安上がりと買って帰るのでした。

 久し振りに寿司を食べるから、女将も夕飯の支度がないので楽なのです。女将は松茸のお吸い物を作って、亭主はワイングラスに氷を入れて晩酌の用意をしたら、テレビの大相撲を観ながら夕食なのでした。明日はマイナンバーカードをもらうために、わざわざ20分も車を走らせて市役所に行かなければならない。手続きが大変なのは、やはりお役所仕事と言うほかはない。お袋様がもうもらったと言うから、手続きをして車に乗せて行った弟も大変だったと思うのでした。天気も好く暖かくなると言うからちょっとしたドライブ。


3月17日 火曜日 昼間は晴れると言うけれど曇って寒い朝…

 夕べは10時に床に入って、今朝は5時前に目覚めました。理想的な睡眠なので、朝から新聞を読んだり、ニュースを見たり、朝食の支度をし始めたりして、時間が過ぎていくのでした。女将もいつもより早く厨房に入って、味噌汁を作り、ししゃもを焼いてくれたので、今朝は7時にはもう朝食を始められたのです。市役所の予約の時間に着くためには、9時には家を出なければならず、洗濯やいろいろの準備に追われるので、早く起きてくれたらしいのです。

 申し込んだ時間の40分近くも前に家を出たのに、途中で工事のために片側通行で酷い渋滞にあった。ハラハラしながら市役所に着いたのが5分前で、行ったことのない奥の庁舎の地下まで降りて、受付を済ませば他に誰もいないのです。慌てることはなかった。書類と身分証明書を出して椅子に座って待っていたら、奥の席に通されて、本人確認をされ、パソコンで暗証番号を入力しなければならない。女将にも出来ないことなので亭主が全部打ち込んでやる。

 やっとカードをもらって外に出れば、市役所の大きな桜を今日は剪定する日らしく、業者が満開の枝を落としていた。でもいま咲いているのはソメイヨシノではない。早咲きの彼岸桜なのだろうか。帰りにお袋様に電話をして木曜日は雨だと言うので、今日か明日にでも墓参りに行こうと言えば、今日は洗濯を沢山したから行けないと言うので、明日の午前中に墓参にいくことになる。帰り道にいつものスーパーがあるので、花を買って帰るのでした。

 昼はスパゲッティー・ナポリタンを用意した。トマトとピーマンを帰り道のスーパーで買って、亭主が茄子や玉葱、ウインナを刻んで、大蒜を入れてフライパンで温め、茹でたスパゲッティーを入れてもう一度炒め直す。野菜も結構入っているので、女将も満足そうに食べていた。午後は女将がお習字で、亭主は腹が一杯になったら急に眠気が襲ってきたので、逆らわずにベッドに横になればすぐに眠りに落ちたのです。目覚めたら1時間半ほど眠っていたのです。

 女将のスポーツクラブの予約の時間までまだ30分以上あるから、中学校の桜が気になって車に乗って近くのローソンに停めて、そこから少し歩いて桜を見に行くのでした。今が満開の時期で、ソメイヨシノよりもいつも早く咲くのです。中学校の体育館の裏手をずっと道路に沿って咲いているから、実に見事なのでした。一足先に春が来た気分で、朝のうち曇っていた空も青空が広がって、陽が差しているので桜はとても綺麗なのです。しばらく歩いて眺めていた。

 帰りは車を停めたコンビニに寄って、酒の肴に冷凍のモツ焼きとお好み焼きを買い、車に乗って家に向かえば携帯の呼び出し音が鳴る。「何処にいるの?」と女将が言うので「今帰っているところだよ」と応えるのでした。女将の仕事の邪魔をしてはいけないからと声をかけてこなかったのです。家に着いて紅茶を入れてもらいながら、スマホの写真を見せれば「綺麗に咲いているわね」と言う。それにしても毎年思うのですが、この桜は何という桜なのか…。

 無事に女将のスポーツクラブの予約を取り終え、亭主は今日撮った写真をパソコンに取り込んでブログを書き始める。桜の写真は沢山撮ったけれど、どれを載せるかを選ぶのが難しいのです。咲き始めと後の花では色合いも違うから面白い。女将が郵便局に出掛けている間に、亭主はモツ焼きを温め、白菜のキムチを小皿に盛って、晩酌の支度を始めるのでした。テレビでは大相撲が始まっているから、晩の食事のすき焼きが出来るまで、ゆっくりと飲んでいた。


3月18日 水曜日 暖かい陽射しの中、墓参りも楽でした…

 暖かい朝でした。夕べは10時に床に就いて、3時に目が覚め、5時にまた眠って6時半にまた起きる。合わせれば7時間近くの睡眠が取れているけれど、もう少し続けて眠りたいものです。一度目が覚めるてもすぐにまた眠れることもあるのですが、今日は目が冴えてしまってすぐには眠れずに、コーヒーを淹れて飲むことになる。女将が起きてくる前に、小鉢や小皿を用意して、朝食の支度を手伝うのでした。ご飯一膳には多すぎるくらいのおかずなのです。

 天気予報では終日曇りということなのでしたが、朝のうちは陽が差して風もなく、とても暖かかったのです。お袋様に電話をして、車で迎えに行き、無事に墓参りを済ませる。墓に供える花は昨日のうちに6束買っておいたから、草取りに少し時間を取られたけれども、これで3月はもう何も行事がないと思うとほっとするのです。昔は家から歩いてお墓まで来たものだけれど、今は皆、年を取ったので車で来てしまう。他の墓所にも随分と花が生けられていた。

 霊園の本堂も綺麗に屋根の色が塗り替えられ、青空の覗く今日の空に映えているのでした。10時にはお袋様を送って家に戻り、女将はすぐに散歩に出掛ける。亭主は昼の支度にはまだ早いから、『ギリシア悲劇』の次の作品『ヒケディデス』を読み始めるのでした。その前の『ヘカベー』は朝まだ暗いうちにうちに読み終えたのです。古代ギリシア神話に伝えられるトロイア戦争は、100年後にギリシアの悲劇作家たちが、これを題材として扱ったのものなのです。

 キリスト教以前の紀元前の話なのに、現代の文化・芸術にも大きな影響を与えているから大変なものなのです。翻訳で2500年後の今読んでいても、人間の持つ様々な情念が見事に描かれているのですね。当時の文献を翻訳した人々にしても、古来の研究をすべて調べ尽くして、今日の文章を書いたのだから驚くべき博識なのです。昼はソース焼きそばと小籠包。11時から作り始めて、15分ほどで出来上がり、小籠包は冷凍物をチーンしただけなのでした。

 女将がスポーツクラブに出掛けた後は、寝室に入ってベッドに横になる。すぐに眠くなって1時間ほど昼寝をしました。午前中に行けなかったプールに行こうと、支度をして家を出れば空は曇って天気予報通りになったのです。水曜日の午後にはプールへ行ったことがないから、混んでいるのかと心配したけれど、なんとひとコースに一人しかいない空きようで、背泳ぎから始めてゆっくりと泳ぐことが出来ました。2時15分からはエアロ何とかで混み始める。

 家に帰ってコーヒーを沸かして飲んでいたら、女将が帰ってきました。夕方になって次女から電話が入り、家族全員が元気でやっている様子なのでした。こちらの様子も心配してくれて、お婆ちゃんも元気かと尋ねてくれた。今年は味噌を15kgも仕込んだと言うから大したものなのです。4時半を過ぎて、亭主は例によってワイングラスに氷を入れて、今日はキムチとこてっちゃんで一杯飲み始めるのでした。大相撲を見ながら一日の終わりを楽しむのです。



3月19日 木曜日 新しいパソコンとテレビを買って…

 使っていたパソコンにウィルスに感染したので、これを機会に新しいノートパソコンを買ったのです。ついでに厨房で女将の見るテレビのリモコン受信が長いこと利かなくなっていたから、テレビも買ったのでした。テレビは家に帰ってすぐにセッティングを終え、夕方から大相撲を見ることができました。食事を終えて、テレビを見る間もなく、今度は新しいノートパソコンを使い始めるのでしたが、新しい機器だから、使い方がよくわからないのでした。
 キーボードに慣れるところから始まって、スタート画面にブログを入力するためのボタンを設定し、メールを見るためのボタンを設定して、なんとかこの画面まではたどり着いたのです。ところが、スマホで撮った写真を保存するフォルダの作り方が解らない。今まではデスクトップだったので、マウスの操作でフォルダを作れたのに、ノートパソコンではどうやるかがまだわからないのです。当分この状態が続きそうで、ブログをご覧にっている方には申し訳ないけれど、もう少しお待ちください。夜中に起きだして続きの作業。

 朝から雨の降る一日なのでした。朝食を終えて、女将が洗濯と朝の食器洗いとが終わったところで、亭主は洗面と着替えを済ませ、プラごみを集積場まで持っていくのです。今日は二人ともスポーツクラブはお休みにする日なので、隣町のスーパーまで買い物に出かけることにしていた。最近は、一週間分をまとめて買っておくのではなく、週に二回は買い物に出かけるようにしているのです。生鮮食料品を保存するのに、そのほうが好いと思うからなのでした。

 国道はいつになく道が混んでいましたが、スーパーの駐車場は、開店と同時に来たお客が帰る時間だったから、うまく店の入口の近くに車を止められて、二人で手分けして必要なものを買いそろえるのでした。家に帰ればまだ10時前だったから、買った食材を冷蔵庫に収納したら、雨もあがったので女将は散歩に出かける。亭主はテーブルの椅子に座ってギリシア悲劇の続きを読むのでした。11時になったら、厨房に入って昼食の支度を始めるのです。

 今日はスパゲッティー・カルボナーラにとんかつを載せて、コーンクリームスープを付けた。野菜はミニトマトとブロッコリーだけなのでした。食事を終えて亭主は書斎に入って、午前中に撮った写真をパソコンに取り込み、ブログを書く準備をしていたのです。気分転換にネットのニュース記事を読んでいたら、いきなり画面に警告音ともに「ウィルスに感染しました」と表示が出て、インターネット操作がロックされてしまったから慌てたのです。

 画面に現れたマイクロソフトのサポートデスクに電話を掛けて、事情を話せばどうも銀行口座の話ばかり尋ねられるので、おかしいと思って「銀行に連絡して出金を止めてもらう」と言えば、相手は電話を切るのでした。これはもしかしたら詐欺なのかもしれない。女将に話せば、テレビでそんな話をやっていたと言う。いずれにせよ、15年も使ったパソコンは乗っ取られたようなので、すぐに修復はではないと思い、新しく買い替えることにしたのです。

 これで冒頭の文章にやっと繋がったのです。安全に前のパソコンのデータを新しいパソコンに移したり、まだまだやることが沢山あるけれど、取り敢えずはここまでにしておく。夕食を食べながらテレビで大相撲を観る。今夜はスーパーから買って帰ったイワシの蒲焼で、出来上がるまでキムチと鶏の手羽先の燻製とを肴に晩酌を始めているのでした。もう夜明け前で、今日はプールに行かなくてはならないから、少し眠ったほうがいいだろうと思うのです。

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2026年3月上旬



3月1日 日曜日 朝から暖かく青空が広がって…

 夕べも9時に床に就いて、今朝は5時半に目が覚めた。十分に8時間は眠ったはずなのに、寝起きが悪かったのです。部屋の室温は16℃だったから、そのぐらいが眠るのにはちょうどいいのかも知れない。コーヒーを淹れて新聞を取りに玄関を出れば、外はまだ薄暗いのでした。新聞を読み終えて6時半になれば、そろそろ日の出の時間です。もう一度外に出て日の出の写真を撮った。女将の現れる前に小鉢の盛り付けを終えて、レンジで温めるのでした。

 鰺の開きが焼き上がる前に、ご飯をチーンして女将がよそう味噌汁と共にテーブルまで運び、鰺を載せた皿を運んだら朝食の支度は調った。少し前と違って、日の経った味も塩辛くない。保存の技術も日進月歩で進化しているのかも知れない。隣町のスーパーが今日一日限りの安売りだという広告が入って、女将と二人でお袋様に連絡をして、明日ではなく今日買い物に行った方が好いだろうと言うことになる。食後に電話を掛けて、9時半に迎えに行くことに…。

 思った通り隣町のスーパーは、少し手前から道路も渋滞するほどの混みようなのでした。月の初めでポイントも倍になるとかで、お客はそんなことをよく知っているから、広い駐車場も満配なのでした。亭主も長く通っている客の一人だから、最初のお客が帰った時間帯を狙って出掛けたので、店の入り口に近い場所に車を停めることが出来たのです。中は人でごった返していましたが、女将と二人で手分けして食材を選び、お袋様の手伝いもする亭主なのでした。

 家に帰ってもまだ10時過ぎで、女将は食材を冷蔵庫に移したら、「散歩に行って来ます」と玄関を出るのでした。一休みした亭主は厨房に入って、鍋を出して水を汲み、昼の用意をし始める。今日は安売りのトンカツを買って帰ったので、スパゲッティー・ミートソースにトンカツを載せて、ボリュウム満点の昼食なのでした。二枚入りのパックの半分を更に半分ずつに切って、二人の皿に載せたらまだ温かくて美味しいことこの上なし。満足な昼飯なのでした。

 昼を終えれば女将は買い物に出掛け、亭主は寝室に入って少しだけ昼寝をする。目覚めればまだ2時過ぎだから、女将が剥いて冷蔵庫に入れておいてくれた酸っぱい甘夏を一切れ食べて水を飲むのでした。『ギリシア神話』の次の作品は『ヒッポリュトス』で、女神のアプロディーテーが登場するからどんな話なのかが楽しみです。でも、またしても沢山のカタカナの名前が登場して、誰が誰だか判らなくなってしまい、疲れたので本を閉じるのでした。

 女将が買い物から帰ってきたので、今度は亭主が散歩に出る。近くでもいいから少し歩かないと夕飯が美味しく食べられないから、西の小径の階段を降りて公園の手前まで行って左に折れる。これでみずき通りに出るのです。後は坂道を登っていけばバス通りに出るのです。途中の庭の広いお宅には紅梅や白梅が咲き乱れて、春が来ていることを知らせているのでした。わずか700mほどだけれど、家に帰ったら身体が暑くなったので、今日はやはり暖かいのでした。

 家に帰れば4時半近くになっていて、女将が厨房に入って夕食の支度をしていました。キュウリの酢の物やホウレン草を茹でて、南瓜の煮物まで作ってあったから、亭主は小鉢を出して盛り付けてテーブルまで運ぶのでした。グラスに氷を入れて炭酸を冷蔵庫から持って来て、晩酌の用意をして最後のカツ煮が出来上がるのを待つのです。これは女将がご飯を食べたい時間にならないと出来上がらないから、しばし本を開いて『ヒッポリュトス』の続きを読む。


3月2日 月曜日 朝だけは暖房を入れる日々…

 夕べは9時半に床に就いて今朝は4時前に目が覚めた。6時間では少し眠り足りなかったけれど、コーヒーを飲んで新聞を読み終えたら、5時半にはまた床に横になるのでした。そして1時間ほど眠ったから、眠った時間の帳尻は合うのですが、朝のご飯の支度に終われて、ゆっくりと考える暇がなかったのです。亭主がすべての小皿や椀をテーブルに運び終えたところで、女将が焼いていた鰯の蒲焼きが出来上がり、二人で無事に朝食の食卓に着くことができた。

 腹が減っていたからかあっという間に食べ終えて、「ああ、美味しかった」と言う亭主を、女将が笑って見ている。食事前に燃やせるゴミは集積場に持って行ったし、少し眠っても好いだろうと寝室に入ってベットに横になれば、すぐに眠りに落ちるのでした。1時間ほど眠ったら、もうプールに行く時間になって、支度をして車に乗り込むのです。ぽつりぽつりと雨まで降りだして、天候は悪くなるばかりなのです。しっかりと前を見て、写真を撮る暇もなかった。

 月曜日の午前中のプールは始めてだったから、急いで着替えてプールに行けば、やけに大勢の人たちがシャワーに並んでいる。今日もアクアビクスかなにかがあるのだそうな。歩くコースは30名ほどいて、亭主は先頭で歩き終えて隣のコースに移ったのです。ところがどのコースも4人も入っていて、100mを泳ぐのに10分もかかるほど大渋滞なのでした。折角来たのだからとめげずに20分間泳いだ。家に帰って女将には焼きうどん、亭主は蕎麦を茹でてとろろ蕎麦。

 別々の食事を作るのはちょっと時間がかかるけれど、女将のリクエストが焼きうどんだったから、調理人としての亭主は一つ一つでも十分に美味しく作れなければならないという自負があった。キャベツとニンジンに肉を入れて炒め、冷凍の海老とイカを水で戻して入れるだけだから、隣の火口で別の鍋に湯を沸かしてうどんを茹でたら、フライパンに入れてソースで味つけするだけなのです。そのあと湯を沸かした鍋で蕎麦を茹でれば、はい出来上がりのです。

 午後の昼寝を1時間ほどしたら、女将はもうスポーツクラブに出掛けていました。亭主は紅茶を淹れてチョコレートをかじりながら『ギリシア悲劇』の『ヒッポリュトス』の続きを読む。いよいよ第五巻を最後まで読み終えて、この戯曲を日本語に翻訳した人の知識と苦労とを思うのでした。2500年も前のギリシア語を読み解くことから始まって、当時の時代背景を理解することの大変さを想像するのでした。解説を読むとそれが尚更判るから凄いのです。

 女将が帰ってくる前にと、コンビニに煙草を買いに出掛けたついでに、晩酌の肴になる食べ物を買ってきた。最近、買って美味しかったのは鳥の手羽先の燻製なのでした。香り豊かで味も好く、6本入りで300円台だから、手頃な値段なのです。女将の作る常夜鍋が出来るまで、焼酎の炭酸割りを飲みながら肴を食べて第五巻の解説を読み始めれば、解説者の知識の凄さに驚かされる。パソコンで調べたら、京大の先生で権威だった人なのだとか。頭が下がる。


3月3日 火曜日 ひな祭りも遠い昔の記憶になって…

 夕べは11時に床に就いて、今朝は5時過ぎに目が覚めました。6時間も眠れば十分だとは思うけれど、もう少し眠り続けられるともっと身体の調子も好くなりそうな気がするのです。外のまだ暗いうちに新聞を取りに出れば、まだ雨は降りだしていなかった。最近ははっきり見えない目でもなんとか活字を追う習慣ができたのか、新聞も細かな所までよく読んでいる。でも、解らないことだらけで、自分の知っている世界が狭いことを痛感しているのでした。

 隣のお花畑に植えた種が芽を出して、どんどん伸びていく様を毎日見ているから、自分の家の狭い庭に植えた野菜の生育よりも、雑草が伸び広がる方が早いのに驚いている。ブロッコリーの葉はほとんど虫に食われて、ホウレン草や小松菜はもう枯れているらしい。長ネギだけが順調に育っているけれど、スナップエンドウや絹さやは地面に倒れたままなので、晴れ間が出たら手入れをしなければと思っているのです。今朝も朝食の支度は抜かりなく皿を運ぶ。

