6月1日 月曜日 夕べもぐっすりと眠れて…

夕べはテレビでサッカーの試合を観てから床に入った。他に面白そうな番組がなかったのと、終わる時間がちょうど好かったのです。朝は5時半に目が覚めたけれど、7時間以上眠ったから、身体は十分に目覚めている。新聞を取りに玄関を出て、今日も暑そうだと居間に入り、コーヒーを飲みながら新聞をめくるのでした。女将に燃やせるゴミを捨てるように言われていたから、居間のゴミも入れ、西の階段を降りて集積場まで運ぶのです。

南の庭のキュウリやインゲンやオクラも元気に育っている様子で、駐車場の茄子やトマトなどの野菜たちも順調に育っている。トマトがいつまで経っても色づかないのが不思議でならないけれど、もう少し様子を見ないと判らないのかも知れない。少し早めに朝食の用意をしようと冷蔵庫を開けたけれど、小鉢に盛り付けるものがあまりなかったので、キュウリを漬けてあるのを知っていたから、糠床から取り出して、皿に盛ってテーブルへ運ぶ。

今朝は小さな鰺の開きを焼いて終わりなのでした。それでも美味しく朝食を戴いて、十分に満足なのです。プールの時間にはまだ間があったので、隙間時間に家の周り中の野菜に、水遣りをするのでした。少し遅く家を出たのでプールに行く駐車場の三階はもう満車なのでした。仕方がないから、一階の平面駐車に車を置いて、貸し切り駐車場になっている一階部分を横切り、エレベーターまで歩く。ロッカールームに着いたのは10時過ぎでした。

プールサイドに着けば、いつものメンバーはもう泳ぎ始めていた。10時20分から始まる水中ウォーキングの教室に参加する老人たちが、ウォーミングアップで歩くコースに溢れているのでした。少しだけ歩いて身体を慣らしたら、隣のコースに入ってゆっくりと泳ぎ始める。5人も老人たちが泳いでいるので、つっかえながらしか前に進めない。それでも文句も言わずに亭主は25mを泳いでは前の老人が遠くに進むまで、ひと休みするのでした。

20分ほど進んでは止まりを繰り返し、プールを出てロッカールームに引き上げる。着替えを済ませて来る時に通った道順で、日影に停めた自分の車に戻るのでした。外は相当に暑いのです。家に帰ればもう女将は散歩から帰っていました。昼はスパゲッティーミートソースにすることに決めていたから、ひと休みしたら材料を用意して、お湯を沸かしておきます。ドジャース戦は早朝だったから、テレビを観ることもない昼なのです。

新しく買って来たミートソースは、値段が高かったから美味しいかと思ったら、「クリーミーボロネーゼ」は今ひとつの味なのでした。女将も「これも拙くはないけれど、いつもの方が美味しい」と言うのです。「予約がいっぱいの店の…」とか箱に入っていたりとか、余分なことにお金を使っているので、中身に反映されないのではないかと思うのでした。自分で作るわけではないから、文句も言えないけれど、味や食感の好みにあわないと駄目。

女将がスポーツクラブに出掛けた後は、亭主は寝室のベッドに横になってひと休み。以前なら午後の昼寝をする所なのですが、最近はこの時間には眠くならずに、ただごろごろと寝ているだけなのです。食休みにはプールの疲れも取れてちょうど好いのですが、エアコンを入れて部屋を冷やしても眠れないのです。テレビを観るのも飽きているから、晩酌の肴を何にしようかと考える。煙草を買いながら酒のつまみを捜しにコンビニまで行くのです。

煙草代も一箱620円を三つずつ買うから、馬鹿にならないのです。一日一箱を越えて吸ってしまうので、月に換算するとどれくらいになるのか、考えるのも恐ろしい。恐らく酒代よりもかなり高いのです。これを改善すれば、少しはお金も貯まるのだろう。でも、毎月それ以外にお金の使い道がないので、半ば諦めているのです。晩酌には蛸とホウレン草が出たけれど、亭主はキムチを小鉢に盛って、夕飯のバラ肉と玉葱の炒め物を食べるのでした。
6月2日 火曜日 今日はスポーツクラブの定休日…