 春は綠の食べ物が多いけれど、苺の赤があることで食卓の彩りが変わるから嬉しい。イギリス産という鯖は脂があって柔らかく美味しいのです。炊いたばかりのご飯もなかなかの味で、来週辺りにはまた米を買わなければならないと女将が言う。食後のお茶をもらってひと休みしたら、寝室に入ってひと眠りするのでした。1時間ほど眠ったら、洗面を済ませて今日は外に出ないからジャージ姿のままでいる。松平千秋氏の『アルケースティス』解説を読み終える。

 亭主も若い頃に傾倒していた福田恆存氏のエリオット詩劇の解説を引用して解説文を終えている。小林秀雄や中村光夫など当時の知識人の著作を思い出しながら、『ギリシア悲劇』が後世に与えた影響の広さを思い知るのでした。『ギリシア神話』についての書物も買って読んだ亭主も、もう昔のことだからと引っ越しのどさくさで廃棄してしまったらしい。記憶は何時の間にか途絶えているから、逆に新しく読むのがもの珍しくもあるのかも知れない。

 昼の支度をする時間になって、女将にラーメンで好いかと尋ねた亭主は、肉とモヤシと白菜、シナチク、シメジ、ホウレン草と冷蔵庫に残っていた野菜類を入れて、あんかけの醤油味にして見たのです。塩と砂糖と醤油と鶏ガラスープの素とで味つけをする。餃子もあったのですが、最近はそんなに沢山食べられない。暖かいのが好いのでした。外は雨で室温は18℃まで下がってきた。そろそろ暖房を入れないと鼻水が垂れてくるから嫌になるのです。

 午後の昼寝は1時間。「お願いします」と言う女将の声で目が覚めるのでした。スポーツクラブの予約の時間で、居間の部屋に行けば女将が紅茶を入れてくれる。チョコレートを食べながら「夜は何にしましょうかね」と女将が言う。午前中に大根と鶏肉を煮ているのを知っていたから、「ししゃもと大根ではどうだ」と亭主が応える。雨で散歩にも出られないから、今日はあまり食べられない。無事に予約を取り終えて、女将はまた習字の続きで部屋に戻った。

 夕食までの時間をまた解説を読み始めた亭主。『メーディア』の解説を読んでいたら、習字を終えた女将がやって来て、「パゾリーニの『女王メディア』という映画を観たことがあるわ」と言う。「有名な女優が主演だったと思うけれど」と言うので調べて見ればマリア・カラスなのでした。何十年も前の記憶だから、ストーリーも覚えていないと言うけれど、ギリシア悲劇の物語であるのに間違いない。スマホやパソコンの検索機能でいろいろな繋がりを知るのでした。

 4時半を過ぎたので、亭主は小鉢に女将の作った煮物や酢の物を盛り付けて、酒の肴にキムチを盛ってテーブルに運んでおく。グラスに氷を入れて焼酎と炭酸を用意すれば、もう最初の一杯が飲めるから、読みかけの解説は後回しになる。それにしても若い時代に今のスマホやパソコンがあったら、名前しか知らないホメロスの『オデッセイア』も読んでいたかも知れないと、悔やまれてならないのでした。いや、今からでも遅くはないかな。ししゃもと小松菜の胡麻和えが出て、二人の夕食が始まるのでした。


3月4日 水曜日 日中の気温が高いので朝の寒さも何とか…

 夕べは11時前に床に入って、今朝は6時に目が覚めました。7時間の睡眠だから目標どおりで快適な目覚めです。コーヒーのお湯を沸かしながら居間の部屋のブラインドを上げ、玄関を出て新聞を取ってくる。コーヒーを淹れて今日は新聞を読まずにテレビの映画を見始める。女将が起き出してくる前に箸を用意して、高野豆腐やカボチャの煮物やキュウリの酢の物を小鉢に盛り付け、苺を小皿に盛ってテーブルに運ぶ。『ワイルドキャッツ』は何度見ても面白い。

 朝食を食べ終えてお茶をもらったら、プールへ行く支度をして二杯目のコーヒーを飲む。いつも駐車場が一杯なので、今日は少し早めに家を出るのでした。果たしてロッカールームには20分も前について、人もいないのでゆっくりと着替えて体操をしたり、血圧や体重を量って通路が開くのを待つのです。4人目にシャワーを浴びたら、歩くコースに一番で入って50mを歩く。そしてゆっくりと泳ぐコースで泳ぎ始める。今日は20分ほど泳げたので好かった。

 帰りに地階のスーパーに寄って、苺や八朔、伸ばし海老や炭酸などを買って家に戻るのでした。女将に天麩羅と蕎麦で好いのか聞いて、すぐに昼の支度を始める。室温は19℃だったけれど、暖房を入れなくても寒くはなかった。海老とかき揚げと椎茸の天麩羅を揚げて、亭主は1.5人分の蕎麦を茹でてスルスルッと食べる。食べ慣れてくるとやはり冷凍の蕎麦では物足りなくなるのでした。後一回は蕎麦を打つだけ粉があるので、次は自分で蕎麦を打とうと思う。

 午後は女将がスポーツクラブに出掛け、亭主は満腹の腹を抱えて寝室で昼寝をする。今日は2時間近く眠って、目覚めれば午前中に取った出汁の片付け。一番出汁を使った蕎麦汁も二番出汁も、蕎麦屋をやっていた時に比べれば少しの量で好いから楽ちんなのです。二番出汁は毎日の味噌汁に使って、一番出汁の残りは茶碗蒸しに使うのです。女将が帰ってきたので、亭主はコンビニに墓地の管理料を支払いに行く。我が家と女将の家との二軒分だから大変です。

 午前中とは違って青い空が広がっているのが嬉しい。気温もそこそこ上がっているので気持ちが好いのですが、まだ家の中は暖房を入れなくては薄ら寒い。女将の剥いてくれた甘夏を食べて、すっかり目が覚めたら、洗濯物を箪笥にしまわなければならなかった。午後だけ陽の当たる寝室は、大きな座り机を置いてあるので狭く感じる。これを捨ててしまえばこの場所でストレッチが出来ると、女将にも言われている。古いコンポも居間のカウンターに移そうか。

 なんだかんだとやっているうちに、4時半になるのでした。亭主は晩酌の用意をして、「こてっちゃん」をレンジにかける。『メディア』の解説の続きを読みながら夕飯前の一杯を飲んで、モツの煮込みを箸で摘むのでした。解らないカタカナの言葉はスマホのGoogleで検索する。先月のスマホ代が高かったのはそのせいかと女将に話せば、「使っている時間が長ければ、それに応じて取られるんじゃないの」と言う。Wi-Fiだから少しは違うと思うのですけれど…。

 外の景色が夕日に染まって、向かいの森の景色が綺麗なのです。プールの帰りに広島産の牡蛎の冷凍と椎茸を買ってきたので、今夜は牡蛎フライと茶碗蒸しなのでした。キャベツは亭主があらかじめ刻んで水で洗っておいた。思ったよりも早く出来上がったので驚いた。「いままではいつも少しの油で揚げていたけれど、こっちに移ってからは天麩羅鍋が大きいので、沢山の油で揚げるからカリッと焦げないで仕上がりました」と女将が言う。久し振りの牡蛎フライ。


3月5日 木曜日 朝から青空が広がり、天気は好いのだけれど…


 夕べは、折角買ったばかりの自撮り棒を写真の好きな姪にやってしまったので、もう一度買うほどは使わないからスマホを手に持って写真を撮る練習をしてみました。今日の女将と出掛ける梅見のためです。この後、9時から何度も見ている『センター・オブ・ジ・アース』の映画を見て、目が冴えてしまったのでその続編を見ているうちに、突然眠気が襲ってきて床に就いたのでした。5時間ほど眠って寒さで目が覚めて、まだ早いからと6時まで床にいた。

 6時半になれば東の森の影から朝日が上り、天気予報通りに今日は快晴だと安心したけれど、風は北風でかなり冷たいのでした。今日はプラゴミを集積場に持って行く日だったから、寒い風の中を西の小径の階段を降りて運んで行く。6時半になったら、まずは箸をテーブルに置いて、煮物を小鉢に盛り付けてレンジで温める。大きな苺を小皿に載せていたら、女将が現れて味噌汁を作り始める。亭主は「冷蔵庫のモヤシをつかってください」と言うのでしたが…。

 どうも見当たらない。「もうなにも残っていないわよ」と女将が言うので、「夢で見たのかな?」と半分使ったモヤシの袋を取り上げた自分、そのリアルな場面を思い出す。朝の短いうたた寝の時に、もう朝食の準備の夢を見ている自分がおかしかった。昨日、出汁を取ったばかりの二番出汁を使って作った味噌汁は、最高の味なのでした。銀ダラの煮付けも身が厚くて柔らかくとても美味しい。今朝も美味しい朝食をありがとうございますと言って、食器を下げる。

 女将が洗濯物を干し終えたら、夕べ話していたとおりに桜の城址公園まで出掛けて行きました。今日は女将も亭主もスポーツクラブはお休みなのです。梅を見に行こうと言って出て来たのですが、梅はほとんど散り終えて、盛りの過ぎた河津桜や早い時期に咲くオオヒガンザクラの花がとても綺麗なのでした。家からは約30分、広い公園の中を歩いて30分ほどの時間なのです。帰りはいつも行く隣町のスーパーに寄って、食材を買って帰るのでした。

 家に帰ればちょうど昼飯の支度をする時間で、買って帰ったミニトマトやトンカツを加えて、スパゲッティーのカルボナーラを作るのです。ベーコンが残っていたので玉葱のスライスと炒めて、今日はソースを加えてフライパンで茹でたスパゲッティーを一緒に炒める。「いつも塩辛いと思っていたけれど、玉葱が入って味がまろやかになったわ」と女将も喜んでくれた。女将よりも多めに食べた亭主は満腹になって、お茶をもらったらもうすぐに寝室で昼寝です。

 1時間ほど眠って目覚めれば、女将はまた買い物に出掛けていたのです。亭主は城址公園で3800歩も歩いたけれど、彼女は歩き足りなかったらしい。しばらく『ギリシア神話』の『ヘラクレスのこどもたち』の解説部分を読んでいた亭主も、女将が帰ってきたら紅茶を一緒に飲んで甘夏を食べたら、近所の散歩に出掛けたのです。どこへ行こうかと悩んだけれど、一番近そうな小竹の竹林を抜けるコースを選んだ。こちらの方が寒いのか、遅い紅梅が満開でした。

 家に帰ってスマホの万歩計を見れば、結局、今日は5500歩も歩いてしまったのに驚いた。どおりで少し足の筋肉が痛い。城址公園の池に繋がる長い坂道を上り下りしたのが効いたようです。4時半を過ぎていたので、ワイングラスに氷を入れて、焼酎と炭酸を用意する。肴は白菜のキムチだけ。夜は鰯の蒲焼き丼だからと、少しカロリーを減らしたのです。昼も目一杯食べたから、今日は体重が増えていそうで怖い。明日のプールで少し多めに泳ごう。



3月6日 金曜日 確定申告書の提出期限が迫って…

 今朝も7時間の睡眠から目覚めて、朝食前に燃やせるゴミを集積所まで運んで行く亭主。確定申告の期限が迫っているのが気にかかるけれど、今年は去年の蕎麦屋廃業までの申告になるから、何とか間に合うだろうと思っているのです。解らないのは廃業日以降の収入をどう取り扱うのかだけれど、年金の源泉徴収書などは1年分で送られて来るから、そのまま添付するしかないのだろう。多少、税金が取られても、今回で終わりだからそれで好しとしたいのです。

 向かいのサツマイモ農園の後ろの畑には、うっすらと霜が降りているではありませんか。今朝は気温が下がると言っていたから、地表は氷点下になったのだろうか。真っ白になっているのは、紛れもなく霜なのでした。朝日が昇っているせいか、寝間着のジャージ姿でも寒さを感じなかった。家に戻って朝食の支度を手伝えば、今朝はご飯も炊けているし、味噌汁を作ってししゃもを焼くだけだからそれほど時間がかからない。今日は大きな苺を二つ盛り付けた。

 朝食を食べ終えたら、洗面と着替えを済ませ、プールの支度をしたら居間のテーブルの椅子に座って、二杯目の珈琲を飲むのです。今日のお昼はソース焼きそばと言うことになっているから、女将にはスポーツクラブの下の階にある市役所の出張所に行って、確定申告の申請書をここで出せるかと聞いてくると伝える。家を出るまでの30分ほどの時間は、また『ギリシア悲劇』の解説の続きを読んでいる。最後までは読み終わらずに家を出てプールに向かうのです。

 朝は晴れていた空はもう曇って、早くでたから駐車場はまだ連絡通路のある3階に停められたのです。連絡通路に歩き出そうとしたら、後ろから「お早うございます」と声をかけられた。振り向けば近所の『親父の料理教室』に通っているご主人なのでした。「お早うございます。まだ少し寒いですね」と挨拶をすれば、もう隣にいた奥様と話をしている。蕎麦屋開業の折に、招待状を差し上げていないのに、隣の奥様から聞いて来たから好く覚えているのでした。

 市役所の出張所に寄って確定申告の申請書を出せるのかと聞いたら、「ここでは市民税・県民税の申告しか出来ないのです」と言われた。やはり例年通り佐倉市の公民館まで行かなければならない。プールはロッカールームに早く着きすぎて、着替えたら体重や血圧を測って準備運動をしたら、プールへの入り口が開くまで待たなければならなかった。それでも3番目にシャワーを浴びて50mをゆっくりと歩き、今日は混んでいたので速く泳ぐコースで15分間泳いだ。

 家に帰れば女将は奥の部屋でマットを敷いてストレッチをしていた。少し休んでから厨房に入って、キャベツやニンジン、肉と焼きそばの面を冷蔵庫から取り出して、炒める準備をするのでした。11時を過ぎた頃に女将が現れて、箸や紅ショウガや青海苔を出してくれる。最初にフライパンにニンジンとキャベツを敷いたら、バラ肉を切って上に載せ、1カップだけ水を入れて蓋をする。肉の色が変わってきたらソースをかけてしばらくかき混ぜて出来上がりです。

 食後の昼寝は1時間。女将はその間にスポーツクラブに出掛けたのです。今日三杯目のコーヒーを飲みながら、午後の散歩のことを考える。でも、1時半からは映画チャンネルのSFの『アトランティス』の映画が始まるので、BSの『帰らざる河』とどちらを見ようかと悩むのでした。ロバート・ミッチャムとマリリン・モンローの取り合わせも捨てられず、結局、両方代わる代わるに観てしまった。近所へ散歩に出たのはそれからなのでした。

 向かいのサツマイモ農園の左手にある畑に、菜の花が随分と沢山咲き始めたから、近くに寄って写真を撮っておいた。それから西の小径の階段を下って、いつも同じでは面白くないからと、今日は三本目の角を曲がって長い坂道を下るのでした。途中、白木蓮の咲き始めたお宅があって、道路に枝が飛び出していたから、写真を撮らせてもらうのでした。春はどんどん駆け足でやってくるといった感じなのですね。夕方になって陽も差してきたから嬉しいのでした。

 家に帰れば4時半になったので、亭主はワイングラスに氷を入れて、炭酸を持ってテーブルの席に着く。黒伊佐錦は床の隅に置きっぱなしなのです。鶏手羽のスモークをレンジでチーンして、これを肴にまずは一杯。女将がやって来て一つつまんでみるけれど、「しょっぱいわね。ベーコンと一緒だわ」と素っ気ない。『ギリシア神話』のエウリピィデスの解説を読み終えたところで、牡蛎フライのご馳走が出て来た。女将は焼売で蒸かしたキャベツが甘くて美味しい。


3月7日 土曜日 朝から暖かな陽射しが心地よい…

 夕べはなんと8時半に床に就いてしまった。早く眠れば寝られるものだと感心するのでしたが、案の定、夜中の12時過ぎには目が覚めてしまいました。コーヒーを飲んではまた眠れなくなるかと思って、白湯を沸かしてコーヒーカップで飲んで煙草を吸うのでした。それでも眠くならないので、結局、何度も見ているデンゼル・ワシントンの『イコライザー』を観て、3時を過ぎてからもう一度床に入るのでした。目覚めれば7時で、朝食の用意を手伝うのです。

 お茶をもらってひと休みしたら、ひと眠りしようとベッドに横になるけれど、どうも眠れそうにない。プールへ行かないとすることがすぐには見つからないので、お袋様のところに行って、今週の買い物は、また日曜日にしようと話してこようと、女将と話をすれば「お彼岸の墓参りの日にちも決めてきてね」と言われて、女将が休みの木曜日にすることにした。お袋様はちょうど掃除を終えてお茶を飲もうとしていたところで、陽当たりが好いから眠くなる。

 バス通りの昔酒屋だったお宅に咲く桜が見事なのでした。家の窓からはただピンクに見えるから、紅梅かと思っていたけれど、近くで樹皮をみればまさしく桜の木なのです。青空にピンクが映えてとても綺麗なのでした。昼の支度をしなければとお袋様の家から帰ったたら、女将は散歩に出ていた。今日は温かいから蕎麦出好いだろうと、大鍋に湯を沸かして天麩羅を揚げる準備をする。海老と椎茸と少しだけニンジンと玉葱を切って掻き揚げにするのでした。

 昼食を食べ終えたら、お茶をもらってひと休み。女将は買い物に出掛け、亭主は寝室に入って午後の昼寝をするのです。1時間ほど眠ったら、いよいよ確定申告の申請書作成の準備に入ります。去年の7月までの決算書から、最も金額の多い取引先の値段を並べ替えて、印刷しておくのです。この作業がまた大変で、同じ取引先の名前と金額をコピーして張り付ける作業を繰り返し、上位4社の合計金額を出しておきます。画面を睨み続けるので目が痛くなります。

 一区切り着いたのが4時過ぎで、もう散歩に行く時間はありませんでした。女将に声をかけて国道沿いの酒屋まで酒を買いに行く。一週間に一本の割合で一升瓶の「黒伊佐錦」を買って来るのです。二本溜まった空瓶を持って行くと10円の払い戻しがある。今日は土曜日なのに店は空いていました。家に戻って晩酌の準備をするのでした。今日の肴はコンビニで買っておいた「こてっちゃん」少し甘いけれど歯ごたえが好いので、何日かおきに食べている。

 夕食は常夜鍋だというので、小さなコンロと小さな鍋と器を用意しておくのです。モツの煮込みを肴に一杯飲み始めるのですが、テレビを見るのではなく、『ギリシア悲劇』の第6巻を読み始めるのでした。エウリピデスの悲劇が続き、この間の最初は『アンドロマケー』。全集に付いている月報に秋山駿氏が書いていたので、まずは月報から読み始めた。2500年以上も昔なのに、近代の文学が扱う人間の課題がほとんど描かれていると驚嘆の文章が載っていた。