薄陽が差して太陽は7時前だというのにもう高く昇っている。夕べも9時半には床に就いて、今朝も6時過ぎまで床の中にいたのです。うつらうつらと目が覚めてもまだ眠たいのか、なかなか起き上がれないと思っていると、またしばらく意識が遠ざかる。居間の部屋に行ってコーヒーを沸かし始めたのが6時半。女将が起きてくる前に、玄関を出て新聞を取り、コーヒーを飲みながら新聞をめくるのです。昨日よりは涼しい朝なのでした。

暑くなったからか女将の作る煮物もなく、鱠とキュウリの漬け物だけでは足りないと、亭主は酒の肴に買ってあった白菜のキムチを自分の分だけ小鉢に盛って、ご飯と味噌汁だけ運んで来る。最後に鰺の開きが焼き上がって、朝食の時間が始まるのでした。今日は銀行に行って通帳を記帳してこないと、火災保険の引き落としがあるはずなのに、先日はまだ引き落とされていなかったのです。駐車場から歩いて銀行まで行くのも散歩のうちなのです。

銀行のATMは9時からだとばかり思っていたら、時間前にもう中でお金をおろしている人がいたので、記帳の機械の前に立つ。ところがいざ記帳してみると、やはり火災保険料は下りていないのでした。家に帰って調べて見ないと判らない。前の家がなくなったので、向こうの家の火災保険は解約したのでしたが、もしかしたら5月末に引かれるのが、向こうの家の分だったのかも知れない。保険会社名が同じだから区別できなかったのでした。

釣り番組を30分ほど観て、同じチャンネルでドジャース戦が始まるので、厨房のテレビも点けて昼の支度を始めました。ところが、材料はすべて買ってきたのに、肝心の冷やし中華蕎麦を買うのを忘れてしまった。具材をみんな用意してから気が付いたので仕方がないから、沢山の具材にざるラーメンの汁をかけて胡麻味噌仕立てにして作ったのです。やはり味が薄いと女将にも言われたけれど、弁解する余地もなく、昼を食べ終わるのでした。

10時半からのドジャース戦は最後にホームラン3発で逆転されて、今日は負け試合。庭の野菜の様子を見て歩けば、胡瓜が一本大きくなっていたので収穫する。明日は雨だと言うけれど、今日の水遣りはしっかりとしておくのでした。今夜から雨が降り、明日は朝からどんどんと風も強くなって行くらしい。駐車場の野菜を植えたポットも土が入っているので、風で飛ばされると言うことはないだろうが、固めて隅に寄せておくのです。

フェンスに絡みついてしまった朝顔は、そのまま煉瓦で動かないようにして、東風だというので大丈夫だろうと思うのでした。ひと通り台風対策を終えて家に入ったら、左腕が随分と蚊に刺されていたのです。虫さされの薬を捜すけれど、どこに行ったか分からない。女将に聞いても分からないので、困ったと思っていたらカウンターの整理棚の引き出しに入っているのが見えた。女将もしまった記憶がなくて、何処かにあるはずだとばかり言う。


そんなこんなで夕方になって、亭主は4時を回ったので晩酌の用意をし始めるのです。白モツを二串解凍してグリルで焼きながら、ちくわに胡瓜を挟んで、コンビニで買って来たイカの鱈子和えを出す。一杯飲んでいたら、女将が雲呑揚げを作ってくれる。そして、夕方、採ったばかりのキュウリを切って味噌を付けて食べる。採ったばかりの胡瓜は香りも好くとても美味しいのです。最後に新鮮な鰯の蒲焼きが出てとても満足なのでした。

6月3日 水曜日 台風の直撃は免れたけれど…

未明から雨が激しく降っていました。心配なのもあったけれど3時半には目が覚めてしまって、テレビを点けて台風情報を見るのでした。まだ随分と遠いはずなのに、関東にまで影響が及ぶのだから、相当に強い台風なのでしょう。それでも、台風の進路が少し南にずれてきたので、佐倉は直撃を免れているらしい。大雨注意報だけで済んだのが不幸中の幸いなのです。今日は午前中は家にいてプールへも行かないつもりでいる亭主なのでした。

コーヒーを淹れて飲みながら新聞をめくるのはいつもと同じ。7時前になって女将が厨房に現れる前に、小鉢を盛り付けて魚焼き器を温め、お新香を切ってテーブルまで運んでおくのです。ご飯が炊きあがる頃に女将がやって来て魚を焼き、味噌汁を作る。亭主はご飯を茶碗に盛り付けてテーブルに運ぶ。今日はデザートの甘夏を出すのを忘れた。窓の外の雨の様子を見ながら、朝食を済ませて、亭主は寝室のベッドに入ってひと眠りするのでした。

台風は逸れたとは言え、雨は激しく降っていました。隣の街の八千代市で緊急避難情報が発せられたと、スマホが鳴り響く。ドジャース戦も始まって、亭主は厨房のテレビを点けて昼の支度を始めるのです。今日は涼しいからモヤシラーメンと餃子にすることにしました。冷蔵庫に残っていたキクラゲを入れて、少しでも残り物を減らそうと考えた。白湯スープも美味しいのだけれど、最近、ちょっと食傷気味なのです。雨はまだ降り続いている。

少し小振りになってきたので、女将のスポーツクラブは亭主が車で送って行くことにした。朝からの雨で通りにはあまり車も走っていなかったのです。3時前にまた女将を迎えにいかなくてはならないから、果たして、亭主が午後のプールに行く時間があるか。ドジャース戦は3時間以上も続いて、亭主は昼寝をする暇もなかった。午後の紅茶を飲んで、女将からの電話を待っている。今日、無理をしてプールに行かなくても明日行けば好いのです。

ドジャースは6対5で逃げ切って勝ったけれど、小振りになっていた雨はまた激しくなっていました。台風の連れた雨雲が通っているのでしょう。亭主は夜のおかずのカレーを作っておくのが仕事なのでした。ルクルーゼの鍋に人参、ジャガイモ、茄子、玉葱と鶏肉を入れて、30分ほど煮込んだらルーを入れる。出来上がってしばらくしたら女将から電話が入って、酷い雨の中を迎えに行くのでした。家の野菜類は被害がなくて好かったのです。

家の南側の庭に植えた野菜にも被害はなかった。北風だったのが幸いしたのだろう。4時前には雨が上がって、強い風に替わったのです。どうやら今度は西から風が吹いているらしく、再び降ってくる雨で、西の窓がびしょびしょなのでした。亭主が晩酌を始めていると、夕飯の支度のない女将が「もうご飯にしてしまおうかしら」と言ってカレーを温め始めた。大きな玉葱を入れたから、少し甘く水っぽくなったけれど、とても美味しかった。

6月4日 木曜日 台風一過でも空は晴れない…
夕べは9時台の寝しなに停電があって、家のセキュリティーランプが付いたので、ブレーカーを入れ直したら電気が点いた。ところが、しばらくしたらまた同じような事が起きたので、しばらく眠れなかったのです。警報ランプが点いて「電話回線が切れています」というようなアナウンスが流れるから、強風のせいなのかとも思ったけれど、他の家は電気が点いているから、どうやら我が家の内部の問題らしいのです。2時頃にやっと寝付いた。

遅く寝たのに目が覚めた時間はいつもと同じく5時半なのでした。雲間から陽の光が差して青空も覗いてはいたけれど、今日は曇りという予報なのです。プラゴミと埋め立てゴミの土を持って西の小径の階段を下りて、集積場まで二往復する。煙草が切れたのでコンビにまで車を走らせて買いに行く。いつものお姉さんが親切に対応してくれる。4日前の日曜日に三箱買ったから、今回は節煙したことになる。少しは気にしなければ身体にも悪い。

炊飯器の予約が夕べの停電で解除されてしまったけれど、早くから起きている亭主には、どうやって予約をし直したら好いのか判らない。仕方がないから7時40分前に炊飯のボタンを押して、手動で炊き始めるのでした。これは無事に炊きあがって、朝食の支度を始める。今朝は美味しくない鯖の焼き物と茄子焼きと納豆で、小鉢が二種類。新玉葱の味噌汁がとても美味しいのでした。食べ終えたら夕べの寝不足を取り戻そうとベッドに入る。


2時間近く眠ったら目が覚めて、時計をみればもう9時をとっくに過ぎているのでした。プールに行くには身体が目覚めていないので間に合わない。午後からでも行けばいいと思って、庭の野菜たちの様子を見て回るのです。駐車場の朝顔は亭主の思い描いていたとおりに、フェンスに絡みついている。茄子は沢山花ばかり咲くのだけれど、背丈が伸びないので実が大きくならない。トマトは実がなっているのだけれど、いつまでも綠のまま。