 グラスに二杯目を注ぐ頃には、常夜鍋の準備も整い、女将も座って夕食の時間が始まるのです。明日からはまた寒くなるのだという話を二人でした。ハクモクレンの花が開き始めるのを初めて見たと言う話をして、いつも開ききった花しか見ていないから綺麗なのに驚いたと言うのです。明日の朝は鯖を食べなければと、冷蔵庫にある古い物から食べる話をする。亭主は昼はまたスパゲッティーにして、たまにはミートソースにしてみようかと話すのでした。


3月8日 日曜日 朝から風は強かったけれど暖かな陽射しで…

 今朝は6時間の睡眠で目が覚め、4時過ぎから起き出してコーヒーを淹れて飲むのでした。新聞を取りに玄関を出れば、風は冷たくかなり強い。それでも東の森の彼方から太陽が昇れば、暖かな陽射しが満ちあふれ、寒さを忘れさせるからやはり春なのだと感じるのでした。新聞の見出しだけ読んで、詳しく読みたい物があまりなかったので、テレビのニュースを点けて見ていた。女将が厨房に現れたら、朝食の用意を手伝ってテーブルに小鉢類を並べるのです。

 朝食が終わってお茶をもらったら、亭主はすぐに寝室に入ってひと眠りする。眠ったかどうかも覚えていないけれど1時間ほど経って起き上がれば、洗面と着替えを済ますのでした。今日はお袋様と女将と隣町のスーパーに買い物に行く予定なので、早め早めに準備をして、いつでも出掛けられるようにしておくのです。カウンターの隅に、昨日女将がもらって来たという小さなミモザの花が飾られていました。こんな品種もあるのかと可愛らしく思うのです。

 風は冷たかったけれど陽射しは暖かく、隣町のスーパーも寒い風のせいか、いつもの日曜日に比べて人が少なかったのです。駐車場に車を停めて、お袋様と女将とで中に入れば、果物や野菜はさすがに安い。鮭も今日まで一切れ100円なので、家計にも優しいのでした。女将のメモに従って、二人で食材を捜して籠の中に入れていくのです。お袋様も一週間分の買い物と、随分と買い込んでいる。彼女の荷物を亭主が車まで運んで、帰路につくのでした。

 1時間もかからずに買い物を終えたから、お袋様を家まで送って帰っても、まだ10時前なのでした。食材を冷蔵庫に収納したら、女将は散歩に出掛けるのです。亭主は『何がジェーンに起こったか』と言う60年代のモノクロ映画を見始める。演技派女優の姉妹役がどちらも名演技で、ハラハラドキドキさせる作りなのが素晴らしかった。途中、昼食の用意で厨房に入ったけれども、テレビは点けたままで最後まで観たのです。久し振りのナポリタンは美味しかった。

 お茶をもらってひと休みしたら、亭主は寝室に入って午後の昼寝をする。1時間ほどで目を覚まして女将のスポーツクラブの予約を取るのでした。二人で甘夏を食べて紅茶を飲んだら、女将はヨーグルトを食べていた。少し経ってから女将は散歩がてら、「やっぱり卵が足りなくなるから」とまた買い物に出掛けるのです。亭主は書斎に入って確定申告に必要な書類を探し始める。年金の源泉徴収票や地震保険の控除証明書など、机の引き出しに入っているのでした。

 沢山の書類を片付けて、明日はいよいよ申請書の記入ができる。金曜日が提出の最終期限だから、何とか間に合うだろうと思うのです。一段落ついて夜の酒の肴は何にしようかと考えたら、今日、ナポリタンに使ったウインナソーセージはそのままチーンして食べられるし、白菜のキムチは皿に出せばすぐ食べられる。4時半を過ぎて女将が厨房に入ったら、ワイングラスに氷を入れて、焼酎と炭酸を用意して飲み始めるのでした。夜はししゃもと茶碗蒸しでした。



3月9日 月曜日 室温13度の寒い朝でした…

 夕べは9時に床に就いて、やはり夜中の1時には目が覚める。もう一度眠ろうとしたけれど、寝られそうにないので居間の部屋に行ってコーヒーを淹れるのでした。でも、早く寝たから朝まではまだ時間があるからと、『ギリシア悲劇』の続きを読み始めるのです。『アンドロマケー』はこれまでのエウリピデスの作品よりも、登場人物の台詞が長くて、読んでいるうちに誰の言葉だったかと、ページを戻って確認するほどなのです。人物関係はより複雑なのです。

 4時前にはもう一度床に就いて、7時前に目が覚めた。浅い眠りだったのか、沢山の夢を見て、亡くなった父との会話も出来たし、昔の同僚から電話がかかって、今空港に着いたからこれから伺うと言われるしで、目まぐるしいのでした。女将がいつもよりも遅く起き出して来て、「夕べはよく眠れたかい?」と尋ねれば「ぐっすり眠ったのでちょっと遅くなっちゃった」と言うのです。小鉢に食材や苺を盛り付けて、煮魚や味噌汁と一緒にテーブルに運ぶ。

 「今日はゴミの日だから、ここのゴミを持って言ってくださいね」と女将に言われて、西の小径の階段を降りて集積場まで運んで行くのです。珍しく近所の奥さんと顔を合わせて、挨拶を交わすのでした。高校生の娘さんを車で駅まで送って行くらしかった。今日は風も冷たく、雲も多かったのでした。南側の庭の雑草もかなり伸びてきている。もう少し暖かくならないと草取りは出来そうにない。今日も明日も寒くなると言うから、やはり彼岸までなのかと思う。

 洗面と着替えを済ませてプールへ行く準備をしたら、時間までまた『アンドロマケー』の続きを読んでいた。車に乗り込めば外気温は6℃と最近にしてはかなり寒い。空は時折陽が差して青空が覗くのでした。駐車場の配線工事は一階に移り、二階は早い時間なのにもう一杯なのでした。もう一度一階に戻って、外の平地に車を停めて連絡通路の下を通ってスポーツクラブのある建物まで歩くのでした。今日のプールも水中エアロのせいか、かなり込んでいました。

 今日は少し長い時間泳いだので、どこにも寄らずに家に帰った。昼は野菜あんかけラーメンにすることになっていたので、材料を調理台に用意したら、大鍋に麺を茹でるお湯を沸かし、中華鍋を取り出して温めておおくのです。白菜とピーマン、椎茸を切っただけで肉は女将が大根と煮るつもりで切ってある鶏肉を半分入れて、モヤシを加えて中華鍋で炒め、水溶き片栗でとろみを付ける。後ろのコンロでは餃子を焼いて、前のコンロでラーメンを作ったのです。
 午後は1時間ほど昼寝をして、女将の帰るまでテレビで映画を観ていました。すぐには確定申告の書類の作成には入れなかったのです。女将も帰ってやっと書類の作成に取りかかったけれど、収支内訳書まで書類を作成したところで、ぴたりと止まってしまう。白色申告の作成はこのコーナーでは出来ないのです。毎年どうしていたのか、収支内訳書だけ印刷して夕食になるのです。大相撲も始まってしまうし、取りあえずテーブルに皿を運んで飲み始める。

 


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2026年2月下旬



2月20日 金曜日 薄陽が差して寒さも和らいできたか… 

 燃やせるゴミの袋を集積所に運んで、西の小径から駐車場を眺めれば、朝日の昇る時間に東の空は雲に覆われていました。天気予報では氷点下の気温と言っていたけれども、隣の畑には霜は降りていなかった。夕べは9時半に床に就いたのは好かったが、12時半には目が覚めてしまう。居間の部屋はかなり気温が下がっていたので、珍しくストーブを点けて暖まったのです。『スパルタカス』という映画が始まっていたので、最後まで観てからまた床に入ったのです。

 再び目が覚めればもう6時過ぎで、女将が厨房に入る前に箸や小鉢をテーブルに運び、朝食の支度を手伝うのでした。夕べの鰤の照り焼きが一つしかなかったので、卵の出汁焼きが出て朝飯の時間となりました。朝は腹が減っているから美味しく戴いて、お茶をもらったら洗面と着替えを済ませてもうひと眠りする。9時前には目が覚めて、プールへ行く準備をして煙草を一服。今週も水木金と三日続けて泳ぐのでした。月曜日も泳いだから今週はもう四日も泳ぐ。

 9時半前に「今日は随分と早いわね」と女将に言われて家を出たけれど、立体駐車場の四階まで車で上って、長い廊下を歩き、エレベターとエスカレーターを乗り継いで、スポーツクラブの入り口に辿り着いたのは9時40分なのでした。金曜日はいつもロッカールームは空いているのでしたが、プールはいつも来るメンバーで一杯なのでした。今日も15分ほど泳いでプールサイドに上がるのです。着替えて家に帰れば10時40分なのでした。厨房に入る前に一服です。

 郵便物が幾つも届いていたから、よく見てみると先日出したはずのマイナンバーカードの申請書のうち、女将の申請書が送り返されてきていた。顔の写真が大きすぎて余白が少ないと言うのでした。自分で撮るのではなく、お袋様も撮ったというスーパーの証明書写真の撮影機で撮ってくるように女将に言うのでした。その他に請求書の入った封筒以外に、しばらく会っていない画家の従弟から年賀状の返信が届いていた。近々新作を出すという知らせなのでした。

 UNICEFから届いた感謝状は”shibata-san Thank you for 20years”と書いた板を子供が持っている写真でした。20年前の自分はやっと管理職になった頃で、我が家の子ども達もそれぞれに所帯を持って暮らし、気持ちにも余裕があったのだろうか。今になって思えば、愛犬ペコや愛猫小次郎がいた時代も、それほど昔のことではないのに何か随分と昔のような気がするのです。パソコンに入力した写真の日付が唯一の記憶の頼りで、記録に撮っておくのは大切だと思う。

 4時を過ぎて女将は厨房から自分の部屋に引っ込んでしまう。亭主は晩酌の準備をするにはまだ早すぎると、パソコンに入っている昔の写真を見て懐かしさに浸っている。4時半になったら、もう好いだろうと、今日買ってきたローソンの「こてっちゃん」と昨日ショッピングモールで買った「ごくうま」というキムチを冷蔵庫から取り出して、焼酎の炭酸割りの準備を始めるのでした。皿を使わないから好いのだけれど、何かちょっと風情がないのです。

 亭主が最初の一杯を飲み終わる頃に、厨房に戻った女将が大根と人参の鱠を出してくれた。そして今夕のメインディッシュには、亭主の作った焼売とキャベツの蒸したものが出る。キャベツが殊の外甘いのには驚いた。明日の予定を女将と話して、午前中に隣町のスーパーに行くので、プールには行けないのが判った。無理をすれば午後には行けるのかも知れないけれど、無理をして行くようなものではない。とにかく晴れて暖かくなるらしいのが嬉しいのです。


2月21日 土曜日 昨日よりは雲の少ない朝なのでした…


 夕べは9時半前に床に就いて、今朝は6時前に目が覚めました。床の中で起き上がる準備をして、やっと立ち上がるのです。居間の部屋の暖房を入れ、ブラインドを上げれば、日の出前でしたが空は明るく、青空が随分と覗いている。西の空は雲がないから、今日は晴れるという予報は的中しそうなのです。テレビも点けずに椅子に座って、コーヒーを飲みながら目覚めの一服をすれば、よく眠れたという安堵感が今日の活力を産むのでした。

 起き抜けに玄関を出て取りに行った新聞の広告を見て、女将と買い物に行くスーパーの様子を窺うのです。7時20分前になったら、テーブルに箸を並べて、冷蔵庫にあるタッパに入った食材を、レンジでチーンして小鉢に盛り付け始める。お腹に優しい野菜ばかりなので、美味しく頂けそうなのです。女将が厨房に入って味噌汁を作り、魚焼き器を温める。亭主は味噌汁の椀をテーブルに運んで、ご飯と鮭の皿を運び、女将が席に着くの待つのでした。

 食事を終えてお茶をもらい、ひと休みしたら、亭主は食卓の椅子に座ったまま『エーレクトラー』の続きを読み始める。饒舌な言葉の流れに何時の間にか引き込まれて、ストーリーを追いかけるのでした。洗濯を終えて新聞を読み終えた女将がやって来て、買い物に出掛ける支度をし始めたから、亭主も読書を切り上げて車の鍵を持つ。隣町のスーパーは暖かくなったからかやっと通常の土曜日の混み具合になっていた。しかし品物は少しずつ値上がりしている。

 家に帰って女将は散歩に出掛け、亭主は厨房に入って昼の支度をするのでした。女将は冷たい蕎麦が食べたくないらしいので、ちくわとインゲンの天麩羅を揚げたら、蒲鉾を切って小松菜や葱を加えて、最後に卵を落とした温かい鍋焼きうどんにしてやったのです。亭主は冷凍の蕎麦を二人前茹でて冷たい蕎麦汁で食べるのでした。久し振りに蕎麦は上手かったけれど、山葵がないのでちょっと物足りない。買い物の際にメモをしていかなかったのが好くなかった。

 亭主が午後の昼寝をしている間に、女将は美容院に出掛けて行った。1時間ほどして目が覚めてコーヒーを飲みながらチョコレートをつまみ、『エーレクトラー』を最後まで読み終える。弟が父を殺した母と後の夫を殺して、無事に復習を終えるのですが、殺戮の時代とは言え何とも言えない気分なのでした。ギリシア悲劇の大半はこうした時代の有り様を反映したものなのだろうか。午後の2時半を回って、亭主はやっとプールに行くことにしたのです。

 土曜日の午後は初めてだったけれど、午前中と違って子ども達の水泳教室が多く、泳げるコースはひとコースだけなのでした。歩いているコースに数人いたから、その後について歩き始めれば、途中から隣の泳ぐコースに入って行く人もいる。ほとんどが女性だけれど、今日は若い女性もいました。溺れるような恰好でバタフライをやっている人もいれば、25m泳いで歩くコースに戻る人もいる。そんな中を15分ほど泳いで、早々にプールを退場するのでした。

 家に帰れば4時過ぎに女将も帰って、亭主は晩酌の支度を始めるのです。モヤシと刻みベーコンを炒めてコショウをかけ、ゆっくりと飲み始めていたら、女将が厨房に入って茹でたブロッコリーと煮豚の厚切りを出してくれた。塩味が付いているから柔らかく煮えた煮豚は、それだけでも美味しいのでした。二人でテレビでオリンピックのハイライトを観て、フィギアスケートの演技を女将の解説入りで堪能するのでした。今週は6日のうち5日も泳いだから、やはり少し疲れたような気がする。行ける時に行くのは好くないのか。


2月22日 日曜日 朝は畑に霜が降りるほど寒かった…

 昨夜は9時半に就寝して、今朝は4時半に起床。朝の寝室の気温は13℃なのでした。外に出てみれば、隣の畑には真っ白に霜が降りていました。今日はプールをお休みするつもりだったから、コーヒーを飲みながら、新聞を広げてゆっくりと読む。そして、6時半になったらテーブルに箸を並べ、小鉢にイチゴや鱠、小松菜などを盛り付け、とろろ芋をすっておく。味噌汁まで作っておきました。女将が起き出して来て、魚を焼いてくれたのです。

 寒い朝の空気が日の出と共に暖まって、向かいの畑は朝靄になっていました。今日も晴れて青空が広がりそう。朝と昼との気温差が激しいので、朝は居間の部屋もストーブを焚いて、エアコンの暖房まで入れておいたのです。朝食はいつもより15分ほど早く始まったのですが、食べ終わる時間はあまり変わらず、お茶をもらって一服したら、亭主は寝室に入ってひと眠りするのでした。7時間も眠ったのに、寒いからか身体が暖まるとまた眠くなるのです。

 1時間ほど眠って女将が洗濯物を干し終えた頃、亭主は洗面と着替えを済ませる。外は陽が差して暖かいから、女将は散歩に出掛けてしまう。亭主はもう少しじっとしていたいけれど、家の中では薄ら寒いので、駐車場の車の脇に、前の家からもって来た古い椅子を出して、日向ぼっこをするのでした。15分ほど陽に当たっていたら身体が温かくなって、動く元気が沸いてきたから、厨房に入って昼の支度を始めるのです。今日のメニューはピザマルゲリータです。

 強力粉にドライイーストを入れて、塩少々にオリーブ油大さじ一杯を加え捏ねて行くのですが、これが一番面倒。耐熱ボールが小さすぎて両手で捏ねられないから、蕎麦打ちの時とは勝手が違う。やっと生地が馴染んできたら丸くしつらえて、ラップをして20分オーブンで40℃で発酵させる。時間のある年寄りにはこれがちょうど好くって、その間に材料を切ったり、皿を用意したりで切るので有り難い。膨らんできた生地を半分に分けて伸し棒で伸していく。

 二人だから二つ作った生地に、ベーコン、トマト、ブナシメジに茹でたインゲンを載せたら、モッツサレラチーズを100g振りかけて220℃でまた20分焼くのです。女将が奥の部屋からやって来て、フォークやスープの用意をしてくれた。ピザの焼ける好い匂いが部屋中にしてきたら、間もなく完成なのでした。熱々のピザを女将と二人で美味しいと言いながら頬張るのです。塩コショウを忘れたから、後から振りかける。亭主はタバスコを忘れない。至福の一時です。

 満足な昼飯の後はまたしても昼寝をする亭主。今日はプールも行かずに「寝て曜日」なのでした。2時前に目覚めて、テレビの映画で50年以上前に上映された『ハリーとトント』という猫と老人の話でした。女将に言ったら知っていた。「今日はニャーニャーで猫の日なのよ」と言う。女将がマイナンバーカードに張る写真を撮りに、一番近くのスーパーに行くと言うから、車で送って行って写真を撮るところまで付き合うのでした。帰りは彼女は歩いて帰る。

 一時期は曇り空になってどうなるのかと思ったけれど、午後はまた晴れて青空が広がったのです。沢山洗濯した洗濯物も好く乾いたのだと言う。今日は本当に温かい。また横になれば眠れそうなのでしたが、さすがに夜が眠れなくなると思って我慢するのでした。女将は撮ってきた写真を申請書に張って、投函しにまたポストのある所まで歩いていった。4時を過ぎたら亭主はそろそろ晩酌の支度を始めるのです。白菜のキムチとこてっちゃんで一杯飲むつもり。

 今日はあまり動かなかったから、腹も減っていなかったけれど、身体は十分に休めたのです。薬をもらうために病院の予約をとり、火曜日の夕方が空いていたので受付を済ませる。ネットでの申し込みだからとても便利なのです。明日は天皇誕生日で休日だけれど、お袋様と朝の買い物に出掛けなければならない。我が家の買い物は何があるのか、女将がメモしてくれるのを待つ。今夜は面白いテレビもないから、また早めに床に入ることにしようか。