それでも昨日の台風の風に、大した被害も受けずに育ってはいる。南側の庭に回って小松菜の生育を観れば、びっしりと小さな芽が生えてきているのです。女将に言わせると味噌汁に入れられるくらいになったら、つまみ菜として間引くのだそうです。それからがいよいよ虫よけのシートを被せる時期なのでしょう。散歩がてら薬局の小母さんのところに行ってくると、家を出た女将が西の小径に立ち止まってこちらを見ているのでした。


10時40分になったら、大谷選手が先頭打者なので、居間の椅子に座ってテレビを観る。二回に2点を取ってリードしたら、もう11時になるので、カレーを温める。ご飯をチーンして、スープを作れば今日の昼食は完成です。三回にも3点取って5対0。大谷投手は危なげながらも、6回まで0点に抑えるのでした。昼ご飯を食べ終えて、少しベットで横になろうと寝室に入ったけれど野球の行方が気になって眠ることが出来ないのでした。

やっと試合が終わって7対0でドジャースが圧勝。女将のスポーツクラブの予約があったから、居間の部屋で甘夏を剥いてもらいながら、時間を待つのです。夜は何にしようかという話になって、亭主がプールの帰りに地階のスーパーに寄ってあれこれ買って来ることになる。らっきょう1kgと牛乳、うどんと魚類、蕎麦汁などなど、車に乗って中央通りを走れば、薄陽が差しているのでした。午後のプールは空いているから正解なのでした。

プールの帰りに地階のスーパーに寄って、女将に言われた品物を買って、亭主が昼飯用に必要な素材も買い、家に帰れば女将が待っていました。また、停電があったらしくセキュリティーのランプが点いている。停電はすぐに復旧したけれど、機器の不具合ランプは点いたままで、セキュリティー会社に電話をすれば、沢山の連絡を受けているとのこと。夕飯が済んだ頃に向こうから電話があり、ルターをリセットして欲しいと言うので電源を切る。

少し経ってまた電源を入れれば、警告ランプも消えたのです。しかし問題はどうしてこんなにしょっちゅう停電があるのかということで、セキュリティー会社では理由がわからないのだとか。台風の影響で東電が何か作業をしているとしか考えられないのです。だとしたら、その内容は東電のHPにでも載っているのか。女将と二人で夕食の食卓に向かい、亭主は晩酌の肴に串焼きと雲呑揚げを用意して、枝豆まで付けて、晩のおかずは茄子とピーマンの味噌炒めなのでした。今日もこれで終わりになるのです。
6月5日 金曜日 今朝はいつになく涼しい朝なのでした…

夕べは9時半には床に就いたのに、何故か4時間ほどでもう目が覚めてしまいました。雨戸も閉めずに寝ていたので、部屋が冷えてきたからなのでしょう。かといってコーヒーを淹れて飲むほどの気力はなく、トイレに行ったら水を飲んで居間の椅子に座ったのです。テレビを点けても面白い番組をやっているわけでもなく、煙草を一服してぼうっとした頭でまた寝室に戻るのでした。次に目覚めたのはもう7時を過ぎていました。暗い朝なのです。

寝ぼけ眼で朝食を食べ終え、今日は昼前にプールに行かなければと、顔を洗って髭を剃り、着替えを済ますのでした。梅雨に入ったようなどんよりとした曇り空で、気温も20℃もない涼しい陽気なのです。金曜日だからかプールはいつもより空いていて、200mを泳ぐのに10分もかからなかった。それでも15分でプールを出て、今日はどこにも寄らずに家に帰る。ドジャース戦が10時半過ぎから始まるのです。厨房のテレビを点けて昼の支度。

涼しいからと今日は天麩羅を揚げて、うどんを温かい汁で食べようということになる。茄子と生椎茸、ピーマンに海老の天麩羅は、袋を開けたばかりの天ぷら粉で揚げたからか、いつもよりカリッと揚げられたのです。ドジャースは幸先好く先制点を取って女将は昼過ぎにスポーツクラブに出掛けていく。寝室のベットに寝転んでテレビを観ていたら、なんとピッチャーが替わって8回に同点にされ、9回にはさよならホームランを打たれてしまう。

結局、今日は昼寝が出来ずに、試合に負けたので気分が悪い。気分転換に庭に出て、紫陽花の花が咲き始めていたから、そろそろ梅雨に入るのだと実感する。そう思えば今日の曇り空も嫌でなくなるけれど、台風の後、青空が見られなかったのが心残りなのでした。次に晴れる時にはもう真夏の陽射しなのかと思うと、月日の経つのがあまりにも早いと感じるのです。午後は昔懐かしい007の映画でも観てゆっくりとしようかと思うのです。

ベッドに横になりながら007の映画を観ていたら、何時の間にか眠ってしまったらしく、物音がするので目を覚ましたら、女将が帰ってきたらしい。30分ほどの昼寝なのでした。外は寒くて散歩に出掛ける気にもならずに、駐車場の雑草に枯れ葉剤を撒いたり、西の小径を歩いて南の庭の野菜の様子を見たり、ちょこちょこと歩き回ったのです。夜はししゃもと野菜炒めにすると言うから、亭主は晩酌の肴に白モツとカシラの串焼きを焼くとしよう。

夕刻になって水泳の日本選手権をテレビでやっていました。昔観ていたときよりも、ワクワクしなくなったのが寂しいけれど、女将も子ども達をスイミングに連れて行った日々を思い出しているらしい。串焼きを焼いたらまずは一杯飲んで、女将がワンタン揚げを作ってくれてまた一杯。ご飯の炊きあがる前に、亭主が厨房に入って肉野菜炒めを作れば、炊きあがったご飯を持って女将が夕食の食卓に着く。今日もこれで終わりかと思うと寂しい。


6月6日 土曜日 今日も朝から涼しすぎる…
夕べは9時半過ぎに床に就いて、今朝の4時まで眠ったから、睡眠は足りているはずなのに、まだ眠り足りないような気がしたのです。寒いので暖房を入れて、コーヒーを淹れて飲みながら新聞を見て、一時間ほどしたらまた眠くなったので床に戻る。寝室も暖房を入れておいたので、暖かくなったらすぐに眠りに落ちたのでした。1時間ほど眠ったら、食事の支度を手伝わなければと厨房に行ったけれど、まだ女将は起きてきていなかった。

冷蔵庫の中には小鉢に盛り付けるものは、茹でた小松菜しかなかった。昨日の残り物のカレーと茄子の天麩羅を温めて、納豆を出しておくのでした。ししゃもが焼き上がってご飯をチーンしたら、味噌汁をよそってもらいテーブルまで運ぶ。残り物でも美味しくご飯を食べられた。今日は肉でも買ってこないといけないから、午前中にプールに出掛けようと考える亭主。昼は寒いから暖かいラーメンにでもすれば好いと思うのでした。

プールへ行く時間を待って、車に乗り込んでみずき通りを走れば、風は涼しく爽やかな陽気なのでした。それでも亭主は半袖のポロシャツの上に薄手のジャージの上着を着込んで、プールへと向かう。空は青空が見えて、雲の合間から陽射しが見えている。昨日よりは気温も上がっているようなのです。プールはいつもよりは空いていて、子ども達の水泳教室がコースの半分を占領していた。ひとコース3人でゆっくりと20分間泳ぐのでした。

早めにプールを出て地階のスーパーで買い物をして帰る。女将に言われた肉とらっきょうだけは忘れずに最初に籠に入れる。長葱とモヤシと糸コンだけは、亭主の考えで今日の夜のための食材として買って帰るのです。ドジャース戦は11時過ぎからだったから、時間には余裕があったので助かった。冷蔵庫からキャベツやピーマン、人参を取り出して、まな板の上で刻んで行く。久し振りのソース焼きそばだったから美味しく食べられたのです。

食事が終わってもドジャース戦は相変わらず0対0のままで、居間の椅子に座って30分観たら、疲れてしまって寝室のベッドで30分観るという具合なのでした。9回の表までこのままの状態で、その裏、フリーマンの逆転さよならホームランで試合は終わったのです。大きな拍手をして亭主は喜び、女将に散歩に行ってくると言って、家を出るのでした。外は陽射しが強くもう夏の暑さで、青空が広がり、半袖でもジリジリと暑いのです。


家の駐車場のビオウヤナギが次々と可憐な花を咲かせている。長いだらだら坂を下って、公園の手前まで行けば、今日は調整池を回って帰ろうという気になるのでした。沢山の木々が青々と生い茂って、涼しそうな木陰が出来ていました。暑すぎるからか子ども達の姿も見えない。そのまま住宅街を真っ直ぐに進めば、調整池の見えるネットの中央通りに出るのです。時折、自転車で通る人以外は、人の姿も見えないほど暑い午後なのでした。