2月23日 月曜日 風は強いけれど、今朝はとても暖かく…

 夕べは9時半に床に就いて、3時半に目が覚めた。一日中ゆっくりとしていて、身体も疲れていなかったからか、6時間の睡眠で目覚めたのは、久し振りなのでした。新聞を取りに玄関を出れば、雨も少し降ったようで、道路や駐車場が濡れて妙に暖かくて驚いた。テーブルの椅子に座ってコーヒーを飲みながら新聞を読んで、5時過ぎにはまた眠れそうなので寝室に入り、ベットに横になればそのまま6時半まで眠ることが出来ました。これで頭もすっきりです。

 女将が起き出してくる前に、昨日と同じに小鉢を盛り付けレンジにかけて、焚けたご飯を茶碗に盛ってテーブルにつけば、女将が味噌汁を運んでくれた。これで二人の朝食は始められる。7時10分過ぎなのでした。樺太ししゃもは卵がびっしりと詰まってとても美味しい。女将は頭の部分を残すのですが、亭主は頭からかぶりつくのです。小さな頃からの習慣なのでしょうか。骨のある魚でも、身欠き鰊やししゃもはそのまま食べられるのです。

 朝食は10分ほどで終わってしまうけれど、お茶をもらって一服すれば、もう眠くなるから、パソコンに向かって今朝の写真を取り込んでおくのです。洗面と着替えを済ませ、今日は朝から暖かいから薄手の長袖に薄手の長ズボンをはいて、ジャンバーを引っかけてお袋様を迎えに行く。農産物直売所はいつになく混んでいて、駐車場は満杯だし、開店前に行列が出来ているのでした。こんなに混むのは初めてだから、お袋様と二人で車の中で開店を待つ。

 地元で採れた苺と小松菜、ホウレン草、ニンジンなどを買って、隣町のスーパーへ行くのです。暖かい休日なのに随分と空いていて女将にメモしてもらった食材の他に、鯛のサクや白菜のキムチ、少し高くなったけれど鰯を買って家に帰るのでした。昼の支度には早すぎるからと、先にラーメンを作って煮豚を載せて食べておく。それからカレー炒飯を二人分作って、女将と昼食にするのでした。両方同時に作れなくもないけれど、麺がのびても美味しくない。

 食後はひと休みしたら昼寝も出来たけれど、テーブルの椅子に座って『ギリシア悲劇』の次の一篇『ピロクテーテス』を読み始めました。冒頭からオデュッセウスが登場して、何の話だろうと思えば先を読みたくなる。あまりにも沢山のカタカナの人名が出て来て、調べるのにも疲れて庭の草取りに出たのです。暖かくなったらやろうと思っていたことで、草がまだ小さなうちは根も張っていないので簡単に抜けるから、少しだけれど水道の周りを綺麗にした。

 目的もなく散歩に出るよりも、この草取りは正解なのでした。再びテーブルの椅子に座って『ピロクテーテス』を読み続ける亭主。女将が剥いてくれた甘夏を食べて、いろいろ調べているうちに、オデュッセウスとユリシーズが同じなのは、ギリシア語とラテン語の違いだと判れば、ゼウスとジュピターも同じなのだと知って驚いたのです。読むのに疲れて寝室で昼寝をすれば、1時間もしないうちに目が覚めるのでした。4時を過ぎているのにまだ腹が減らない。

 昼を珍しく思いっきり食べたから、酒も欲しいとは感じなかったのです。女将のペースで夕食の時間となり、5時半には常夜鍋とインゲンの胡麻和えで夕食を食べるのでした。今日の強風は春一番だったというニュースを聞いて、これからは暖かくなるばかりだと思うと、身体を動かさなければいけないと思う。明日は午前中に月に一度の床屋に出掛けて、夕方には予約の取れた医者に行って薬をもらわなければ。今夜はどのように眠りに就くのだろうかと考える。


2月24日 火曜日 薄明かりのような日の出で…

 夕べは9時に床に就いて、やはり1時半に目覚めてしまった。もう少し眠ろうと思っても、やはり眠れずに起き出して居間に行く。コーヒーを淹れてテレビを点けるけれど、何も面白い物をやっていない。仕方がないからテーブルの椅子に座って、『ピロクテーテス』の続きを読めば、眠くなったからまた寝室でベットに横になるけれど、やはり眠れない。居間に戻ってまた続きを読み始めて、とうとうソホクレスの巻をとても面白く読み終えるのでした。

 6時10分前だったから、食事の準備にはまだ時間があると、またベッドに横になれば今度はちょっとだけ眠れたのです。1時間ほど眠ったら目が覚めて、無事に朝食の支度を始められました。小鉢を盛り付けてレンジでチーンして、テーブルに運ぶ。女将が鰯の蒲焼きと味噌汁を作っているので、それが出来上がってまたテーブルに運ぶのです。とても美味しく朝食を食べ終えて、少し眠くなるけれど、洗面と着替えを済ませて床屋に行く準備をするのでした。

 薄陽は差していたけれど曇り空で、気温が高いのがせめてもの救い。8時半前に家を出て、床屋には開店時間前に着いたけれど、もうお客が入っていた。表の駐車場に車が停まっていたので、裏の駐車場に車を停めれば、ちょうど奥さんがマスターを送ってきたところらしく、挨拶をすれば「今向こうの店から道具を取ってくるから」と言って息子さんを乗せて向こうの店に帰ったのでした。普段は長男と奥さんとでやっているのですが、混むとこちらに来てくれる。

 裏庭の梅と柚子を眺めて店に入れば、奥さんが来てくれるとマスターに伝えると「ああ、助かった」と言う返事。10分ほど椅子に座って待っただけで奥さんがやって来て、坊主頭にしたお客の髭を剃り始める。亭主は初めから最後までマスターに刈ってもらい、10時前には仕上がるのでした。ずっと奥さんのおしゃべりを聞かされていたマスターも亭主もほっとして別れるのです。家に帰っても昼の支度をするにはまだ早いから、コンビニに寄って用事を済ませる。

 コーヒーを淹れてひと休みして、11時前に鍋に湯を沸かし始め、天麩羅鍋に油を満たして、蕎麦を作る準備をするのでした。今日の天麩羅は伸ばし海老と蕗の薹の天麩羅で、いつも胃が凭れるほどで多いから、少しにしておくのです。女将がキュウリとワカメの酢の物を作って小鉢に盛り付けてくれました。茹でた蕎麦には海苔を切って載せ、ほろ苦い蕗の薹の天麩羅が春を感じさせるのでした。満腹になったら眠くなって、昨日の寝不足から2時間近くも眠った。
 女将のスポーツクラブの予約があったので、2時前には起こされて居間の部屋に行くのでした。甘夏の剥いてくれたのを食べて、酸っぱさが頭をすっきりとさせる。後は夕刻に医者に行って薬をもらうだけだったから、予約の時間まで厨房に入って昼の天麩羅の支度をそのままにしておいたから、ニンジンと舞茸と蕗の薹の天麩羅を揚げておく。4時になったら医者に出掛けて、自分の番号を待つのでしたが、思ったよりも早く処方箋を出してもらえたのです。

 4時半には薬局で薬をもらって家に帰る。女将が厨房に入って夜の支度をしているところでした。今夜は昨日買っておいた鯛を切って刺身にしたら、先ほど揚げておいた天麩羅を添えて純粋な日本食なのでした。とても懐かしく美味しい夕食を戴いた。『ギリシア悲劇』の5巻目は、いよいよエウリピデスの作品になった。ソホクレスやアンティキュロスよりも現存する作品が多いのだと言うが、全14巻の全集だからまだまだ先が長い。だいぶカタカナの人名にも慣れて、劇中のコロスがコーラスの語源だと言うことも知った。


2月25日 水曜日 久し振りの纏まった雨で大地が潤う…

 夕べは9時眠ったのに今朝は6時過ぎまで寝ていた。何が好かったのか判らないけれど、これだけ眠れれば言うことはない。一度、目が覚めて時計を見たら4時半だったけれど、それでも7時間以上一気に眠れている。こんな早くに起き出しても仕方がないと、また眠ったのが好かったのでしょう。部屋の気温と湿度が眠るのにはちょうど好い具合だったのかも知れない。コーヒーを一杯、淹れて飲んだら、燃やせるゴミの袋を傘を差しながら集積場に持って行く。

 庭の野菜にも恵みの雨が降りかかっている。雑草が伸び始めているから、これは早い時期に抜いておく必要がありそうです。暖かくなれば時間はあるのだから、少しずつ草取り作業を始めようと思うのでした。7時前に女将が厨房に入ったから、亭主も箸を並べて、小鉢に盛り付けた野菜類をチーンして、最後に苺を盛り付けてテーブルに運ぶ。魚が焼き上がってご飯を運べば、女将が味噌汁を持ってテーブルにつくのです。脂の乗ったイギリス産の鯖が美味しい。

 今日はプールに出掛ける日なので、早めに洗面と着替えを済ませて、9時半には家を出る。連絡通路のある3階はまだ工事中だったから、4階まで車で昇ってエレベーターで3階に降りて、まだ開店時間前の大型店舗の通路を端から端まで歩き、またエレベーターでスポーツクラブのある4階まで上がる。これがとても面倒だから、元気がなければ通えない。それでも雨のせいかロッカールームはいつもより空いているのでした。プールもまだかなり空いていた。

 50mを歩いても隣のコースはまだ人がいなかったので、背泳ぎで25m、平泳ぎで25mといった具合に泳ぎ続けられた。わずか5分で200mも泳げたから今日は素晴らしいと思っていたら、そんなことが長続きするはずもなく、亭主よりも明らかに年配の男性達が入って来て、立ち止まったり泳いだりしている。5分でプールを出るのも身体が暖まらないから、人と人との合間をみてまた泳ぎ出す亭主。隣のコースでも泳げる女性が同じように渋滞につかまっていた。

 15分ほどでプールを出て、来た道を駐車場まで戻り、家に帰ればまだ昼食の支度には早すぎる時間なのでした。まだ暖かかったから昼はスパゲッティー・カルボナーラにすることにした。鍋に湯を沸かし、トマトや小松菜を用意して、ゆで豚を切っておく。ソースを温め、スパゲッティーがゆで上がったら皿に載せてソースをかけるだけで、はい出来上がりの簡単な昼食なのでした。女将もこの雨だから午後のスポーツクラブは亭主に送ってもらうと決めたらしい。

 雨は一段と激しくなって、12時20分になったら女将をスポーツクラブの入り口の一階まで送って行く。立体駐車場からの連絡通路の下で彼女を降ろして、亭主は家に戻るのでした。女将の教室が終わるのは3時近くだから、それまでゆっくりと出来る。夕べは沢山眠ったから、昼寝をする事は出来ない。テレビでも見て寛ごうとBSを点ければ、オードリー・ヘプバーンの『昼下がりの情事』という映画をやっていたので見始めたのですが、最後まで観られなかった。

 そろそろ電話がかかってくる頃だとスマホを持ったら、着信のバイブが震えた。呼び出し音が鳴らないから変だなと思って電話に出れば「やっと繋がったわ。もう終わっているんですけれど」と女将の声。急いで迎えに行けば「5、6回電話しても出ないから、傘もお金も持っていないし、どうしようかと思ったわ」と笑って言うのでした。何故かマナーモードになっていたという事情を説明して、激しくなった雨の中を家に戻るのでした。きっと昼寝をしているのだと思っていたとか。お詫びの印に夜は亭主が鍋焼きうどんを作る。


2月26日 木曜日 今日の午前中は女将と買い物に…

 雨こそ止んだものの、空は雲に覆われて暗い朝なのでした。夕べも9時半には床に就いたけれど、やはり3時前には目が覚めてしまいました。昨日のようにまだ眠れるかと思ったけれど、目が冴えてしまったので居間の部屋でコーヒーを淹れて飲む。そして『アルケースティス』を読み終えるまで黙々と読書をするのでした。有名なヘラクレスも登場して、夫の代わりに死んだアルケースティスを生き返らせるというストーリーですが、後半が少し雑な感じがした。

 7時前に女将が厨房に入ったので、亭主は小鉢に三種類の野菜を盛り付け、レンジで温めてテーブルまで運ぶ。冷凍してあるご飯をチーンしている間に苺を運び、女将が味噌汁を作って椀によそったのをまたテーブルへ。今日も日本人らしい朝食でお腹には優しい。女将と買い物に行く日だから、早めに洗面と着替えを済ませて、亭主はスタンバイしておくのです。洗濯物を干し終えたら、女将が家の鍵を閉めて、二人で隣町のスーパーに出掛けるのでした。

 駐車場はいつになく混んでいて、開店と同時にきたお客が出た後の場所を探して車を停める。女将が籠を入れたカートを押して、亭主が品物を入れて行くのです。一つ110円の甘夏を4つ、500円の苺のパックを一つ入れて、1本50円のキュウリを2本、98円のホウレン草を二束、小松菜も買っておく。それから魚と肉とを見繕い、昼の五目焼きそばの食材を揃え、チョコレートと菓子を籠に入れる。ビニール袋二つで6000円の買い物なのでした。最近は随分と高い。

 家に帰って食材を冷蔵庫にしまったら、女将は散歩に出掛けていく。亭主はテーブルの椅子に座ってデューラーの美術文庫を広げるけれど、あまり面白くない。知らない作家であるのと横文字の名前が『ギリシア悲劇』で食傷気味なのでした。窓の外を見れば、バス通りの向こうに紅白の梅が綺麗に咲いているのが見える。草履に履き替えてセーターのまま近くまで行って写真に撮ってきた。やっと紅梅の色がはっきりとして来たのがよく判るのでした。

 午後はプールに行こうかとも思ったけれど、先週はそれが失敗で週末に疲れが出たから、家でじっとしていた。『ギリシア悲劇』はエウリピデスの次の作品『メーディア』を読み始める。余り外に出ないのもどうかと思って、コンビにまで煙草を買いに、歩いて行くか車で行くかと迷ったけれど、冷たい風の吹く中を片道1km以上も歩くのはどうかと思ってやはり車で出掛けたのです。ついでに鳥の手羽先の燻製や牛の縞腸の塩焼きなど新しい商品を買って帰る。

 4時を過ぎたので買って帰った鳥の手羽先の燻製を温めて、晩酌の支度をする亭主。昼間「グラタンを食べたい?」と言っていた女将は、グラタンのレシピ帳を出して仕込みに入っている。亭主はペンネがまだパスタの引き出しに残っているのを知っていたから、グラタンの器と下に敷く木製の敷板を用意してやる。手羽先の燻製は香り豊かでなかなか美味しく、最初の一杯はこれで飲み終えるのでした。デューラーの美術文庫を読み終える。グラタンが焼けるまでには少し時間がかかったけれど、久し振りの料理で美味しかった。


2月27日 金曜日 また曇りの朝で気分が滅入るけれど…

 夕べは9時半に床に就いて、今朝は6時に目が覚める。9時間近く眠ってもまだ眠り足りない気がするのは、春の暖かい陽気のせいなのだろうか。居間の部屋の西の窓から見える隣の畑も、何の花だか判らないけれど、種を蒔いたところから出た芽が大きく育っている。雑草を含めて植物の生育が盛んな時期になったのでしょう。コーヒーを淹れて煙草を一服したら、テーブルの椅子に座ったまま、女将の起きてくる前に『メーディア』の続きを少し読む。

 7時前になったら三種類の小鉢に野菜を盛り付け、電子レンジで二つずつ1分間温めてテーブルに運ぶ。苺を運んだら、厨房に入った女将の作る料理をまた運んで食卓の準備をするのです。今朝も美味しく食事が摂れて、お茶をもらって食後の休憩に入るのです。窓の外には菜の花の咲いた向かいの畑が見えます。去年の種がこぼれて咲いたものなのでしょうけれど、春の到来を知らせる黄色い花がとても優しく思えるのでした。少しだけ陽が差しているのが好い。

 玄関の脇にあるあせびの木が花のつぼみを沢山つけて、これから段々とつぼみが膨らんでくるところ。プールに行く前の亭主は、開いていた本を閉じて、このブログを書いている。今日もこれから泳ぐのかと思うと、心が躍るのです。やはりまだ身体を動かしていないと面白くない年齢なのか。金曜日は比較的空いているから、他人のことを気にしないで、一人でゆっくりと泳ぎたいもの。風は少し冷たいけれど、昨日よりは随分と暖かなのでした。

 中央通りを走る頃にはもう陽射しはなかった。立体駐車場の3階はまだ工事中なのでした。4階まで昇って出口近くの空いた場所に車を停めて、また迷路のようなエレベーターと廊下とエスカレーターなどを幾つも乗り継いで、ロッカールームに着けばまだ9時40分なのでした。ゆっくりと着替えて準備運動をしてプールに降りていく。やはり金曜日は空いていました。でも常連さんは同じ顔ぶれでどのコースにもつっかえてしまう親父様がいるから大変なのです。

 帰りに地階のスーパーで、夜のおかずにと鮪の柵と蛸を買い、冷凍の海老、イカ、蕎麦などを買って家に帰る。今日はだいぶ暖かいので、女将にも刺身で好いと言われた。昼は肉うどんと肉蕎麦を茹でて、ジャガイモとホウレン草、長ネギに肉を入れて食べました。亭主はこれだけでは足りないから、本当は餅も入れたかったのだけれど、火に通すタイミングが合わずに七味でごまかしたのです。夕食の刺身が今から楽しみで、女将もワカメを買って来ると言う。

 午後は昼寝から目覚めて、テレビで西部劇映画の傑作の一つだといわれる『赤い河』をやっていたので3時過ぎまで観るのでした。主役のジョン・ウェインは子どもの頃から父が好きだった俳優で、よく一緒に映画館に観に連れて行ってもらったものでした。北海道の育ての親の広い農場で裸馬に乗って走る父親を、亭主は幼い頃に見ていたから、西部劇が身近なものに思えたのかも知れない。3時過ぎに女将が帰って、二人で紅茶を飲んでチョコレートを食べる。

 外は雨も止んで曇ってはいたけれど、暖かな午後なのでした。草履を履いて高層マンションの見える場所まで歩いて、自宅の写真を撮って帰った。帰りに近所の奥さんが娘さんの授業参観の帰りだといって、母娘で一緒に帰って来たので挨拶を交わす。一番下の娘さんはもう小学校1年生になったのだとか。お父さんが大きいので、1年生にしては随分と大きいのでした。我が家の建物が建ててもう13年目になるから、年月の経つのは早いものです。

 夕食の支度で女将が厨房に入る前に、亭主はグラスと氷と炭酸を冷蔵庫から取り出して、晩酌の用意をするのでした。こてっちゃんをレンジで温め、キムチのパックを取り出して、さあ一杯飲み始めようかと思ったら、女将が鮪を切り始めるのでこれで好いのかと尋ねられ、厨房に行けば随分と量があるのでした。蛸は明日でも好いからと言えば、鮪も賞味期限は明日だからと、蛸と合わせて少しずつ食べることにしたのです。これが大正解で豪華な夕食になる。