お袋様の住む五番町のマンションまで来れば、後は坂道を登るだけ。ゆっくりと歩道を通って昇って行くにはかなり時間がかかった。最近はあまり歩いていないからか足の具合が悪い。少しずつ休みながら汗をかきながら昇って行けば、何台もの車とすれ違うのでした。マンションの敷地を抜けると、狭いバス通りになるので走ってくる車に要注意なのです。歩き損ねてよろめいたりすれば、車に接触してしまうから、ちょっと真剣に歩くのでした。


長い坂道を登り切ったら、もうお隣のお花畑の土地になる。我が家は正面に見えて、駐車場に停めてある私の白い車が見える。天気予報とは違って今日は午後からずっと晴れていたから、女将はもっと沢山洗濯をするのだったと悔やんでいた。今日の歩いた歩数はやっと4000歩を越えて、また目標の歩数が見えるようになったのです。明日は朝からまた曇りという予報だけれど、これも判らないのです。気温も今日とあまり違わないらしい。

4時を過ぎて亭主は晩酌の支度を始める。冷蔵庫には余り物が残っていないから、ベーコンの残りとキムチの残りを小皿に盛り付けて、晩酌の肴にしたのです。テレビは何も面白い物をやっていない。5時を過ぎたら女将が厨房に入って、豚肉のすき焼きを作り始めた。亭主は枝豆をチーンして野菜不足を補うのでした。買って来たばかりの豚肉はやはりとても柔らかで食べやすかったのです。最後の日本酒もなかなかの味わいなのでした。

6月7日 日曜日 朝から薄ら寒くて今日は曇り空…

夕べは11時に床に就いたのに、今朝は6時半まで眠ったのでした。ぐっすりと眠れたのが嬉しかったけれど、やはり涼しかったからだろうか。コーヒーを淹れて飲んだらもう朝食の支度の時間なのでした。冷蔵庫を開けて小鉢に盛り付けるものがないと、捜していたら女将が「小鉢に盛る物は何もないから、今ナス焼きを作るから」と言って味噌汁を作っていたのです。キュウリのお新香が出たのでテーブルに運んでおくのでした。

隣のお花畑は咲き終えた花を皆刈り取ってしまったので、綺麗になったのは好いけれど、最近は沢山の鳩が集まって地面を突いているのです。花の種がこぼれてそれを啄んでいるのだろうか。ご飯も炊けて味噌汁と共にテーブルに運べば、焼いた鮭とナス焼きの皿が出来上がったので、これもまたテーブルまで亭主が運ぶのです。今日のドジャース戦は11時すぎからの開始だから、お袋様との買い物を終えて帰って来た頃に、ちょうど好い時間。

朝食はナス焼きや鮭が大好きな亭主にとっては、もうそれだけで十分なおかずなのです。駐車場のビオウヤナギが昨日よりも花の数が増えたと思っていたら、昨日は蕾だったのがどんどんと咲き始めているのでした。美味しく朝食を食べ終えた亭主は、洗面と着替えを済ませて、居間の椅子に座ってスマホを取り出し、Googleの忘れてしまったログインパスワードを入力してみるのです。これが判らないと、LINEも復活できないし、困るのです。

お袋様に電話をして女将と二人で迎えに行く。隣町のスーパーは日曜日とあってけっこう混んでいました。女将の作った買い物メモに従って、レジの混まないうちにと手分けして食材を籠に入れていく。今日は昼をスパゲッティーにするつもりだったから、トンカツを買って帰るのでした。お袋様もトイレと台所の修理をしたとかで、快適な生活を取り戻したと言う。10時前に家に帰れば、ドジャース戦の始まるまでに、昼の支度を始めるのでした。

今日のスパゲッティーはソースを新しいものに替えたのだけれど、このカルボナーラソースはチーズの香りもしないしただ塩辛いだけで、女将も美味しくないと言うのでした。ミートソースのソースもそうだけれど、いろいろ試してきて辿り着いたいつものソースがやはり美味しいのだと再認識するのでした。ドジャース戦は初回の裏に9点も取る一方的な試合で、大谷選手のホームランも観られて好かったけれど、その後が観ていて楽しくない。

贅沢なもので、最初から波乱のない試合は退屈なのでした。打者が一巡して、次の会に入る前に寝室に行って、小さなテレビを点けながらベッドに横になる。それでもなかなか終わりそうもないので、亭主は今日2杯目のコーヒーを飲んで目を覚ますのでした。向かいのさつま芋農園では日曜日だから苗の植え付け体験をするらしく、大勢の子供づれの家族が集まっていました。昼はバーベキューで済ませるらしく、皆さん楽しそうなのです。

ドジャース戦は山本投手が8回まで投げ切り、9回の表に替わった投手がホームランを打たれるけれど、9対2で勝利するのでした。2時間半の試合なのでした。女将は美容院に出掛けるからと、亭主にスマホを残してスポーツクラブの予約を頼んでいきました。タイマーを10分前にセットして、女将の残したメモを頼りに予約を済ませる。今日は酒を買いに出掛けなければらないので、亭主の午後の外出はそれで終わりになるのです。


とうとう午後の昼寝もしないまま、亭主は夕刻の晩酌の時間を迎えました。今日の嬉しかったことは、駐車場に置いたポットの野菜が、皆、大きくなっていたことでした。ミニトマトも一つだけ赤く色づいて、後は時間の問題なのです。関東地方もいよいよ梅雨に入ったと言うから、涼しい日が続くのでしょう。ハラミの串焼きを焼いて、ワンタン揚げを作ってもらい、一杯飲み終えたら、鰯の蒲焼き丼が野菜と共に出て来たから、美味しかった。
6月29日 月曜日 朝からの雨でやはり梅雨…

今朝は4時半に目覚めました。夕べは10時過ぎに床に就いたから、いつもと同じくらいは眠っているのでした。まだ眠っていたかったけれど、今日はドジャース戦が5時から始まるので、厨房に行ってコーヒーを沸かすのです。試合開始の5時10分までにブラインドを上げ、新聞を取りに玄関を出る。梅雨に入ったばかりだというのに、もう朝から雨なのでした。小雨のうちに燃やせるゴミを集積場に持って行く。南の庭の野菜は元気なのでした。

帰り道にキンモクセイの枝に蜘蛛の巣が張って、雨粒が綺麗に数珠のように繋がっていたから、珍しくて写真を撮っておいたのです。しかも二つも蜘蛛の巣があって、肝心の蜘蛛は何処にいるのか見当たらない。昨日の夜の間に時間をかけて蜘蛛の巣を張ったのだろうか。それが本能とはいえ、それにしても大変な労作なのです。自然の営みを間近に見ながら、家の中ではないから、しばらくはこのままにしておこうかと思うのです。

ドジャース戦は2回に2点を取られて、3回に1点取り戻したのけれど、4回5回と2点ずつ取られ、6回に4点取り返したから、これは結構、面白い勝負だと思って観ていたのです。朝食を食べながらも、試合の様子を観ていたのですが、食事を終えて観るのに疲れたから、寝室のテレビを点けて横になって観てたら、ウトウトとしてワーッという完成で目が覚めたのです。7回のエンゼルスの攻撃で一挙に6点も取られて結局負けてしまう。

先発投手が2回で替わるという異例の不調で、継投の投手達も次々と打たれるという悪夢のような試合なのでした。気を取り直して2杯目のコーヒーを飲んで、プールに出掛ける支度をする亭主。雨の日でも沢山の老人達がプールに集まっているのでした。前を行くゆっくりのお年寄りがターンしてくる前に、途中で引き返したりして泳ぎ続けて、15分ほど泳いだら今日は終わりにするのでした。雨はシトシトと降り続けているのです。

家に帰ってひと休みしたら、厨房に入って昼の食材を調理台に並べ、鍋に水を張って火を点けたら、中華鍋を取り出して、挽肉とモヤシを炒め始める。10分もかからない時間でモヤシラーメンが出来上がるのでした。気温は低くても湿度が高いから、額に汗をかいてティッシュで鼻をかむ。今日は餃子も焼かないで、ラーメンだけでお腹が一杯になってしまう。食後のお茶をもらって女将がスポーツクラブに出掛ける支度をするのを見守る。

雨は降り続けているから、当然、亭主が車で送っていくと思っていたのに、なかなか支度をしないから「雨が降っているのだから送って行くよ」と言えば、素直に車に乗るのでした。折りたたみの傘が壊れていたので「買うしかないでしょ」と言ってやる。少しの雨なら歩いて行きたいと思っていたようなのです。午前中の道を再び走って、みずき通りの坂道を登って家に帰って来た。ごごは本格的に昼寝をしたいところなのです。