 買ってきたワカメが30円ほど高いのを買ったら、肉厚で水で戻しても立派なのでした。亭主が大根の皮剥きをして細い溝のカッターで切ってやったら、水で洗えば美味しそうなつまが出来た。さて一杯飲み始めようかと焼酎の残りを見たら、今夜の夕食にはちょっと足りなそうなので、車を出して国道沿いの酒屋まで買いに行く。家に帰れば女将はもう刺身を造っていたから、一度に沢山の食べ物がテーブルに並んだのです。こてっちゃんもキムチも後回しで、美味しい蛸と鮪の刺身に舌鼓を打つのでした。明日は土曜日、今日よりも暖かくなると言うから、また蕎麦が食べられるのです。


2月28日 土曜日 空は曇っているけれど暖かい朝です…

 

 『メーディア』も昨日のうちに読み終えて、夜中に目が覚めた夕べは『ヘラクレスの子ども達』を読み始めた。明け方になってまたひと眠りして、6時過ぎには起き出して朝食のおかずの用意を始める亭主なのでした。女将が厨房に入って昨日の刺身の残りで、鮨飯に鮪と蛸を切って載せてくれた。味噌汁は玉葱のスライスで、朝からとても美味しいご馳走なのでした。暖房をちょっと入れただけなのに、もう23度もあるからかなり暖かい朝なのでした。

 朝食を終えたら、寝室に入ってひと眠りする亭主。部屋の温度は18℃で、心地よい眠りに誘われる。やはり夜に眠れなかった分は、この時間に眠ったから2時間近くも眠ってしまったのです。目覚めればもう10時で昼の支度を始める時間なので、一日が短く感じる。昼はラーメンの残りと冷蔵庫に残った具材を使って、五目あんかけラーメンにしました。女将と二人で汗をかきながら食べて、お茶をもらってひと休みです。これではいけないと午後は散歩に出る。 

 みずき通りを下って歩いてコンビニまで行こうと思ったのです。約1.2kmもあるから今の亭主にはこれが限界という距離で、途中で止めるわけにも行かず、だるい右足を意識的に上に上げながら歩くのでした。やっと中央通りまで出て、そこからは真っ直ぐな広い道を歩くのですが、帰りが大丈夫だろうかと心配になるのです。休み休み行けば何とかなるだろうと、途中で立ち止まりながら歩き続けるのでした。目的の煙草を買っていよいよ帰り道なのです。

 帰る頃には日も高くなってジリジリと暑い太陽が照りつける。薄いタイツをはいてきたけれど、もう汗でびっしょりなのでした。帰り道は大通りではなく、少し裏の道を通って出来るだけ家の影で陽の当たらない通りを歩く。白梅が綺麗なお宅もあって気持ちが紛れるのでした。歩いても歩いてもなかなか家までは遠いのです。やっといつもの近所の散歩道に出て、あそこを曲がればもう家の下に出るなどと、自分を励ましながら歩き続けるのでした。

 黄色いミモザの花が咲いているお宅の前を左に曲がって、もう一度右に折れればもう家の下で、西の小径の階段を上がれば我が家に辿り着くのでした。上半身も下着まで汗びしょで、急いで着替えればもうジャージとノースリーブの下着になって、女将に「熱くて堪らない」と好いながら水を飲むのでした。しばらく休憩したら今度はやはりノースリーブでは涼しくなって、上にジャージの上着を羽織って寝室で30分ほど昼寝をするのです。室温は20℃なのでした。

 買い物から帰った女将が紅茶を入れてくれた。甘夏を少し囓って二人で「午後のつまみ」を食べる。万歩計を見ればちょうど5000歩なのでした。足が悪い分、歩幅が50cmぐらいしか取れないのです。向かいのサツマイモ農園では、種芋の植え付けをしているらしく、大勢の学生さんらしい若者たちが手伝いに来ていた。ビニールハウスが三つになったから人でもいるのでしょう。風が少し強くなったけれど、この書斎もまだ22℃もあるから、随分と暖かいのです。

 読みかけていた『ギリシア悲劇』は『ヒッポリュトス』の一篇に入る。4時半になったので、晩酌の支度を始める亭主。女将が菜の花を買ってきてくれたから、茹でて辛子醤油で食べるのです。ほろ苦さは春の知らせ。亭主の買ってきた牛のホルモンは分量が少なすぎて、あまり美味しくなかった。最後に樺太ししゃもと蛸が出て来て、今日の夕食も美味しいものばかりなのでした。夕陽を浴びた森と夕焼け雲を眺めながら、今日も終わるのかと杯を傾ける。

 向かいのサツマイモ農園は、種芋の植え付けを終えて若い人たちが皆帰っていく。この週末で三つのハウスに種芋を植え付けるのでしょう。息子の同級生だったお隣の奥さんが犬の散歩に出て、こちらを見て頭を下げるから、亭主は手を振ってこれに応える。女将と二人でいろいろ話しながら、夕食の時間は過ぎていく。明日の日曜日も暖かくなると言うから、二人で庭の草取りをしようと言うことになった。昼はやっと蕎麦を食べられるのかと楽しみにしている。

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2026年2月中旬



2月10日 火曜日 まだ寒く、雲の多い朝なのでした…

 雪がすっかり消えた畑に今朝はまっ白な霜が降りていました。紙ゴミの袋を持って駐車場に立った亭主は、この数日に起きた出来事がまるで夢のように思えてならなかったのです。夕べは10時半に床に就いて、今朝は6時半に目覚めたから睡眠は十分。それでも途中寒さで目が覚めるけれど、特にトイレで起きるわけでもない。やはり部屋の温度が下がって、寒さで夜に目が覚めるらしいのです。身体の疲れ具合や飲んだ酒の量や腹の減り具合など原因はいろいろ。

 女将が起き出して来て厨房に入ったら、亭主は箸や小鉢をテーブルに運び、最後にご飯や味噌汁をカウンター越しに受け取って、朝食の支度が終わるのです。今朝は大きな苺が一つデザートに出て、完熟の美味しさを味わうのでした。今日の予定を二人で話して、亭主が煙草を買いに行くついでに昨日書いたマイナンバーカードの申請書を投函してくることになる。お袋様のところに女将が去年の味噌を届けるのはいつになるのか、明日は雨が降るというから心配。

 コンビニから帰る頃には、空はすっかり雲に覆われて、晴れと言う予報もこれまでかと思われたのです。家に戻って女将が散歩に出るのと一緒に家を出て、亭主も散歩がてらお袋様に味噌を届けに行ったのです。暖房の入った部屋に入れば、汗ばむほどの暖かさで、さすがはマンションは暖かいと思うのでした。今日はマイナンバーカードの申請書を投函しに行ったという話をすれば、彼女も弟に言われて既に手続きを済ませたのだそうな。これで安心なのでした。

 昼の時間に家に戻れば、スマホにはちょうど2000歩の表示が出ていた。女将はもう帰っていて、亭主は厨房に入って久し振りにカレー炒飯を作る準備を始めるのでした。肉の賞味期限が切れていると言うので、慌てて使い切る有様。今週は味噌造りがあったりで、先週に買った食材を使い切れていないのです。買ってあったラーメンスープの素とモヤシと肉を使ってスープも作る。卵を散らして紅ショウガを載せ、麺類ばかりの昼食にも少し変化があって好かった。

 昼食後の午後は昼寝をして、女将がお習字を終えて買い物に出掛けた後は、『ギリシア悲劇』の続きを少し読んで、亭主も散歩に出掛けるのでした。少し青空も覗いて陽が差したと思ったら、夕方にかけてまた雲が空を覆い、すっかり暗くなったのです。家の中は暖房を入れても20℃にはならなかったので、寒いと思って耳まで覆う帽子を被り、ジャンパーを着込んで出掛けたのです。小学生の帰る道をみずき通りまで出て、短い散歩道を歩きやっと今日は3000歩。

 煮豚を作っておいたので、ルクルーゼの鍋からタッパに移して、夕食前の酒のつまみには煮豚を切って食べようかなどと、一人思いながらこのブログを書いているのです。4時半にやっと女将が買い物から帰って、台所で夕飯の支度を始めたけれど、結局、夜は亭主の作った煮豚と真蛸の刺身にホウレン草を茹でて、納豆でご飯を食べていました。亭主はそんなに食べられないから、ホウレン草と真蛸を少し戴いて、焼酎のお湯割りを飲んでいたのです。

 今日は引っ越しの余波で向こうの家の火災・地震保険の解約手続きを電話で申し込んだのです。AI対応と行っても、結局、オペレーターに繋がらないと話が見えなくて、10分ほどケータイを手にしたまま待って話を聞くのでした。後日書類を送ってくるとかで、5年契約だったから、中途で解約になるので返金もあるらしい。引っ越しに伴う様々な手続きは、もうこれで終わりなのだろうか。明日は朝から雨だと言うが、午前中にプールに行って泳いでこよう。


2月11日 水曜日 朝から雨の有り難いお湿り…

 夕べは10時に床に入って今朝は4時半に目が覚めました。もう少し眠りたかったけれど、また後でも眠れるからと起き出してコーヒーを淹れたのです。眠りが浅くなるといろいろな夢を見て、見たこともない若い人たちの中で、何やら指示を出している自分はいったい何者なのだろうと思った。女将が朝の支度をしに厨房に入るまでの間、テーブルに向かって『アイアース』の続きを読んでいた。主人公が自害してもまだ物語は半ばなので続きが読みたくなる。

 好い加減飽きてきたら、今度は美術文庫の絵を観て頭を休める。7時近くになって女将が朝食の支度を始めたら、今日は何も小鉢がなかったので、イチゴのへたを取って洗い、小皿に載せてテーブルに運ぶのです。鰯の蒲焼き丼と豚汁が今朝のメニューなのでした。ちょっと物足りないような気がしたけれど、お茶をもらって薬を飲めば、腹も落ち着いてきた。テレビを点けないので、静かな雨の日の始まりなのでした。ひと眠りしてプールへいく準備を始める。

 車外温度5℃だったから昨日ほど寒くはない。みずき通りには車の姿も見えなかった。立体駐車場は混んでいたけれど、エレベーターから遠い空いたスペースに車を停めて、歩く距離を稼ぐ亭主。ずっと以前は大きなデパートが入っていたのだけれど、今は様変わりして吹き抜けの二階三階もがらんとした空間が広がっている。近くにショツピングモールが出来た影響なのか、市役所の出張所や何かが連なっているだけで、後は貸しオフィスなどが入っている。

 プールも休日だからか珍しく空いていて、ひとコースに一人で泳げたから、今日も背泳ぎで沢山泳いだ。クロールだとどうしてもツービートになってしまうから足の運動にはならないのです。それでも20分ほど泳いだら飽きてしまって、プールを出て帰りに地階のスーパーに寄って、肉やラーメンの麺を買って帰るのでした。昼は五目あんかけ焼きそばを作って食べる。スーパーの向かいにある総菜店で蟹クリームコロッケを売っていたから買って帰る。

 昼を食べ終えたら、普段なら昼寝をするところだけれど、今日は休日で女将のスポーツクラブがないから、ショッピングモールへ買い物に行こうと彼女を誘えば、退屈だからか行く気になっていた。広いモールの中を歩くだけでも運動になるかと思ったのです。雨の降る中を車に乗り込んで出掛けたけれど、駐車場は1階は満車で、立体駐車場も4階、5階が満車なのでした。屋上では雨に濡れるので、何とか5階に空きを見つけてエスカレータで2階まで降りる。

 1階の食料品売り場以外に来たことのない場所だから、どこに何があるのか判らなかったけれど、3階のフードコートには家族連れが沢山入っていて、間を縫うようにしてエスカレーターを乗り換えた。2階まで降りてやっと紳士服や婦人服のコーナーが現れ、亭主は引っ越しで捨ててしまった3Lのトレーナーを二着、女将も古くなった首回りが暖かいシャツを二着捜して手に入れたのです。家に戻って亭主は昼寝。女将は夜のおでんの準備で忙しそうでした。

 すっかり当たりが暗くなった頃にやっとおでんが出来上がり、亭主も遅い昼寝から目覚めたばかりだから、今日は夕飯の時間が少し遅かったのです。昨日、お隣の親が作ったという白菜を奥さんが持って来たので、女将が自家製の味噌を持って行く。亭主は居間の椅子に座って一服したけれど、あまり腹が減っていないので、今日はおでんも少ししか食べずに、焼酎のお湯割りも一杯で終わる。風呂上がりにまた飲めば好いからと、コーヒーを淹れてブログを書く。


2月12日 木曜日 今朝はかなり寒かった…

 夕べは珍しく11時まで起きていた。夜中に目を覚ますのだったら少し遅く寝たらどうだろうかという考えだったけれど、これが功を奏したのか今朝は6時前まで眠れたのです。これが毎日通用するとは思えないけれど、風呂上がりの寝酒が効いたのかも知れない。とにかく7時間近く眠れば頭はすっきりとするのです。コーヒーを淹れて居間のテーブルに座って『アイアース』の続きを読む。悲劇の主人公の死後はいったいどうなるのだろうかと興味津々なのです。

 女将が遅く厨房に立ったのは、昨日のおでんの残りを温めれば良いだけだったから。亭主もお新香や箸、苺を盛り付けてテーブルに運べば、おでんの取り皿が必要なのに気が付いて、また席を立つ。それでも時間があったから、昨日のうちに袋に詰めてあったプラゴミを集積所まで運んで来るのでした。隣の畑を見渡せば、真っ白に霜が降りて、湿気があるとこんなにも違うものなのかと驚いた。寒さはもう慣れているけれど、暖かいおでんがとても身体を温めた。

 8時頃から寝室に入って1時間ほど眠るのでした。今日もプールに出掛けようと思っていたから、起き出したらもう一度コーヒーを淹れて一服するのです。女将に声をかけて車に乗り込めば、曇っていた空は少しだけ青空が覗いていました。いつもの時間にいつものメンバーがプールの扉の前に並んで、誰もいないプールで我先にと泳ぎ始める。亭主は準備運動は済ませているけれど、50mだけは水中を歩くことにしているので、ゆっくりと泳ぎ始めるのです。

 今日も亭主の入ったコースには他に人がいなかったので、背泳ぎを泳いで全身の筋肉を使うのでした。歩くコースには水中エアロか何かの人たちが15人ほど繋がって歩いている。まだ始まらないからそれまでのウォームアップなのでしょう。15分ほど泳いだら飽きてしまったのでシャワーを浴びたら、離れたコースから昔の水泳部のキャプテンの奥さんが近づいてきて「お元気ですか」と声をかけてくれた。水泳部のOB会がなくなるという話もして行かれた。

 今はもう縁遠くなっているけれど、昔、全国大会に出るために頑張っていた頃は、OB会の援助に助けられたものだけれど、「時代が違うのですね」と奥さんが言うように、人の繋がりも希薄になってきたのだろうか。家に帰って昼の準備を始める。今日は煮豚とモヤシを炒めて煮豚の汁をスープに使い、塩ラーメンと買って帰った冷凍餃子にしたのです。東京の山の手育ちだから、子どもの頃からラーメンを食べ付けない女将も、全部食べてくれたので嬉しかった。

 12時には食べ終えて、1時まで昼寝をする。1時半には女将のスポーツクラブの予約があったから、林檎を剥いてくれたから、テーブルに座って『アイアース』の続きを読み終えたのです。遠い紀元前の昔は、大きな戦いの後には、数々の武将達の悲劇が生まれたのだろうと思い計られるのでした。幾つかは映画にもなって、その名を知っている戦いもある。戦乱の世が終わった後には、こうした悲劇が語り伝えられるのかも知れないと思うのでした。

 女将が買い物に出掛けている間に、煙草を買いに出てブログを書き上げ、少し早いけれど4時になったら晩酌の用意をし始める。昨日買ってきた小さなキムチのパックと、煮豚の残りを小皿に盛り、焼酎のお湯割りの準備をしたら、女将が帰ってきて「焼き肉のタレの小袋入りは売ってなかったわ」と言うのです。今夜は焼き肉と思っていたけれど、焼き肉のタレも使い切れないから小袋入りが好かったのです。仕方がないから塩コショウで食べることにした。

 デューラーの画集を見ながら、食前の酒をちびりちびり飲んで、女将が席に着くのを待っていたのです。長ネギと厚い豚バラの塩焼きが出て、亭主はもう一杯の酒を飲む。お湯で割った焼酎は量の割には酔いが回るのが早い気がするのでした。明日の金曜日はやはり午前中にプールに出掛けてひと泳ぎ。そして昼はまだ暖かくないからと蕎麦は食べられないので、カルボナーラのソースでスパゲッティでも食べようかと話をするのでした。トンカツが欲しいところ。


2月13日 金曜日 一週間が速いと感じる今日この頃…

 夕べは10時半に床に就いて今朝は6時半に目覚めた。8時間も眠ったのに起き出すまでに時間がかかったのです。直前まで見ていた夢の続きが気になって、暖かい布団の中でまだ眠っていたいのでした。遠い昔の職場のがらんとした風景の中には、皆がいなくなって知っている人もいない。自分は何をしているのか、退勤時刻も過ぎているのに…。やっと起き出して居間に行けば、女将が朝食の支度をしてくれていた。亭主はイチゴを洗って皿に盛り、テーブルへ。

 食事が終わってお茶をもらえば、あんなに眠ったのにまた眠くなるから不思議なのです。1時間ほど横になったら洗面と着替えを済ませて、プールへ行く支度をしたら、居間の部屋でコーヒーを淹れて飲む。これですっきり目が覚めました。外は薄陽は差していたけれど、雲が多くて天気予報通りに午前中は曇りらしい。9時半になったら女将に声をかけてプールへ出掛ける。今日は思ったよりも混んでいたから判らないものです。15分泳いでプールから出る。

 どこにも寄らずに家に帰れば10時40分。もう昼の支度を始めなければいけなかった。昼はスパゲッティ・カルボナーラにすると決めていたから、トマトとブロッコリーを冷蔵庫から出して茹で始めるのです。大鍋には水を汲んで隣の火口で沸かし始める。皿を出して茹で上がったブロッコリーを載せ、トマトを二つに切って並べる。スパゲッティが茹で上がったら、一緒に温めていたソースをかけるだけだから、とても簡単なのです。それでも腹は一杯になった。

 腹が一杯になったらすぐに眠くなるから世話はない。1時間ほど昼寝をすればその間に女将はスポーツクラブに出掛けたらしい。起き出してすぐにトイレに入ったのは好かったけれど、どうも詰まっているらしくお湯を流しても流れないのでした。居間のテーブル上に「トイレが詰まってしまいました」と書き置きがあったけれど時すでに遅し。引っ越しの時に吸引器を捨ててしまったらしく、どうにも仕様がないのでした。そのうちに女将が帰ってきた。

 困ったときには亭主が動くのが常だから、再び立体駐車場のある日用品売り場に行って、トイレの詰まり取りの道具を買って帰る。帰りに国道まで出て焼酎を買って家まで戻るのでした。無事にトイレは流れて夕飯の支度も終わり、今夜は残った厚切りの豚肉で女将がピカタを作り、高野豆腐の小鉢と共に美味しく戴いたのです。テレビはオリンピックを放映していたけれど、大相撲とはちょっと違う二週間で、興味のあるスポーツが限られるから面白くない。

 明日は土曜日で暖かくなると言うけれど、女将はまだ蕎麦を食べたくないらしい。午前中に買い物に出掛ければ好いと言うけれど、それで亭主はプールに行けなくなる。午後から行けば好いのかも知れないけれど、土曜の午後は初めてなのでちょっと心配なのです。日曜日は更に暖かくなると言うから、蕎麦が食べられると言うので蕎麦の返しも作らなければならないし、出汁も取っておかなくてはいけない。何かと忙しい週末になりそうだけれど、もう直ぐ春…。


2月14日 土曜日 今日は暖かくなると言うけれど、朝は霜…

 夕べは9時半には床に就いて夜中の1時半には目が覚めました。毎日ではないけれど、どうも続けては眠れないことがあるのが悩みの種。今日は土曜日で買い物に出掛けるから、亭主はプールにも行けないし、女将のスポーツクラブもないと言うのが、寝れなくても好いことの原因になっているような気もするのです。4時からまた布団に入って眠ったのですが、7時まで3時間しかないから、寝たりなく感じるのでした。コーヒーが切れたのも原因の一つです。

 今朝は女将がすべて朝食を用意してくれて、亭主の寝ている寝室に起こしに来た。4日前に漬け込んだ白菜の漬け物がやっと食べられるようになって、身の厚いほっけが食べ応えがあるのでした。朝食を終えてお茶をもらったら、洗面と着替えを済ませて、亭主はもう買い物に行く支度を終えるのです。暖かな朝だったけれど、真っ白な霜が降りて、湿度の高いのがよく判る。『ギリシア悲劇』の次の一話を読み始めるけれど、そろそろソフォクレスにも飽きてきた。

 車外温度は7℃だったからいつもの朝よりは暖かい。昼はもっと暖かくなると言うけれど、まだ女将が蕎麦を食べられる暖かさではない。女将の支度が済んだら二人で隣町のスーパーに出掛ける。土曜日でもいつもよりは駐車場も空いているのでした。入り口の果物が並んでいるコーナーで、女将は甘夏を見ていたから亭主は苺としらぬいを持って来て籠に入れるのでした。昼は久し振りにビザを作ることにしてあったから、鰯と鮪の柵を買って夜に備える。

 100gの強力粉にドライイーストと少量の砂糖、オリーブオイルを入れて、100gのぬるま湯で捏ねて行くのは亭主の仕事。こなれてきたらこれを玉にしてラップをかけて20分発酵させる。ピザ作りは時間のある年寄りには向いているなどと冗談を言いながら、発酵の時間が済んだら生地を二つに分けて伸し棒で丸くのばしていく。いつも伸ばしすぎるから今日は小さめにして生地を厚くしておく。今日はベーコンと残っていたトマトやホウレン草、シメジを載せる。

 焼き始めて再び20分待つのです。オーブンの管理は女将の仕事なのでした。焼き上がる頃には香ばしい匂いが漂って、二人で顔を見合わせるのです。タイマーの音が鳴って亭主がオーブンからピザを取り出せば、今日は厚い生地の見事なピザが出来上がったから嬉しい。皿の上に載せたビザをビザカッターで一枚を四等分して、テーブルに運ぶ間に女将がポテトスープを作ってくれた。一人で食べるにはちょっと多すぎるけれど、二人とも完食するのでした。

 午後は頑張って2時まで本を読んでいたけれど、眠くなったので寝室に入るのでした。女将は散歩がてらに買い物に出掛けて、亭主はぐっすりと3時過ぎまで眠る。目が覚めたら空はもう曇っていました。夕食の支度にはまだ早すぎるから、デューラーの美術文庫を眺めて、『トラーキーニアイ(トラキスの女たち)』の続きを読む。有名なヘラクレスの最期を語る話なので、続きを読むのが楽しみなのでした。夕食の準備が始まって、亭主は晩酌の用意をする。

 午前中の買い物の際に、バチ鮪の中トロがサクで出ていたので、海草の付け合わせと一緒に買ってきたのです。これを切って久し振りに寿司下駄に載せて戴いたのですが、これは美味しかった。寿司下駄は、昔、飛騨を旅行した折に、峠の店で五つだけ買って帰ったのですが、何十年も使っても色あせない檜の作りが気に入っているのです。今日は暖かかったから、焼酎も氷を入れて炭酸割りで飲むのでした。明日はさらに暖かくなりそうなので蕎麦が食べられる。


2月15日 日曜日 今朝は晴れて朝から暖かく…

 夕べは11時前に床に就き、今朝は5時過ぎに目が覚めました。居間の部屋でコーヒーを淹れて飲む間、煙草を吸わなかったからよほど喉が渇いていたと見える。ちょうどテレビで映画をやっていたので、今朝は8時前まで見続けたのです。デカプリオとマット・デーモン、ジャック・ニコルソンが出演した『ディパーテッド』(The Departed)という映画で、20年ほど前のものですが、なかなか見応えのあるものなのでした。朝食は鰯の蒲焼き丼で美味しかった。

 食後はひと眠りをせずに、またコーヒーを淹れて『ギリシア悲劇』の次の作品を読み始める。『エーレクトラー』の冒頭は今までと少し違って、コロスの登場ではなく守役の台詞から始まる。台詞を聞いているうちに読み手は状況を理解し始めるのです。回りくどい言い回しは読みづらく、すべての作品に共通しているけれど、上演された当時はそれが一般的であったのかだろうか。3000年も前の作品だから、それも仕方がないと諦めて少しずつ読み進めるのでした。

 9時半まで今のテーブルで椅子に座って読書をしたら、飽きてしまってそろそろ散歩に出掛けようと靴を履く。今日は上着を着なくても暖かいから、セーターのままでお袋様の住むマンション方面に歩いて行きました。坂を下って中央通りに出れば、晴れて車も通っていないので気持ちが好かった。調整池の周りをぐるりと回るようにして道を歩いて行けば、犬の散歩に出ていた親父様が「こんにちわ」と挨拶をするので「こんにちわ」と声を返すのです。

 家に帰ればまだ10時だったから、再び読書を始めるのでしたが、すぐに飽きてしまうから、なかなか読み進まない。11時前になって天麩羅を揚げる準備をして、鰯の天麩羅と海老とイカと葱の掻き揚げと椎茸の天麩羅を揚げて、蕎麦を茹でたら昼の準備は終わり。最後の蕎麦汁を使って美味しく蕎麦を戴くのでした。久し振りだったから、尚更美味しく食べられたのかも知れない。食後は居間の回転椅子に座ってまったりとしていた。眠くならないから不思議。

 女将のスポーツクラブの予約を済ませたら、厨房に入ってまずは返しを作る。量は蕎麦屋をやっていたときの6分の1ほどで、中ぐらいのタッパウエアに十分入るほどしかない。週に一度の蕎麦のためだけに、午前中から干し椎茸と昆布を漬けておいた鍋に、お湯を沸かして出汁を取る。一番出汁は500ccだけ茶碗蒸しように取り分けて、後の残りは返しを加えて蕎麦汁にしておくのでした。1500ccの蕎麦汁は、二週間以上もかけて使い終わるのです。

 二番出汁は二つの容器に入れて冷蔵庫で保存する。こちらは女将が煮物や味噌汁を作るのに使うから、1週間以上はかかってやっとなくなるという計算です。女将が冷蔵保存の柿を剥いてくれたけれど、これが意外と美味しいのでした。亭主が厨房を出たら、今度は女将が厨房に入ってひじきの煮物を作り始める。何かやっていないと眠くなるのが今日の暖かさなのでした。夜は何にしようかと二人で悩んで、豚すきにすれば残り物を全部消化できることが分かる。

 煙草が明日の朝まで持たないと思って、コンビにまで車で買いに行く。家に帰ればもう5時過ぎだったので、厨房を覗けば女将が夕食の支度をしているのでした。肉は重たいからやっぱり湯豆腐にすると言って、湯豆腐の用意をしていたのです。考えたら昼は天麩羅だったから、亭主も少しお腹が凭れている。年を取ると油ものを少し食べすぎても胃が凭れるから、湯豆腐でちょうど好かったと考え直すのでした。晴れた暖かい一日も今日で終わりです。



2月16日 月曜日 春が近いと思える朝でした…

 夕べは9時半にはもう眠くなって、夜中に目覚めなければいいと思いながら床に就いたのですが、果たして夜の2時前には目が覚めてしまいました。1時間ほど起きてまた眠れば好いだろうと思っていたら、コーヒーを飲んだせいかなかなか眠くならずに、4時になってこれはいかんと床に潜り込み、無理やり眠るのでした。今朝も女将に起こされて、朝食の用意を手伝えなかった。寝ぼけ眼を擦って燃えるゴミの袋を抱えて、集積場まで運ぶ姿は年寄りの恰好。

 西の小径の階段を昇ってお花畑の脇に出れば、青い空が広がっているではありませんか。無事に食卓について、鰺の開きを焼いたのを食べながら、白菜のお新香をつまむ。女将が食べ終わる前に皿を片付け、お茶をもらってやっと一服するのです。今日はお袋様と買い物に出掛ける日だから、早めに洗面と着替えを済ませて、もう一度コーヒーを淹れる。寒さは余り感じなかったけれど、居間の室温が15℃だったからエアコンを点けたのですがすぐに暖かくなる。

 9時前に来るまで家を出て、お袋様を乗せて農産物直売所に向かったけれど、今日は客もいなくて農家も野菜を持って来ていないらしく、品物が少なかった。苺だけはあったので、大きな苺と小さなパックの苺を一つずつもらって帰る。隣町のスーパーに行けば、随分と客が少ないらしく、駐車場もガラガラなのでした。最近、空いている日が多いので、人ごとながらちょっと心配してしまう。コーヒーを含めて、食品の棚にも空きが目立ってきているのです。

 買い物を終えて車に荷物を積み込んだ後、お袋様の来るのを待つ間、駐車場の向こうに梅の花が綺麗に咲いているのを見つけた。写真を撮っていたら、年老いた駐車場の警備員さんがやって来て「あれは梅の花ですか?」と亭主に尋ねる。年齢の割には花の名も知らないのかと思ったけれど、「今咲いているのは梅ですね」と応えるのでした。最近は、庭に梅を植える家も少なくなっているから、なかなか近くでは見られないのです。植木を植えない家も多いのです。

 昼の支度の時間になって、まだ早すぎるかとも思ったけれど、11時15分前だったから五目焼きそばの具材を調理台の上に用意する。白菜、モヤシ、鶉の卵、ヤングコーン、マッシュルーム、キクラゲそして蒸し焼き蕎麦と海鮮ミックス。肉は女将がやって来て切ってくれました。この時に気が付けば好かったのですが、ニンジンを忘れて出来上がってから色の足りないのに気が付いた。今日は砂糖以外に少し醤油を垂らしてみたのですが、案外と美味しかった。

 11時半には食べ終わってお茶をもらい、12時前には昼寝をするために寝室に入ったのです。女将は亭主が昼寝をしている間にスポーツクラブに出掛ける。1時に起きられれば今日はプールへ行けると思っていたら、1時前に目覚めて、コーヒーを淹れて一服したら、車に乗り込んでプールへ向かうのでした。月曜日の午後のプールは初めてだから、混んでいないかと心配したら、のんびりと話をするお年寄り達が多く、中央の速く泳ぐコースが空いていたのです。

 クロールに背泳ぎを混ぜて速めのスピードで泳げば、100m200mとあっという間にいつもの距離を泳ぎ終えたのです。週の初めからあまり泳いでもいけないと、プールから上がって着替えて車で家まで帰ったら、まだ女将は帰っていなかった。仕方がないから、ブログをここまで書き上げたら、『ギリシア悲劇』の続きを読むのです。神々や王の名が沢山出て来るので、その度にスマホのGoogle検索で調べるけれど、また同じ人物名が出てくる頃にはもう忘れている。

 今日は午前中にお袋様と買い物に行ったのに、午後はプールで泳ぐことが出来て、とても充実した気分なのでした。明日はスポーツクラブの定休日だから、月火と泳ぐのを止めてしまうのが嫌だったのです。本当は一日おきぐらいに泳げるのが一番いいのです。夕食まではまた『エーレクトラー』の続きを読み、晩酌の準備をして昨日残したキムチやトマトやひじきを食べている。女将が春菊の胡麻和えや鰯の蒲焼きを作ってくれた頃には『ニューシネマパラダイス』をテレビで見始めて、最後まで観てしまうのでした。


2月17日 火曜日 やはり暖かくなって来たのか…

 夕べは10時過ぎに床に就いたけれど、夜中に暑くて目が覚めました。室温を見ると17℃もあるから、外は寒いはずなのに家の中の空気が暖かいのです。羽布団を真冬のまで二枚も重ねていたから、一枚剥がして眠ったら、そのまま朝までぐっすりと眠ることが出来ました。女将に起こされる前に起き出して、朝食の皿をテーブルに運ぶ。居間の部屋も暖房を入れずに朝食を済ませて、洗面と着替えを済ませたら、コーヒーを淹れて一服するのでした。

 昨日の散歩道ですぐ近くの坂道に紅梅が咲いているお宅があったのを思い出して、上着も着ずに外に出た亭主。風はまだ冷たかったけれど、梅の花が見たいばかりに我慢して歩く。昔の作りのお宅では玄関の前に立派な梅が咲いているではありませんか。通りを渡って公園の方に歩いて行くと角のお宅では白梅が綺麗に咲いていた。古くからある家では庭木が年数が経っているので、季節季節に花を咲かせて見応えがあるのでした。その先には山茶花のお宅が…。

 散ってはいるもののきちんと剪定してあるから、次々と新しい花が咲いて見事。突き当たりの家の小母さんがこちらを向いて「お早うございます」と挨拶をしてくれた。風が冷たく手もかじかんでしまうけれど、春の訪れが間近であるのを肌で感じる朝の散歩なのでした。1000歩ちょっとの距離だったけれど、写真を沢山撮れたのです。調整池の桜の木には、毎朝、集まるヒヨドリが止まって、じっとこちらを見ているのです。家の脇の西の小径はすぐそこです。

 家に戻れば今度は女将が散歩に出掛けた。風は冷たいけれど梅の花が見事だったという話をしたから、女将も梅を見に行ったのだろうか。亭主は書斎に入って撮った写真をパソコンに取り込み、昼飯前までの出来事をブログに書いておくのでした。ブログを書き終えたらちょうど11時になって、昨日は早すぎたからちょうど好い時間だと昼の支度を始める。今日はニンジンも入れて汁物で湯麺を作る予定なのでした。野菜たっぷりの汁は身体で暖まる。

 今日は食事を終えても眠くならなかったので昼寝はしなかった。『ジュマンジ』という30年ほど前のロビン・ウィリアムス主演の映画を久し振りに観た。後年新しく作り替えた同名の作品と違って、ボードゲームから生まれる奇想天外な冒険ファンタジーが、今でも新鮮さを持っているから不思議です。何度見ても思わず引き込まれてしまうのでした。女将はひと休みしたら仕事部屋に入って、火曜の書道を始めたらしい。亭主はドキドキしながらテレビに見入る。

 女将の休憩の時間にはスポーツクラブの予約を取ってやり、亭主はコーヒーを、女将は紅茶を淹れて二人でしらぬいを食べるのでした。夕食は常夜鍋と茶碗蒸しということだったので、今から楽しみにしているのです。今日はプールもお休みなので、午後の散歩にも出掛けなければと、上着を着て小竹方面に歩いていった。風が冷たいから首をすくめてしまうほどだったけれど、ジャージの上着のポケットに手を突っ込んだまま、一番近いコースを回るのでした。

 農家の裏庭に紅梅が咲き始めていました。青空に映えてとても美しかったのです。紅梅の方が白梅よりも少し咲く時期が遅いのでしょう。咲き始めの色がとても赤く感じるから、膨らんだつぼみと合わせて命の燃え出づる感じがするので感動するのでした。薄陽が差していたけれど、風はとても冷たいのです。これが春先の天候なのでしょうか。毎年のように見ている光景のはずなのに、今年は特に心に余裕があるからか、しみじみと眺めるのでした。 

 夕食は久し振りに常夜鍋と茶碗蒸しで、キュウリの酢の物と亭主はキムチの漬け物が酒の肴。薄ら寒いからエアコンの暖房を入れたけれど、すぐに暑くなってしまうのはやはり早春の陽気だからなのでしょう。女将と二人で、オリンピックの録画放映を見ているうちに、辺りはすっかり暗くなるのでした。明日は再びプールが始まるから、今日はゆっくりと眠りたい。昨日のようにスピードを上げて泳げば、少し距離も伸ばせるのではないかと楽しみなのです。


2月18日 水曜日 やはり暖かくなってきたのです…

 昨日は昼寝の時間が遅かったからか、10時に床に就いたのに1時前には目が覚めてしまい、1時間ほど起きてしまった。寒いわけではなかったので、すぐに眠りに落ちたけれど、朝飯の時間にギリギリで間に合って、寝ぼけ眼で小鉢や皿をテーブルに運ぶのでした。若い時なら何でもなかったけれど、目覚めて15分ぐらいで朝食を食べるのは至難の業になってしまった。用意されたおかずを食べ終えて、「ご馳走様でした」と言うまでの間、まだ眠っているようだ。

 寝起きの煙草一本だけ吸って煙草が切れたから、食後の一本を吸いたくて車を出してコンビニに買いに行く。小学生の通学時間帯らしく、元気な子ども達が中央通りの歩道をぞろぞろと歩いているのでした。遠い子は2km近くも歩くのではないかと思えて、自分が同じ年の頃はやはりそんなに歩いたのかと記憶を辿るのです。今でもその道筋をはっきりと覚えているから、子どもの頃の記憶というのは信じられないくらい鮮明なものだと思えるのでした。

 9時半前には家を出てプールへ向かう。今日は帰りに地階のスーパーに寄る都合があるので、駐車場も地階に停めてエスカレーターを乗り継いで3階まで上り、長い廊下を歩いて更に4階までエスカレーターを乗り継ぐのです。プールは最初は空いていたけれど、亭主が50mのウォーキングをしている間に、隣の初心者コースは5人も入り、その隣のゆっくりと泳ぐコースが女性一人だけだった。今日も続けて100m200mと速く泳いだら、10分ほどでいつもの距離。

 混んで来たからもうプールを出て地階のスーパーに向かうのでした。目的の食材を買いおえて、家に戻ればちょうど11時15分前なのです。一服し終えて厨房に入り、ニンジンやキャベツやシメジを刻んで炒め始める。女将が買ってきた肉を切ってくれて、ソースを混ぜてうどんを入れるのです。10分もせずに焼きうどんは出上がり、「松茸のお吸い物」をお湯で溶いて二人の昼食を始める。居間の部屋は暖房を入れなくても暖かかったけれど、外はまだ寒いのです。