ところが野球を観ながらうたた寝をしたからか、眠れないので女将が帰ってきたので近所の散歩に出掛けるのでした。雨は上がって道路もすっかり乾いていました。向かいのサツマイモ畑は、昨日のイベントで苗を植えた場所を示すためにか、いくつも案山子が立っていた。随分と広い芋畑なのです。このほかの場所にも畑があるそうだから、かなり大々的にやっているらしい。この時期、朝も早くから夕方まで忙しそうに人が働くのを見かける。


散歩から帰ればもう晩酌の時間だから、亭主は厨房に入って串焼きの準備をする。女将は肉じゃがを作ってくれている。串焼きを食べて焼酎の炭酸割りで一杯やっていたら、女将が雲呑揚げを作って出してくれた。続けて肉じゃがが登場。久し振りだから、とても美味しいと感じるのでした。女将は肉じゃがとご飯で夕食を食べるのです。明日はスポーツクラブが定休日だから、銀行へ行ってお金をおろし、酒の肴でも買ってこようか。


6月9日 火曜日 梅雨らしい天気で朝から細かな雨が降る…

一日寝起きの時間がずれると、翌日にも影響を残すのは、仕方のないことだけれど、昨日のドジャース戦で早くから起き出したのは、やはり今日にも影響が残ったのです。10時過ぎに床に就いて2時前に目覚め、再び眠ったのは4時。今朝は女将に起こされて、7時過ぎに食卓に就く亭主なのでした。冷蔵庫に小鉢に盛る野菜があったのに、女将一人では面倒だったのか、昨日作った肉じゃがと出汁焼き卵の他に、納豆しか食卓に出なかったのです。

起きたばかりの亭主には、肉じゃがと卵だけで十分で、納豆までは手を付けられなかった。食後のお茶をもらってひと休みすれば、もう眠くなるからベッドに横になって1時間ほど眠ったのです。やっと頭がすっきりとして、時計を見ればもう9時過ぎなのでした。女将が洗濯物を軒下のある亭主の書斎の外に干していたから、まだ朝の雨は止んでいないようなのです。やっと女将が午前中の散歩に出掛けたのは10時過ぎなのでした。


10時半になったので、亭主は厨房に入って昼飯の支度をする。暑いのだか寒いのだか判らない今日の陽気だから、麺類を温かい汁で食べるのもどうかと思ったので、久し振りにカレー炒飯を作ることにして、人参や玉葱を刻むのでした。綠色が欲しかったので、駐車場のポットから尼唐辛子とピーマンを取ってきて、肉を刻んで女将の帰るのを待った。味つけは塩と醤油にカレー粉を入れて、クノールのジャガイモスープを作って食べたのです。

久し振りだったので、カレー炒飯も美味しいのです。午後は何をしようかと考えても、買い物に行けばまたお金を使ってしまうので、近所の散歩にでも出掛けようと家を出るのでした。雨は上がっていたので、お袋様の住むマンションを下って調整池を回ってこようかと思ったのですが、お袋様がトイレと流しを改装したと言うので、見に行こうと電話をする。昼を食べ終えたばかりで家にいたから、階段を昇って家の中に入れてもらうのでした。

大きなテレビを点けっぱなしでいたので、見れば画面の上の方が暗くなっている。「テレビがおかしいよ」と言うのだけれど、あまり感じないと言うのでした。白内障の手術をして視力は亭主よりも好いはずなのに、明暗の差が感じられないらしいので、「電気屋に見てもらった方が好いよ」と言っておく。今週末の伯母の三回忌に「御霊前」の袋に包めば好いのかと言うので、「御仏前でしょう」と言ってやるのでした。年を取って少し呆けたのか。


そういう自分も三回忌の時間が不確かだったので、弟に電話をして確かめるのでした。お袋様の様子も話したら、テレビは替えないと駄目だと言われたのです。久し振り行ったお袋様の家も、壁紙や天井がだいぶ古くなってひび割れていたので、早い時期に修理した方が好いと言って帰ってきたのでした。リフォームをしてもやはり10年ちょっとで駄目になってくるのです。金はかかるけれど、メンテナンスをして気持ちよく暮らして欲しいもの。