 食後は女将がスポーツクラブに出掛けたら、ひと休みして奥の寝室で昼寝をする。1時間ほどで目が覚めて、前の家の火災保険と地震保険の解約手続きの書類を、近くのポストに投函に行くのです。地元の郵便局よりは近いけれど、家からはいつもの散歩よりはだいぶあるのでした。沢山の小学生が帰る大通りまで出て、少し歩いたところに女将がよく行く薬局があるのですが、その前にホストがあると彼女に聞いて行ってみたのです。家に戻れば5000歩を越えた。

 4時を過ぎていたので、女将は厨房に入って新メニューの挑戦なのでした。亭主は晩酌の用意をして、テーブルに箸を並べたりしながら、例によって白菜のキムチを酒の肴にするつもりでいました。大根と鶏肉の煮物が出て来たので、この時点で晩酌を始めれば、今夕のメインディッシュである、鳥の胸肉と白菜の甘酢炒めが出て来たのでした。甘酢と言うから酢豚をイメージしていたら、白菜の歯ごたえが好かったけれど、完全な和食で薄味のまるで病院食。二人で250gの胸肉を食べたのだから、腹は一杯になってしまうけれど、心に満たされない思いが残るのでした。


2月19日 木曜日 今朝は最近になくとても寒かった…

 夕べは11時過ぎまで起きていたので、今朝は7時前まで眠った。朝の寝室は10℃と、このところ暖かかったから、とても寒く感じたのです。女将がもう厨房に入っていたから、亭主は急いでイチゴやホウレン草や白菜の甘酢漬けなどを盛り付け、冷凍してあった鰯を蒲焼きにして、女将がご飯に載せたのをテーブルに運ぶのでした。大根の味噌汁を女将がよそってきてテーブルにつく。彩りも綺麗で栄養もあるから、とても美味しく食べられたのです。

 随分眠ったはずなのに、食後はまたひと眠りするのでした。暖かい布団に入ればすぐに眠くなるのです。1時間で目が覚めて、またコーヒーを淹れて、プールに行く支度をする。車外温度は6℃だったけれど、風が強くてとても冷たいのでした。連絡通のある3階の駐車場がまだ工事中だったので、4階まで上がって車を停める。エレベーターで3階まで降り、まだ開店前の店舗の間を通ってエスカレーターに乗る。廊下を歩いてエレベターに乗り換えて4階へ。

 木曜日は老人達の水中エアロがあるので、次々と女性達が歩くコースに入ってくる。ざっと30人ほどいるから大変です。亭主は最初に50mを歩いて隣のコースでゆっくりと泳ぎ始めるのですが、こちらも人が増えて泳ぎづらい。15分ほど頑張って泳いだら、もう好いだろうとプールサイドに上がってシャワーを浴びるのでした。帰りは地階のスーパーに寄って昼のラーメンの具材を買って帰る。家に戻れば女将が散歩から帰ってきたばかりで、亭主は厨房に入る。

 市販の魚介スープの素やチャーシューを買ったので、今日は少し値段が張ったけれど、モヤシやシナチク、蒲鉾、ホウレン草を淹れて彩りにも気をつけた。麺が茹で上がるまでに冷凍の餃子をフライパンで焼いて、念願のラーメン餃子が出来上がる。女将もこれだけ野菜が入れば文句を言わない。ただ、亭主が餃子を取りだして席に着くまでには時間がかかったので、麺が少しのびてスープは醒めてしまったのです。もっと要領よく作らなければいけないと反省。

 美味しく昼を食べ終えたらまだ12時前だったので、眠たいけれど我慢してパソコンに向かう。でも12時半にはまた眠くなって1時間ほど昼寝をした。食べては眠り食べては眠りの連続なのです。昼の寝室の温度は13℃まで上がっていたけれど、冷たい風の影響でとても寒いのでした。女将のスポーツクラブの予約をするために、居間の部屋に行ったら林檎を剥いてくれた。今日は女将はスポーツクラブに行かない日なので、暇そうにしているから買い物に誘う。

 最近、週に一度はショッピングモールに出掛けるようになったのです。広い店内を歩くだけでも運動になると亭主は喜んでいる。いつ行っても混んでいるのは、暖かいので好い散歩になるからだろうと二人で話をしていた。店の入り口で近所の農家の小母さんに出会って挨拶を交わす。「蕎麦屋辞めちゃったんだね」と言われて「年を取ったからね」と応える亭主。売り場の途中まで話をして別れた。亭主は酒屋で黒伊佐錦を買い、捜していたモカのブレンドを買う。

 家に帰って亭主は午前中に買って帰った豚の肩ロースのブロックを煮込んでいたのです。30分ほど煮込んだら、女将がやって来て夕食の支度を始めたから、亭主は晩酌の準備をするのでした。スモークベーコンの切り身とキャベツのキムチで一杯飲み始めたのは5時過ぎ。5時半には鰤の照り焼きが出て、茶碗蒸しが出る。今日も美味しい夕食なのでした。明日もプールへ行く予定だから、今夜もゆっくりと眠りたいので、寒くなると言うから寝室の暖房を入れる。

 

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2026年2月上旬



2月1日 日曜日 寒い朝でしたが陽射しは暖かく…


 夕べは9時に床に入ろうと思ったけれど、書斎のパソコンが点けたままで、ブログが終わっていないのに気が付いて、慌てて最後の文章を打ち込むのでした。5時間近く眠った深夜に目が覚めてしまい、また悪い習慣でコーヒーを淹れて4時過ぎまで起きていたのです。7時前に目が覚めたけれどなかなか起きられずに、女将が食事の支度をしても手伝えなかった。こんな朝は食事が終わったらまた眠たくなって、ベッドに横になったらもうすぐに眠りに入る。

 朝の寒さも手伝って、次に目が覚めたのは10時半なのでした。今日はガソリンスタンドに行って灯油を買い、洗車をしてこようと思っていたから、車を出して灯油を買いに行く。洗車の機械は3台ほど並んでいたので、家に帰ってから自分で洗えば好いと思い、家に戻って昼の支度を始めるのでした。朝飯を食べてから動いていないので、お腹は空いていなかったけれど、女将の手前もあるから厨房に入って、五目あんかけの焼きそばを作りました。

 火口の左では、テフロンのフライパンに油を引いて焼きそばを炒め、右の鍋では、モヤシや白菜、肉など五目焼きそばの具材を炒めて、水を加えて白菜が柔らかくなるまで煮るのです。最後に水溶き片栗粉を入れてあんかけにする。焦げ目の付いた焼きそばを皿に載せたら、あんかけをかけて出来上がりです。硬くパリパリとする焼きそばが好みの女将に合わせて作っているから、亭主は焦げていない部分を沢山取り分けて食べるという具合なのでした。

 車の洗車なんか滅多にしない亭主なのですが、さすがにこの冬は乾燥している上に風も強かったので、近所の畑から土埃が飛んで車が埃だらけになっていたのです。もっと大変かと思ったけれど、水で流すだけで綺麗になったから助かった。午後は女将が買い物に行っている間に、久し振りにテレビを点けてマット・デーモンの主演した『グレート・ウォール』という映画をじっくり観るのでした。10年ほど前の米中合作の作品で、なかなか迫力がありました。

 4時を回って散歩に出掛けるにはちょっと遅すぎるので、また本を広げて読み始める。今日はほとんど歩いていないから、運動不足なのですが、女将は亭主があまりにも寝過ぎているのを心配している有様。本人はこんな日もあると諦めているから仕方がない。しかし、午前中にこれだけ寝てしまうと、一日が本当に短く感じられるのでした。4時半を過ぎたら、晩酌の用意をしてスナックをつまみながら一杯飲み始める。『ギリシア悲劇』も飽きてくるのです。

 食卓に夕飯のおかずが並ぶ5時過ぎには、向かいの森の木の枝の隙間から、ほぼ満月に近い次が昇って来ました。女将と二人で昇る月を見ながら夕食を食べるのもまたおつなものなのです。西の空はもっと明るく夕焼けが綺麗で、随分と日が長くなったと思うのでした。蕎麦屋の店舗だった居間のつくりを有り難く思う。明日はお袋様と買い物に出掛けて、「何を買ってこようか」と女将に尋ねれば、「魚は朝に食べる銀ダラで終わりです」と言うのでした。



2月2日 月曜日 ゆっくりと続けて睡れた寒い朝…

 夕べは眠る時間を1時間遅らせて10時に眠ってみたのです。そしたら朝の5時まで目覚めることなくぐっすりと眠れたから、何が好かったのか判らないのです。昼間ほとんど歩きもせずに、夜の酒も適量だったから、7時間睡眠が取れた理由は、日中の過ごし方からしか辿れない。居間の暖房を入れてコーヒーを淹れて飲む。月が西の空に輝いているのが、西側の窓から眺められる。東の空が明るみ始めるまで『ギリシア悲劇』の「ヒケディデス」の続きを読む。

 ストーリーの脈絡が辿れる台詞が多いと、面白く感じるのです。様々な名前が登場しても、もう気にしないで先に読み進むことが出来るようになった。6時過ぎに新聞を取りに玄関を出たときに、東の空の写真を撮ったけれど、まだまだ暗いのです。7時前に女将が厨房に立って、朝食の支度を始めたので、亭主も本を閉じて箸を出したり、小鉢を盛り付けたりと手伝いをするのでした。炊いたばかりのご飯は昼まで腹が減らないように少し多めに盛り付ける。

 今日は一日中晴れだという予報でしたが、朝の空には雲が多かった。好物の大根の酢の物と銀ダラで、美味しく朝食を食べ終えて、洗面と着替えを済ませたら、買い物に出るまでの時間をまた本を読んでいる亭主。老眼も気になるけれど、医者に行くまではどうしようもないのです。お袋様に話をすれば、彼女もメガネ屋に言ってメガネを作ってもらおうとしたら、先に眼科に言ってくださいと言われて、眼科で調べたら白内障と言われ手術をしたのでした。

 時間通りにお袋様を迎えに行けば、「今日は寒いね」と車に乗り込んできた。農産物直売所に着くと前のお客が苺を沢山買っていた。亭主も買おうと思ったけれど、小さなパックはなくなって、大きなパックの高いものしか残っていない。それでも根元まで真っ赤な苺を二パック買って一つはお袋様に上げるのでした。隣町のスーパーも寒さのせいか駐車場も車が空いていた。安売りの物以外は魚も値段が上がっている。今日はトンカツを二パック買って帰る。

 お袋様を家まで送って我が家に帰れば、今日も女将が玄関を出て荷物を取りに来てくれました。まだ10時だったので、亭主は本の続きを読んで時間を潰すのです。女将は散歩に出掛けて「今日は思ったほど寒くなかった」と言って帰って来る。風がないから陽射しの暖かさで寒くないと感じるのでしょう。11時前になったら亭主が厨房に入って昼の支度を始める。ブロッコリーを茹でてキャベツの線切りを作り、トンカツを切って、スパゲッティーを茹でるのです。

 美味しく昼飯を食べたら、眠くなったので亭主は奥の寝室でベッドに横になる。今朝は9℃まで冷え込んだこの部屋も、昼間は13℃まで室温が上がる。布団に入れば暖かいからすぐ眠くなるのです。起きたらプールへ行ければ一番好いと想いながら眠ったけれど、目覚めたのはもう2時過ぎで、すぐには動き出せないから困った。最近は昼寝の時間が随分と長くなってしまっているのです。仕方がないので、散歩だけはしようと靴を履いて通りに出るのでした。

 女将の言っていたとおり、午後の陽射しに照らされて風もないので暖かかった。みずき通りを下って短い距離を西の小径まで戻るコースを選び、途中、調整池の見える駐車場で景色を眺めるのです。身体は暖かくなったけれど、大した距離は稼げない。それでも動かないよりは好いだろうと、西の階段を昇って家の脇の小径に出るのでした。植えた野菜や花がひからびていたので、如雨露に水を汲んで3回ほど水道を往復した。早くホースをなおさなければ。

 玄関を入ればもう4時半を回っている。急いで厨房に入って、女将のリクエストの鍋焼きうどんを作るのでした。引っ越しで鍋焼きの鍋を捨てたのかと思っていたら、二つだけは取ってあったらしいので、それを出してもらって蕎麦汁を入れる。うどんを茹でて具材を載せ、最後に卵を入れて蓋をすればもう出来上がりなのでした。久し振りに食べる料理だから二人とも美味しいと言いながら、身体が暖まるのを喜ぶのでした。酒は飲まなかったけれど…。



2月3日 火曜日 眼科に行っても埒があかずに…

 夕べは9時半に床に就いて、朝の4時前に目が覚めた。6時間以上は眠ったことになるから、もう眠れないと諦めて居間の部屋で暖房を入れ、コーヒーを淹れて飲むのでした。昨日の晩に昆布と干し椎茸を鍋に入れて、水で出汁を取るばかりになっていたから、コンロの火を点けて出汁取りの作業に入ることにしました。これで5時までは時間が潰せるのです。一番出汁を取り終えて、400ccは茶碗蒸し用に取り分けて、かえしを加えて蕎麦汁を作っておく。

 二番出汁は3㍑の水で取り、取り終えたら容器の大中に入れる。それでもまだ5時過ぎだから、テーブルの椅子に座って『ギリシア悲劇』の続きを読むのでした。饒舌な台詞の応酬に引かれて読み進めば、何時の間にか第二巻を読み終えてしまう。書棚から第三巻を取り出せば、いよいよ次はソフォクレスの『オイディプス』から始まるのです。アイスキュロスの作品と並んで古代ギリシアの名作だから、これは楽しみだと読む気満々なのでした。

 女将が厨房に入ったので読書は終わり。亭主は新聞を取りに玄関を出て、箸を取りに厨房に行く。小鉢と味噌汁の豚汁をテーブルに運べば、後は女将が鰯の蒲焼きを持って席に着くのです。蒲焼きのタレが今日はしっかりととろみが出ていて美味しそうだった。豚汁は具が多すぎて汁が少ないから、煮物を食べているような感じなのでした。二人だけだと味噌汁も作るのが難しいらしい。今日は亭主が眼科に行くから、食後は急いで洗面と着替えを済ませるのです。

 20分前に眼科の前について、3番目に並んだけれど、いざ開院となると「予約の人が先になります」と言われて、結局、7番目になってしまった。目のいろいろな検査をして先生に見てもらえば、「誰でも年を取ると老眼になるから」と、近視用のメガネが合わないのだったら作り直せば好いと言われた。目の奥の検査もしてもらったけれど、白内障の傾向はあるけれど手術するほどではないと言うことでした。結局、目のぼやけは治らず終いで意味がなかった。

 昼の支度の時間になったから、厨房に入って昨日の残りのトンカツを処理することにして、葱と卵でカツとじにしてミニカツ丼を作ろうと思ったのです。女将も手伝いに来てくれて、煮物などの小鉢を用意してくれた。眼科の話をしたのだけれど、人ごとのように聞いて、彼女も老眼だから近くはメガネを外して見るのだと言う。亭主の場合は遠近両用のメガネでもぼやけ、眼鏡を外してもぼやけて文字が見えないから困っているのです。医者にもそれが判らない。

 いろいろとネットで調べてみると、どうももともと老眼なので文字はぼやけるけれど、続けて本を読みすぎて眼が疲れたのではないかという結論に達したのです。少し目を休めてシニア向けの目薬でも差しておけば好いだろうと考えた。メガネを作るとなると遠近両用だからかなり高価になるし、視力が安定していなくては検査をしても仕方がないのです。そう考えて近くの薬局まで車で行って、目的の目薬を買うのでした。しばらくはそれで様子を見ようと思う。

 散歩に行かずに夕刻になってしまい、今日も4時半を過ぎたら、晩酌の用意をする亭主。コンビニで買ったホルモンの煮込みは、最近よく買っている。柔らかくて歯ごたえのあるのが好いのですが、本当は塩味が好きなのです。「最近はテレビを見なくなったわね」と女将に言われて「やっぱり本を読む方が面白いから、テレビは煩くてしょうがない」と、目の調子を気にしながら応えるのでした。明日は午前中からプールへ行く予定で、今夜も早く寝ようと思う。


2月4日 水曜日 朝方の雲も何処かに消えて…

 眼科に通ったことも忘れて、目薬を差して少し調子が好くなったら、夕べは『オイディプス』の次の作品に読み進んだのです。なんと『ギリシア悲劇』では、次に『コロノスのオディブス』という作品が載っているのでした。両目を潰したかつてのオディプス王が、娘のアンティゴネーに伴われて異国をさまよう話で、初めて読んだから驚きなのでした。高校時代に先輩だった今の女将に勧められて観た映画が『アポロンの地獄』だったのを思い出したのです。

 9時に床に就いて5時に目覚めた今朝も、コーヒーを飲みながらこの続きを読むのでした。女将が厨房に入ったので、亭主も小鉢に入れる煮物を温め、苺を小皿に持ってテーブルに運ぶ。身欠き鰊画焼けて、ご飯と味噌汁とを運べば、朝食の用意は整った。今朝も美味しいご飯をいただくのです。食事を終えてお茶をもらった頃に、女将が現れて「今日は食後に眠らないの?」と言うのでした。寝れば眠れるけれど、夕べ8時間も寝たから今日は起きているのです。

 プールに行くまでの時間、また本を開いて続きを読むのでした。9時半になって女将に声をかけて玄関を出る。空は雲一つなく青空で、風がないので陽射しも暖かいのです。プールは休み明けだから混んでいたけれど、元気なお年寄りに混じって頑張って泳ぐ。15分だけ泳いだら、ひとコースが5人になったのでプールを出るのでした。帰りもどこにも寄らずに家に戻って、昼の支度を始めるのでした。今日は待ちに待った蕎麦だから、用意するのが楽しみです。

 タンパク質がないからと、先日作った煮豚を切って小松菜の茹でたのを付け合わせ、大根をおろして、蕎麦は蕎麦皿に盛り付けて、本格的に蕎麦を食べたのです。今日は寒くなかったから女将も美味しいと言って食べてくれました。食事を終えても亭主は昼寝をせずに、女将がスポーツクラブに出掛ける前に、隣町のスーパーに買い物に行く。今夜はアポガドとトマトと生ハムで料理を作り、いつもとは違ったメニューで食べてみようと思ったのです。

 夕食の材料と女将のメモに載っていた品物を買って、家に戻ればまだ3時前なのでした。食料品は冷蔵庫に入れて、まだ早すぎるからとテーブルに座って本の続きを読む。目の調子は目薬が効いているのかとても好いのです。『コロノスのオディブス』を読み終えたところで、4時前になったから厨房に入り、晩の支度を始めました。アボガドと生ハムをトマトと檸檬を添えて皿に盛り付けたら、真蛸をスライスしてキュウリに載せて皿に盛り付けたのです。

 まだ4時過ぎだったから、女将には用意は終わったことを伝え、亭主は晩酌の支度をして酒をなめるのでした。4時半になったら台所の片付けをしていた女将もやって来て、やっと夕食の時間となったのです。オードブルだけの夕食だったけれど、アボガトは女将の発案だったし、真蛸は女将も好きだったから何とか食べられた。最後にご飯はやはり納豆で食べた女将なのでしたが、あっさりとした食事に亭主も満足なのでした。夜が長そうなので心配です。


2月5日 木曜日 朝は霜が降りていたけれど昼は暖かく…

 昨日は朝のひと眠りも昼寝もしなかったのに、夜は11時まで起きて酒を飲んでいた。寒いから焼酎のお湯割りを飲んだら、目が覚めてしまってパンを焼いてバターで食べる。眠りは安らかに朝の6時までぐっすりと眠ることが出来て、朝食前にコーヒーを入れてプラゴミを集積場まで運ぶのでした。畑には白く霜が降りて、家の野菜や冬の花などはもう枯れそうなのです。今年は雨が降らないからかよほど乾燥しているようなのです。珍しく日の出の写真が撮れた。

 7時前に女将が厨房に入って、本を読んでいた亭主も小鉢を盛り付けたり、テーブルに皿を運んだりと手伝うのです。豚汁は里芋が甘くて美味しい。鮭も脂が乗っていてとても美味しいのでした。女将の朝ドラの時間に奥の寝室に入ってベッドに横になったら、ウトウトとして1時間ほど眠ったのだろうか。目覚めればもうプールへ行く時間なのでした。車に乗り込めば車外温度は4℃とかなり暖かい。みずき通りを下れば青空が広がっているのです。

 ロッカールームは空いていたけれど、10時近くになるとジムを終えた人たちが、風呂の空くのを待って並んでいる。間をかき分けるようにその先のプールへの入り口を出て階段を降りれば、今日は女性軍がまだ二人しかいなかった。亭主の後に小さな老人が並んで、入り口が開いたので、先に行かせて後からプールサイドに出る。シャワーを浴びたら小さな老人は真っ先にプールへ入って泳ぎ出す。いつも他の人がいるから泳げないのだと判って亭主は歩き出す。

 亭主が邪魔をしないと分かったからか、件の老人は今日はずっと泳ぎ続けていたのです。亭主はゆっくりと25m離れて泳ぎ出すから彼のストレスにはならない。追いついたら平泳ぎや背泳ぎに替えて距離を空けてやるのでした。帰りに地階のスーパーに寄って蕎麦や苺を買って帰ろうとしたら「こんにちは」と若い女性に声をかけられたので誰かと思ったら、前の家の近くに住む奥さんなのでした。蕎麦屋だった新居に越したことを話せば、納得した様子で笑う。

 家に帰って昼食の支度を始めれば、女将が奥の部屋から現れる。焼きそばを作るだけだから手伝いも要らないのだけれど、悪いと思ってか箸をテーブルにセットしてくれる。前の家の近所に済む奥さんに挨拶された話をすれば、昔から住んでいた人しか名前が出ないと言うので、二人とも年を取って物忘れが激しくなっていると感じた。やっと思い出して二人とも安心するのでした。午後は昼寝をせずに『アンティゴーネ』の劇を読み終えるのでした。次は第4巻。

 買い物に出掛けた女将が帰ってきたので、亭主は酒と煙草を買いに国道まで出る。帰り道、昔懐かしいハンバーガー屋がまだ潰れずに残っているのを改めて見るのでした。美味しいのは知っているけれど、今は食べたいと言う気にもならないから不思議なのです。国道を左折して幼稚園の前を通れば、もう我が家はすぐそこなのでした。女将が厨房に入って肉じゃがを作っている。夜は亭主が食べる冷凍モツ鍋を買ってきたので、女将は煮物を食べるのだと言う。

 4時を過ぎていたから、亭主は晩酌の用意をして、プールの帰りに買ったモツ鍋の冷凍を取り出してコンロにかける。焼酎と炭酸と氷を満たしたワイングラスを用意して、女将が蛸を切ってくれるのを待つ。今宵もすべて酒のつまみ。モツ鍋は初めてだからちょつと不安もあったけれど、ガスを点ければ自然と氷が溶けて鍋の様相を呈してきたのです。蛸をつまみながら煮えるのを待てば、水分が増えて鍋らしくなってきた。美味しさはともあれつまみにはなる。


2月6日 金曜日 昨日よりは暖かいけれど朝はまっ白な霜…

 夕べも10時半までは起きていたのだけれど、床に就いて眠ったら1時半には目が覚めてしまったのです。居間の部屋に行ってコーヒーを沸かして飲むのでしたが、どうして同じような条件でよく眠れないのか不思議でならないのです。4時頃にまた眠って7時まで眠って、頭はぼやけてしまう。窓の外を見れば隣の畑は霜で真っ白。今日は暖かくなると言っていたけれど、朝はやはり氷点下なのでした。朝食の支度が調って女将と二人で食べ始めるのです。

 朝食を終えて洗面と着替えを済ませたら、マイナンバーカードの申請のために、女将と替わるがわるにスマホで写真を撮る。光沢紙に印刷をして寸法通りに切れば出来上がりのはずでしたが、プリンターのインクがなくなって途中で止めなければいけなかった。プールへ行く時間があったから、インクを買いに行く暇はないのでまた次の機会にすることにしたのです。今日もロッカールームは風呂待ちの人たちが沢山いて、水着に着替えて空いたスペースで待つ。

 今日もぴったり1時間かけて駐車場を出て、家に帰って昼食の支度を始めるのでした。暖かいから今日は蕎麦と決めて、天麩羅を揚げて蕎麦を茹でる。シマダヤの杵つき蕎麦は、冷凍麺でもかなり美味しいから、今日も亭主は二人分を食べて腹が一杯になった。12時過ぎに女将がスポーツクラブに出掛けて、亭主はまだ腹の具合が落ち着かずに昼寝をすることも出来ないのでした。今のうちにと午前中の写真を取り込んで、こうしてブログを書いておくのです。

 たらふく食べた昼の後は、一挙に眠気が襲ってきました。何とかブログを切り上げて、女将がスポーツクラブに出掛けるのを見送って、奥の寝室でベットに横になる。13℃だったから暖房を入れて、布団に潜り込めばすぐに眠りに就くのでした。3時前に目覚めて居間の部屋でコーヒーを入れて飲んでいるうちに、女将が帰ってきていよいよ今日は味噌造りの前日だから、京成佐倉の駅前にあるミレニアムセンターまで出掛けて、明日の準備をしなければならない。

 車のエンジンをかけて、隣の畑に出て夕陽が沈むのを眺めていました。6時集合とかで週末の夕刻は国道が混むと思ったので、空いていれば20分で着くところを40分前に家を出るのでした。暗くなると視力が下がるので道路も見にくいから、慎重に運転して行くのです。6時10分前に目的地に着いて、駐車場に車を止めて係の小父さんと話をしていました。今日は朝の6時から夜の9時まで勤務なのだとか。6時過ぎに主催者と豆の業者がやって来て荷物を運ぶ。

 調理室の鍵が開いたら、早速、豆を洗う作業を始めます。今年は人数を少なくして、5組だけの準備をすれば好かった。これを今までは、有志が来て全部用意してくれていたのですが、皆さん年を取って大変になったから、参加者が各自来て豆を洗ったり、水に浸けたりの作業をすることになったのです。1時間ほどで作業を終えて女将と二人で帰ることが出来ました。帰りに隣町のスーパーに寄って、夜のご飯や苺や蜜柑を買って家に戻るのでした。



2月7日 土曜日 味噌造り当日朝から雪の降りそうな空模様で…

 夕べは11時に床に就いて今朝は6時に目覚める。7時間の睡眠だから十分なはずだけれど、寒さのせいか身体が今ひとつ目覚めていないのです。いつもより早めに朝食を食べて、味噌造りに行く準備をするのでした。昨日の残り物の天麩羅を食べたのが良くなかったのか、お腹の具合がいつまで経っても良くならないから困った。女将が朝ドラを見終えたら家を出て、9時から始まる味噌造りに間に合うように、雪曇りの空の下を国道を走るのでした。

 珍しく時間通りに主催者の女性が現れて、今日は息子さんに送ってもらったという。昨日のうちに豆を浸けておいたから、早速、圧力鍋で煮るのです。10kgを作るのは亭主のところとあとひと組だけで、残りの人たちは皆5kgを作るのだという。10kgだと圧力鍋で6回に分けて煮なければならないので大変。女将に言わせると亭主が蕎麦屋で蕎麦豆腐を造っていた頃は、味噌ダレを作っていたから、ちょうど1年でなくなる分量だったのだとか。

 蕎麦屋を辞めて半年になるけれど、まだ去年作った10kgの味噌は冷蔵庫に残っていると言う。年も取ってきたことだし、力も要ることだから、来年は5kgをお願いすることにしようと、意見が一致したのです。今年は5組の8人の人数だったから、煮えた豆を挽くために並ばなくて好いので、割と早く進んだのです。挽いた豆はパットに入れて外で干し乾かすのですが、今日は雪がちらついてきたので、窓辺に干して冷ます。女将が窓辺で挽いた豆を裏返している。

 溜まった豆は麹と混ぜて滑らかになるまで捏ねるのだけれど、亭主は途中で疲れて女将と交替。昼食の時間になって、有志が豚汁やデザートを作ってきてくれた。それを戴きながら家で女将が作ったおにぎりを食べる。早めに食事を切り上げて、豆を挽く作業にかかるけれど、全員が作業終えて片付けに入っても、亭主と女将はまだ終わらないのでした。やっと10kgを入れるタッパに、豆と麹を詰めたところで塩を入れていないのに気が付いたから大変なのでした。

 仕方がないから、家で塩を入れてもう一度捏ねることにして、代金を支払って家に向かう。同じ団地の方がいらっしたから、車に乗せて差し上げる。息子のサッカー友だちのお母さんなのでした。ご主人は今夜は友人との飲み会でいないので、帰って一人で冷凍の鍋焼きうどんを食べるのだとか。外は雪が降りしきる寒さで、今夜は積もると思われるのです。やっと家に帰ってひと休みをしたら、早速、女将と二人で豆と麹に塩を混ぜる作業を開始するのでした。

 今日の参加者の皆さんは全員私たち夫婦よりも年上らしく、優しく手伝ってくれた男性も80歳を越えていると言うのでした。でも、皆さんかなりお元気で、亭主と女将はその元気に気押されそうだったのです。それでも自分で味噌を造ろうという気になるから凄いのです。やっと家での作業を終えてタッパウェアに味噌を詰め、寒い廊下に置いておくことにしました。8ヶ月かけて完成なのです。夜は鰯の蒲焼きと茶碗蒸しにして身体を温めるのでした。



2月8日 日曜日 久々に深い雪の朝を迎えて言うことなし…

 昨日は味噌造りで朝から晩まで働きづくめだったから、疲れて9時にはもう床に就いてしまいました。ところが、習慣とは恐ろしいもので、4時間も寝ないうちにすっかり目が覚めてしまい、居間の部屋へ行ってコーヒーを入れて飲むのでした。雪が気になっていたから、窓のブラインドを少し開けて外を見れば、降ってる降ってる朝までには真っ白な雪景色になっていそうなのです。3時にはまたベッドに戻って朝までぐっすりと眠るのでした。

 新聞を取りに玄関を出れば、遠く森の木々から駐車場の車まで、久し振りに見る白銀の世界。今日の選挙には出掛けられないと思ったのです。女将が起き出して来て厨房に入るのですが、心持ちいつもより遅いのです。日曜日だしすることもないから、箸や小鉢をテーブルに運んで苺を小さな皿に盛って、鰯の蒲焼きが出来るのを待つのでした。最後に味噌汁が出て、今朝も美味しい食事を戴けたのでした。暖房を入れているのになかなか室温が上がらない。

 食事を終えても着替えることをせず、ジャージの上にセーターや上着を着込んで、レッグウォーマーまで付けて寒さを凌ぐのです。西の畑も雪が積もって真っ白で、時折、大粒の雪に変わって激しく降っている。前のバス通りも日曜日だから車も少なく、白く凍って大変な雪の日になりそうなのでした。ブログを書いているこの書斎も、室温が16℃までしか上がらず、灯油を買っておいて好かった。石油ストーブを点けて暖まることにしたのです。

 昼近くになっても雪は一向に止みそうになく、玄関の軒下なのに舞い飛んでくる雪が、長椅子の上に積もってその上に鳥の足跡が。しばらくここで雪を眺めていたのだろうか。午後になって雪が止んだら、駐車場や車の雪をどかしておこうかと思うのですが、この勢いでは止みそうにない。テレビのデジタル放送では、佐倉地方は午後6時まで大雪警戒の表示が出ているのでした。お袋様に電話をすれば、これじゃ選挙も行けないし、明日の買い物も危ないと言う。

 女将に「昼は何にしようか」と尋ねたら、「動かないからお腹も空かない」と言うので、簡単に温かいうどんにすることにした。肉も入れずに揚げと蒲鉾だけで、亭主は餅を一つ入れて食べた。雪はまったく止む気配もなく、どんどん降り続けているから大変なのでした。暖かい昼食を食べて身体は暖まったけれど、居間の部屋は18℃までしか温度が上がらない。『ギリシア神話』と美術文庫デューラーの巻を取り出して、替わる替わる読み始める亭主なのでした。

 しばらくすると眠気に襲われ、奥の寝室に入って午後の昼寝をするのでしたが、寝室の温度は10℃で冷蔵庫の中の寒さなのでした。着物を着たままで布団にくるまり、じっとしていたら何時の間にか眠っていた。1時間ほど眠ったら女将のスポーツクラブの予約があるからと起き出したのですが、二週間後の月曜日は休日だから、今日は予約が必要ないと言われていたのを思い出して、午後の紅茶を淹れて飲むのでした。外は雪が凄いことになっている。

 午後には止むと思っていたのが、大粒の雪が大量に降っているといった具合で、時折、風で吹雪のように斜めに降っているのです。紅茶を飲みながら『ギリシア悲劇』の『アイアース』の続きを読み始めました。長く文字を見つめていると眼が疲れるので、数ページ進んでは休むという状態で読み進めるのです。外は何時の間にか陽が差して束の間の青空が覗いた。駐車場の歩く部分だけ雪かきをしたら、軽い雪で凍りそうにないからひと安心なのでした。

 一日中、亭主も女将も外に出なかったからと、夕食はごく軽めにししゃもを焼いて湯豆腐とホウレン草のお浸しを食べる。相撲トーナメントとか言う番組をテレビでやっていたので、二人で見ながら美味しく夕食を食べたのです。明日の朝の様子を見ないと判らないけれど、道路には雪がなくても歩道には除雪していないところは残るはずだから、女将のスポーツクラブは車で送って行くことにしたのです。お袋様との買い物はスーパーの駐車場がどうなっているか心配だけれど、なんとか行けそうなのでした。


2月9日 月曜日 寝室の温度が7.5℃になった寒い朝…

 夕べは9時前に眠気に耐えられず床に入ったのです。風呂に入って暖まった身体が眠気を誘うらしい。ところが夜中の12時前に目が覚めて、しばらく居間の部屋の石油ストーブで暖まりながら、選挙速報を見ていたのです。選挙には行けなかったけれど、予想された結果が出てひと安心なのでした。3時前に再び床に入って朝の7時まで眠ったのです。外は明るく青空が広がって陽射しが眩しいのでした。風は相当に冷たいけれど、雪の次の日だからしようがない。

 朝食前に燃えるゴミの袋を持って、階段の下の集積場に行けば、西の小径も昨日は選挙もあって随分人が通ったらしく、降り積もった雪の影響が少なかった。あれだけ激しく降ったのに、空気が乾燥していたからか、軽い雪が凍っても薄い膜になって広がっているようなのでした。朝食には最後の魚の銀ダラの煮付けが出て、軽くてちょうど好い量なので美味しく戴いた。豚汁の味噌味も、新しい去年の味噌をやっと使い始めたそうで、美味しい出来なのでした。

 お袋様に電話をして、「これなら今日は買い物に行けそうだ」と言えば、ほっとしたように「じゃあ支度をしておくから」と言って電話を切るのでした。昨日あれだけ雪が降ったのに、通る道々は歩道までもう雪が溶けているのでした。やはり、雪が軽いからふわっと積もっただけで、あまり降り固まらなかったのかも知れない。空はいつもより青いような気がするのでした。農産物直売所も駐車場の雪が心配だったけれど、綺麗に除雪されて雪がなかったのです。

 雪の降った次の日だから、畑の野菜が取れないからだろうか、今日は野菜がまったく入荷していなかった。仕方がないので苺と売れ残ったらしいホウレン草だけもらって、隣町のスーパーに出掛けるのでした。こちらも心配していた駐車場の雪はなく、綺麗に乾いていたのだけれど、いつものように車は入っていないのでした。たぶん雪を心配してお客が来るのが遅いのでしょう。女将のメモを見ながらポリ袋二袋で6000円ほど品物を買って、家に帰るのでした。

 昨日の選挙結果をニュースでやっているかとテレビを点ければ、もう普通の番組になっているから驚いた。今朝は新聞も随分と薄いのでした。昼の支度を始めて食材を調理台に並べたら、鍋に湯を沸かして、中華鍋で炒めた食材に水を入れて煮ていく。その間にラーメンの器を棚から取り出しておく。麺を入れて茹でている間に、煮立った中華鍋には水溶き片栗粉を入れて、とろみを付けるのです。約10分ほどで熱々の五目あんかけ湯麺の出来上がりです

 午後は少し眠りたかったけれど、プリンターのインクを買いにショッピングモールの大型電気店まで車を走らせた。黒のインクがなかったから、買って帰ったのだけれどプリンターに装着してみたところ、規格が合わないという表示が出てしまうのでした。381番を買うところを331番のインクを買ったらしく、同じ大きさでインクがセットされても動かないことが判ったのです。青のインクもなくなっていたから、家にあった物を取り替えて何とか印刷が出来た。

 マイナンバーカードの申請書に張るための写真を印刷する必要があったのです。やっと女将と二人で申請書を書き終えて、後は投函するだけになりました。住所変更が終わらないと申請できなかったのです。午後には隣の畑の雪もだいぶ溶けて、昨日の大雪が嘘のようなのでした。女将も歩いてスポーツクラブに出掛けることが出来たのです。亭主は昼寝をすることも出来ずに、今日も朝から眠っていない。コーヒーを飲んでチョコレートを食べて目を覚ます。

 月曜日は女将が帰ってくるのが少し遅いから、使いにくそうな食器棚を少し下げてやったり、使わない食器を高い戸棚に移したりして、少しでも片付けやすいようにしたつもり。キッチンの下の物入れにも沢山の使わない鍋が入っているから、次の機会にはここを整理してやろうと思う。夜の支度が始まって、女将が茶碗蒸しのギンナンを剥いている間に、亭主は隣でアボガドとスモークサーモンでサラダを作る。真蛸を切って皿に盛り、高野豆腐の煮物を盛り付けてテーブルに運ぶ。湯を沸かして今夜も焼酎のお湯割りを作る。